いつの間にやら父と娘との間で結ばれていた約束。 ずいぶん引き延ばされ続けていたその約束の品、ipodを買うために、大手家電屋さんへ。 母はそういうのにとっても疎いので、イチから説明を受けました。 買ってほしい買って欲しいと騒いでいた娘も、何のことはない、よくわかっていなかったらしく、娘も静かに聞いておりました。 「みんな持っているもん!」、のみんなも、やっぱりよく聞くと、必殺進んでいるグループの一部の進んでいる人達だけみたいで 「ipodはどんな時でもところでも、一人の世界に入り込んでしまうから、あんまりよくないと思う。」 なんて意見が父さんの口から今更出てきて 母は何でそんなにたやすく口約束を結んだのよ~、と、ちょっとちょっと~って思いながらも でも音楽やタレントやいろんなジャンルに興味を持ち出すのは、ごく自然な流れだし、 ステレオやラジカセを持っているわけでもないし、 車でいつも流れてくるのは、昭和な世代の歌が主だし^^; 誕生日もクリスマスも親の好みのものしか与えていないので、 一つぐらい今どきのものがあってもいいかな、と買いには行ったのですが、結局あれこれ説明や、他社のものとか今後の新商品の話を聞いているうちに、 「今すぐじゃなくていい。またにする。」 ということで結局今回は見送りました。 カセットでガッシャン!じゃないんですものね^^; 赤いダブルラジカセを買ってもらったときのあのうれしさと、今どきの子がipodを買ってもらえたときのうれしさは、 やっぱり同じなんでしょうか。ちょっと違うのでしょうか。 形状が小さくて軽くなった分、想いも小さく軽くなっていなければいいなぁ、と思うのでした。 でも今回買いに行くこと自体もずいぶん待たされたにもかかわらず、見送ることができた娘に、ちょっとヨシヨシしてやりたい母でした。 待って悩んで待って悩んで、そうやってようやく手に入れた喜びを味わえる娘は、きっと幸せになれると、何の根拠もないですけど、母はそう思うのです^^