最近の・・・・

最近の若いモンは・・・・って台詞はいつの時代にも言われては、嫌がられるものですが・・・・

先日の三連休。
長男君の公式戦に、キャンプに長女のピアノのオーディション、末っ子ちゃんの授賞式と、まあ盛りだくさん。
いろいろ体験してお話したいこともこれまた盛りだくさんにあるのですが、まず、授賞式で前述の台詞をつぶやきたくなったのです。
県民文化センターでそれはそれは厳かに賞状授与式が延々と1時間半。
大きな舞台の上で、一人ずつに手渡ししてくださるのはとてもありがたいことですが、キャンプ明けの私たちにはつい睡魔が・・・・
受賞者と参加者は別々のところに座っているのですが、末っ子ちゃんの可愛い頭があまりにもじっとしているので、きっとあれは寝ているだろう・・・と。
末っ子ちゃんは末っ子ちゃんで、「母さん寝とったじゃろ~。ボクが後見たら目つむっとったもん。」
ハハハ、不謹慎ですみません。
で、授賞式で感じたんですけど、最近の子ども達は「気をつけ」ができないんです。
賞状は横向きで受け取ってますけど、その後舞台の上で正面を向いて、しばらくその部門の人の授与が終わるまで待っているんです。
その時、まぁ見事に皆さん両足を広げて、ぼ~っとつったってるんですよ。
もちろんちゃんと出来ている人もいましたけどね。
学年が下がれば下がるほど、でも中学生であっても、ピシッとまっすぐ立っていられない人の多いこと!
さすがに大人の人はね、書道をたしなむような人たちですし、きちんとしてらっしゃいましたよ。
長寿賞というものもあって、おそらく80後半くらいであろうと思われる、おばあちゃまもいらっしゃいましたけど、
そういう人ほど、歩く足元はおぼつかないし、腰も少し曲がっておられるけれど、頂く姿勢、お辞儀をされるしぐさが、とてもきれい。
でね、賞とは頂くものじゃないですか。
でもね、ま、初めてのことでもある人もいるからなんでしょうけど、トロフィーを上からつかむようにして片手で受け取る子がいるんです。
あちゃ~、わが子はどうするかしらとドキドキしてましたけど、ちゃんと下から受け取っていました。が、やっぱり足を広げて立っているので
閉じろ閉じろと念じてましたら、しばらくして思い直したように、ピチッと閉じまして、並んでいる低学年中でただ一人、ちゃんと両足を揃えて写真におさまってくれたのでホッ。
なんなんでしょうね。
教えてくれる人や注意できる人がいなくなったのか、人様に安易に何かを言えないような社会情勢になりつつあるのもあるでしょうし、
最近の子は、と嘆くより最近の子はなんだか可哀想だなぁ、と思えるのでした。

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