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10月, 2005の投稿を表示しています

着々と

新カタログに向けて、商品もカタログ内容も、着々と形が見え始めてきました。 インナーもですが、ぜひとも用意したかった汗対策用の汗取りパットのほうも、何とか提案できそうです! 寒さ対策の防寒ベストも、更に改良したスゴイものが早ければ今回・・・・イエ次回に・・・・? リフィン発売から1年が経過したということで、更なるきめ細かいアフターケア、例えばお手入れや洗濯の仕方、ほつれなどのお直しや、サイズ直し。 そういったことも、わかりやすくお伝えしたいと考えています。 フルオーダーによる、よりその方にあった服作りもできる体制が整っています。 もう少し気安く注文できる、セミオーダーにももちろん対応できます。 そのあたりをカタログで如何にわかりやすく、しかも美しく伝えることができるか、そこを大日本印刷さんと一緒にこれから煮詰めていくところです。 やはりリフィンの一番大切にしたい「礼節感」 そこは常に意識して、カタログ作りをしていかなくてはいけません。 もちろん商品も。 今週は「幼稚園に行こう」週間で参観が続いたり、病院通いで少々時間を取られすぎてしまったので、宿題を抱えての週末になってしまいました。 来週も忙しくなりそうです!

顎が

昨夜壁に向って逆立ちの練習をしていた娘。 あまりにもへなちょこな格好に、ついちょっと口をはさんでしまいました。 「そんなんじゃダメよ、もっと、思いきり蹴らなきゃ!」 足を持ってやろうと体制をとろうとしていたそこへ、母に火をつけられた娘の思いっきりの足が 顎を下から直撃!!! 久々に星が飛びました。痛いこと痛いこと。声も出ません。 というわけで、私は今左の奥の歯の噛み合わせがおかしくなっています。 見た目は腫れているわけではないし、何もしなければ特に支障はないのですが、歯をかみ合わせると痛くて、食べ物がうまくたべられないのです。 歯が悪いと、ご飯がおいしくないという話をよく聞きますが、本当ですよ。 入院中の義母が「入れ歯が痛いけぇほしゅうないないんよー。」 (欲しくないの意) と言うのを、「でも食べんといつまでも治らんよ。」 と励ましていましたが、自分もそうなってはじめてその気持ちが本当に理解できました。 あらゆることにおいて、そのことを体験、体感しないことには相手の気持ちにはなかなか入っていって寄り添うことが出来ませんね。 放っておけば治るかとも思いましたが、明日病院へ行ってみます。 うずくまっている私にどしたん、大丈夫?と寄ってきてくれた二人の息子。 どういっていいか分からずに、布団にもぐりこんで鼻をすすっていた娘。 みんな、いいこだね。

ネット通販

日系MJによると、16歳から59歳まで1005人のうちほぼ9割の人がパソコンや携帯電話を使ってネット通販を利用したことがあるそうです。 とはいえ、このリサーチはインターネット上で募集したものなので、パソコンを使わない人たちは含まれていないわけで、インターネットを頻繁に利用する人の中の数値であるといえます。 ですから、そこを差し引いて考えなくてはならない数字だとは思いますが、それにしてもネットで買い物は確実に浸透していっていますよね。 かくいう私は先週初めて、ネットで買い物をしました。 買ったのは「アパレル・日中韓英対訳ワードブック」という本です。 中国からアパレル用語の最近の辞書が欲しいと頼まれて色々検索し、探し当てて手に入れたのがこの一冊。 なるほど、便利だなぁ、と実感! 本屋に行って、こんな本が欲しいんですけど、と頼んで探してもらって在庫確認をして住所を教えて、また取りに来て・・・・ という手間と時間を考えると、あっという間。 注文するとすぐに確認のメールも来るし、出荷のお知らせも来るし、翌々日にはちゃんと手元に届きました。 一度経験するまでは、なんとなく不安がありましたが今ではな~んだ、という感じです。 主人はネットオークションをよく利用しているようですが、やはり一度経験すると病みつき!?になるのでしょうね。 リフィンもゆくゆくはネットで検索して注文が受け付けられるような方向は考えていっていますが、時代の流れは本当に早い!! カタログの紙という媒体からネットへの移行は思っているより早くくるのでしょうか。 それとも・・・・

母さんが決めて

「○○くんがさ、ぼくと遊びたいんだって!」 長男が嬉しそうに言ってきました。 「誰か遊びたい人はいないの?」 「う~ん、だれでもいいけど。」 「せっかくの休みなんだから誰か誘ったら。」 「じゃ、母さんが決めて。」 「何でよ、あんたの友達でしょうが!」 という会話を何度したことでしょう。 なんと自主性のない! 自分の意志はないのかしら、この人は友達がいないのかしら、なんて心配もしてしまいましたが、今日初めて自分から名前を挙げて、いつだったら遊べるかなぁ。と聞いてきました。 とはいえ、学校が名簿も作らなくなってしまった昨今の現状では連絡をつけるのも一苦労。 しかもイマドキの子どもたちは何かとスケジュールが詰まっていて、時間が合わないんですよね。 子供同士が遊ぶのに、親がいちいち連絡を取り合うっていうのも、なんだかなぁ・・・ という気もしないではありませんが。 ま、2回目からは少しずつ本人たち同士で約束が出来るようにしていけばよいことで、とりあえず初めてのことですので、何とか連絡を取って遊ぶ時を設けてやりたいと思っています。 そのせいか、なんだか今日は宿題もさっさと機嫌よく済ませておりました。 でもこうしてみると、結局親の都合で遊べる日にちも限られるわけですし、そこのお家も親がいいよ、というか言わないか・・・ 彼の言う「母さんが決めて」は自主性がない「決めて」だけではないんですよね。 と、今気がつきました。反省。

新カタログ検討会

新しいカタログ作りのために着々と準備が進んでおります。 新商品のジャケットも来週中には出来上がってきます。 ジャケットはこれからまだ修正等が必要になるとは思いますが、ブラウスは今日最終的な決め込みがほぼ出来ました。 あとはもう少しボタンを検討してみる予定です。 ボタン一つで大きく雰囲気が変わってきますし、ボタンの大きさの1ミリ、2ミリの違いや、ボタン穴の位置などで、襟元のおさまり具合なども変わってくるのです。 パンツは今までのリフィンのサイズ展開とは変えるような方向で作っていますので、今までよりも、より様々な体型の方をカバーしていけて、それでいてカッコイイパンツになるはずです。 先々週、工場の人たちに協力してもらって採寸したお話をしましたが、やはり最近のパンツもスカートも腰ではくものがほとんどですし、ウエストは確実に若い人も含めて大きくなっていっています。 改めて自分のサイズを測ることなどめったに無いですよね。 自分は9号が着れているし、細くはないけれども、まあそこそこ・・・かな と思っていても意外とあるのがウエスト。 反対にヒップは案外ウエストの割りには小さかったりして・・・ 歳を取ると下にどんどん下がるというか、流れていってここからがモモでここからお尻、という境目がわからなくなっていくんですよね。 スミマセン、リアルというかあまり嬉しくない話題ですね。 そんなこんなをリアルタイムに実感している者たちの集まりでもある私たちが、一生懸命考え、製作中です。 どうぞ楽しみに待っていてください!

インナー

企画開発室でインナーの着用テストを募集しましたが、その後・・・ レースが下着っぽい、というご指摘が気にかかり、あちこちお店屋さんを覗きました。 冬でもレースのいっぱいついたキャミソールは健在で、(特に東京は色々とたくさんありましたよ!)見せるということが前提ですが、お店の方も下着のレースと一緒ですよ、とのこと。 レースでも素材がポリエステルだったりレーヨンだったり、ポリウレタンが入った伸びるものだったり、模様も色も、もういっぱいです。 あるお店の方は、下着に見えるかおしゃれに見えるかは、着る人の着方の問題ですよ、と。 「ちゃんと他のところも身だしなみや、おしゃれに気を配っている人が着ていれば、下着っぽくないし、なんとなくだらしない人がだらしな~く着ていれば下着みたいに見えちゃうんじゃないかなぁ。」 と話してくださいました。 で、レースは見る人や、着る人の感覚の差で○か×か分かれてくるので、次回の試作品はレース使いのものと、レースを使わずサテンのような生地ですっきりとくるんで縁取るものを作ってみることにしました。 レースもできるだけ上品なものを使いたいと思います。 レースにはレースの良さがやはりありますし、華やかさも演出できます。 でも首にスカーフなどを巻くのであれば、何もないほうがリフィンの提案するスカーフ使いが引き立つかしら、と思ってみています。 新しいカタログ製作と重なって、少々遅れ気味ですが、何とか来月中のどこかでは公開したいと思います。 もうしばらくお待ちくださいね。 また、皆さんのお声を募集することもあるかと思います。 どうぞそのときは、どんどん声をお寄せくださいませ!

匂いの力

なんとなく懐かしさを感じるたたずまいのお家には、必ずといっていいほど金木犀か南天の木が植えてあります。 浅草界隈を歩いているとあちこちで金木犀の香りが漂っていました。 匂いが記憶を呼ぶ現象を「プルースト効果」と呼ぶと、とある新聞のコラムに書いてありました。 名前の由来はフランスの文豪の大作「失われた時を求めて」だそうです。 私は残念ながらさわりだけで、結局読んではいないのですが、主人公が紅茶で湿らせたマドレーヌを口にした途端に、まるでページを操るように過去の自分をとい戻した、というくだりがあるそうです。 私にとってのこの時期の「プルースト効果」はみかん。 もう黄色く色付いたみかんが出回り始めたようですが、少し前までは早生のまだ青いみかんでしたよね。 あのまだ固くて、中の袋の皮も厚くて、すごくおいしいとはいえないけれど9月中ごろから10月にかけてのあのみかんを剥いた時のすっぱい匂い! あの匂いを嗅ぐと、運動会の風景が浮かんでくるのです。 白地に何年度卒業生と書かれ、ロープを鉄杭に巻いて地面に埋め込んだテントに、端が生徒がむしってほつれかけているござの敷物。 その中で家族や親戚が輪になってお弁当を囲み、どこからともなく漂ってくるのがこのみかんのすっぱい香り。 値段も高くて、まだ甘くもないこの時期だけど、運動会のためにちょっぴり奮発して、手軽に食べられるみかんを買い求める、あちこちのお母さんやおばあちゃんの姿が見えてくるのです。 我家がいつもみかんを買っていたわけではありません。 ただなんとなく私にはこの時期のみかんの匂いは、日本中のお母さんの忙しそうでいて、なんだか嬉しそうな姿が見えてくるのです。 皆さんにもきっとありますよね、「プルースト効果」

展示会の続き

昨日の展示会のお話を・・・ 鍵屋・北典社様のグループ会社、スィーズコーポレーションのセレモニーレディーの方がリフィンを着てくださっています。 今回の展示会では、宗派別にブースが分かれており、そこでの衣装の提案もされておりました。 リフィンからは4種類のジャケットとスカート、そして小物を提供させていただきました。 こちらのセレモニーレディーには13号以上の方はなることができないとか! 「5号サイズが欲しいんです。この頃の若い人は背も高くて細いから!」 と常務の女性の方。 皆さん髪もきっちりと後ろでまとめられて、とても知的な感じがしました。 普段から人に見られている、という意識をお持ちですからお客様がいらっしゃらないブースの所でも、きれいな姿勢で立っておられましたし、写真にも気持ちよく応じてくださいました。 あいにくの雨でしたが、足元の悪さへの気の配り方、やわらかい物腰、丁寧な言葉遣いで、気持ちよくお話させていただきながら過ごすことが出来ました。 こんな人がお嫁さんだったらいいだろうなぁ!? 「みなさん、何か新しいことを取り入れて、他社さんとの差別化を図りたいと模索されていらっしゃいます。」 と話されていましたが、 「一番大切なのはそこに真心があるかということです」 ときっぱりとおっしゃられた常務様の姿は頼もしさと自信で、輝いていらっしゃいました。 そんな素敵な女性の方々が、リフィンを着ることで更に気持ちよく仕事ができるよう、輝きを増すお手伝いが出来るよう、頑張らなくては! 皆様、いろいろなお話を聞かせて下さいまして、本当にありがとうございました。ますますのご活躍をお祈りしております!

展示会

東京の浅草で鍵屋・北典社様の展示会がありました。 そちらのグループ会社のセレモニーレディーの方がリフィンを着てくださっておられます。 今回の展示会で、いろいろな提案をする中で服装のことも提案したいということでリフィンのほうにお声を掛けていただきました。 日帰り東京で何とか日付けが変わる前には帰ってきましたが、食卓には今朝の残りのハムが一枚お皿の上で丸くなって干からびておりました。 もう一皿はきれいに上の部分だけ食べたメロンパン。 夕飯の食器はきれいに片付けられていたのに、なぜこの二皿だけ・・・ でもここまでしてもらえているのですから、ありがたいことです。 というわけで、諸々の家事がもう少々ありますので展示会のお話はまた明日ゆっくりと。 おやすみなさい。

お花のある暮らし

先週娘の出演したコンサートで、たくさんのお花を頂きました。 そのおかげで、この一週間はお花に囲まれて過ごすことができました。 玄関に、我家で一番大きな花瓶に活けた花を置き、食卓、子ども部屋、そしてお手洗いにもそれぞれ飾りました。 一番優しい色のお花はピアノの部屋に。 この花を見れば、あの時の嬉しかった気持ち、達成感、そういったものを思い出してくれるかなあ。なんて思いながら飾りました。 とかいいながら、実はその気持ちを思い出して、次回の本選まで必死に練習してくれないものかしらという期待が一番でしたが・・・・ その期待とは裏腹に、練習にはなかなか実が入ってないようで、夕方帰ってきた私がチェックを入れるとあれまぁ、後一ヶ月しかないのにどうすんの!?の連続です。 そんな私のカリカリを知ってか知らずか、この部屋のお花だけは今もまだきれいに咲いています。 白いバラだけは花びらの先が茶色くなってきましたが、ガーベラもアネモネもまだ元気で、優しい色を保っています。 結局お花を見て優しい気持ちを取り戻しているのは、娘ではなく私自身。 お花のもつパワーって、やはりすごいですよね。 そういえば、ご葬儀でも結婚式でも、お花と音楽なしでは成立し得ないですよね。 遠い古の時から、世界中で。

岡山にて

岡山の児島でファッションセミナーが行われたため、昼前から出かけました。 児島に行くためには岡山駅で乗り換えなくてはなりません。 乗車券は児島までの往復を買いました。特急券は岡山までの往復。次回の企画のために寄りたいお店がありましたので、岡山で途中下車しようと思いました。 最近は自動改札機がほとんどですよね。 乗車券が出てくるだろうと思ったら出てきませんので駅員さんに尋ねましたところ、迷惑そうな顔で途中下車は出来ませんとのこと。 払い戻しをするとか、差額を払ったら出ることが出来ますか、と聞くと、 「乗換え駅から100キロ以上離れてないとそれはできませんよ、児島は100キロないから。ほら、ここに下車できないと書いてあるでしょ。」 と怒った口調で指差されてしまいました。 駅員さんからすれば常識かもしれませんが、時々しか乗らない人にとっては、分からないこと知らないことはたくさんあります。 乗り降りする人が多い岡山駅。お忙しいのは分かりますが、口調が怖かったのでそれ以上のことは聞けず、分かりましたと引き下がりました。 どうしても岡山で下車したかったけれど往復を買ってしまったし、どうしたものかと他の出口で駅員さんに相談しました。 今度の方は申し訳なさそうに 「そうなんですよ、ごめんなさいねぇ、どうしても岡山で降りたいのならこの切符はここまででいったん終わって、新たに岡山、児島間を買って頂かなくちゃいけないんですよ。でも帰りの分は払い戻しをして頂いたらいいですよ。ただ、手数料がかかってしまうのでそれでもいいですかねぇ。」 やっと救われたような気持ちになりました。 先日受けた葬儀に関するマナーの講習でも言われていましたが、お客様からの質問にはまず、そうですね、あなたがお困りなのはわかりましたよ、という気持ちを示すことが大切だと思います。 いったん受け入れてから、ではこういう方法がありますとかこうしたらいかがでしょうと分かりやすく説明してあげれば、不安な気持ちや或いは怒っていた気持ちも和らぎます。 言葉とそれと共に表情一つで印象はまったく違ってきますよね。 自分たちにとっては当たり前のことでも、お客様にはちがいます。 正直、そんなわかりきったような質問を!ということも時にはあるでしょうけれど、(今日の私がそれかも?!) お客様の疑問や不安は常にあるのだと肝に銘じて、分かりやすく心のこ

採寸

「あ~、お昼食べる前にしてもらえばよかった。」 今日は縫製工場のみんなに協力してもらって、一人一人の採寸をしてきました。 というのは、リフィンの新しいパンツを作るにあたってのデータ採集のひとつとして、10代から50代まで幅広くいる工場の女性にお願いしたわけです。 いくつになっても、自分の体型はアレコレ気になるもの。 喜んで採寸したり写真に写ったりしてもらえるはずはありません。 「そこを何とか新商品のためにお願いします!」 と協力してもらいました。 本当に体型は人それぞれですし、自分が思っている自分の体型と、人から見た体型とは違っていたりもします。 自分の体型にはみんな厳しいというか、マイナスのほうばかり目に付くと言うか・・・気になる所がいっぱいですよね。 でもみんなリフィン可愛さで協力してくれましたので、これらを参考にしながらパンツのほうを煮詰めていくことが出来そうです。 ワイワイと賑やかな昼休憩が終わる5分前には、みんなそれぞれの場所に着き、チャイムが鳴るときには、アイロンのスチームの音とミシンの軽快な振動が響いていました。 美しい指先と、真剣なまなざし。 壁に貼ってあった 「その行動は日本一の工場にふさわしいか」 リフィンと共に、みんなも日々成長している姿を誇らしく思った、昼のひとコマでした。

緑茶

温かい飲み物が恋しい季節が近づいてきました。 昨夜は子どもが寝静まってから、久しぶりに主人と借りてきた映画を見ました。 大事に取っておきすぎて、賞味期限がちょっぴり過ぎてしまった、上等な頂きものの最中と、あったかい緑茶でゆったりとした時間を。 [清涼飲料水市場が伸び悩む中、成長を続けるペットボトル入りのお茶。有力メーカーがこぞって春先に新商品を投じ、大々的な販促活動を展開した。 そんな「緑茶戦争」を制したのは伊藤園。] という記事が流通新聞に載っていました。 日本のお水は衛生的にきちんと処理されているのだし、お茶も我家で簡単に出来るもの。 経済的に考えれば、わざわざ買わなくても・・・ と思っている人も少なくないはず。かくいう私もその一人。 けれど出かけた時や、ちょっとした時、子どもにどうせ買うのならジュースよりはお茶を。とお茶を買う機会は実際はよくあります。 確かに買ったお茶はいつも均一においしいですし、ペットボトルならふたもできます。 そんなこんなで、今やペットボトルのお茶はなくてはならない存在になっていますが、そんな中、一番売れているのが伊藤園の「おーいお茶」 勝利の要因は、周到なマーケティング。 中でも一番のポイントは大幅刷新をしないこと。とありました。 1989年の発売以来今回初めて刷新したけれど、変わったのは香りのみで、味も外観デザインも基本的には変えなかったそうです。 「生茶」が味やボトル形状など多く改善したのとは対照的。社内でも、もっと変えなゃという声が多かったそうですが、あえて香りが薄れにくい手法だけに絞って、他は変えないで取り組んだそうです。 ロングセラー商品だけに、味や外観に愛着を持っているファンが、安心して買うことができた、というわけです。 というような分析がしてありました。 新しいことにチャレンジする勇気もあれば、変えない勇気というものもあると思います。 どちらにせよ本来の軸をずらさないでいる、ということが大前提にあるのだと思います。 初心忘れべからず。 そうそう、「あなたー、お茶よ」というお茶を新婚旅行先のフランスで幕の内弁当と一緒に配られたことがありました。お互い初々しく楽しかったなぁ。 夫婦間も初心忘れべからず、ですね。

母は汗だく

今日は子ども自慢で・・・・お許しを。 先週末は末っ子の運動会と、長女のピアノの本番とが重なっておりました。 雨が降りそうな気配の中、朝5時からお弁当作り。 曇り空のものと、年長さんから行進が始まり最後にようやく年少さんが行進してきました。 やはり、3歳から6歳までのたった3歳の違いですが、歩き方も、顔の表情も手の振りの格好も違います。本当に成長の過程がよくわかって面白い! わが末っ子は年少の先頭でそれはそれはニコニコ+照れくささいっぱいの表情で登場。 どの親もおじいちゃんおばあちゃんも、み~んないい顔! 途中雨が降って中断したりもありましたが、なんとか午前中の部は予定通り終了。 かけっこは、「どうしてもせいクンが抜かせんのんよー」 と言っていたとおり、この日も2番でしたが、踊りはばっちり。うちの子がピカイチでした。(と、どの親も思ってるんでしょうね) さて、母が汗だくになったのはここからです。 以前オーディションを受けて合格したピアノのコンサートがこの日の1時から。 午前中仕事だった主人が駆けつけ一緒にお弁当を食べてから、娘と私は会場へ。 いつもの自転車をかっ飛ばして、会場に入り衣装に着替え、まずは表彰式。 それが終わるとまた着替えて幼稚園へ戻ります。 戻ると丁度次は親子ダンス。 楽しく親子ダンスを済ませると、また娘と自転車をかっ飛ばして公民館へ。 この日は別のコンクールも重なっていたのです。 なんとかまぁまぁ弾き終えて、またまた自転車でコンサート会場へ猛ダッシュ! 出番まで少し時間があったので、汗だくの服を着替えに自宅にいったん戻って、せっかくですから運動会スタイルから演奏会の母親スタイルに変身。 次の汗は冷や汗。 ちゃんと弾ききれるのかしら、止まったりしないかしら、椅子の調節は大丈夫かしら・・・ 親の心配をよそに、いいホールといいピアノのおかげもあって、案外さらりと弾いてのけ、いい顔で最後のお礼も出来ました。 あ~、無事終わりました。ふぅ~。 予定外の最後の汗が夜の9時。 コンクールの結果発表がその夜会場に張り出されるのをすっかり忘れていて、「明日でいいでしょ」と聞くと、「今日見たい。」 ということで、お酒の入っていた主人と私。車には乗れないので、またまた自転車に乗って夜の町へ。 でもね、あったんです。名前が。 やったー!! そんなこんなで、汗だくの、でも記念す

おかげさまで一周年

リフィンの発売からおかげさまで一周年!! おかげさまで、無事一周年を迎えることが出来ました。 ずいぶんとこの一年で認知度も上がり、いろいろな方面から声を掛けていただくようにもなってきております。 準備期間から考えてみると、本当に各方面の色々な方からお力添えを頂きました。 初めの頃は、いろいろなお話をお聞きしたくて葬儀社の方にお電話をしても、なかなか会うことはもちろん、電話で説明を聞いていただくことも難しかったことも今では懐かしく思い出されます。 そんな中、アンケートや取材に快く協力してくださった方々、本当にありがとうございました。 中でもK社長様との出会いは、本当にリフィンにとっても、私たち自身にとってもかけがえのないものとなりました。 カメラマンのMさんもまた、リフィンを語るときになくてはならない存在です。 リフィンのよさを引き出し、いつも美しい写真を強行スケジュールの中、撮って下さっています。 縫製に関してはHさんに様々な細やかな指導と、商品を見る厳しい目線を教えていただきました。 パターンではSさんに何度福山に通っていただいたことでしょう。 まだまだ、いろんな方がいらっしゃいます。 挙げ始めるときりがありません。 本当に本当に感謝しております。 一周年を記念して、ホームページのリフィン商品紹介に新しく曲を載せました。 リフィンのテーマである礼節感と、働く女性の密やかな応援歌をイメージしていただけると嬉しいです。

新聞

目の前に新聞が山積みになっています。 現在購読している新聞は3紙。 無料で配布されるタウン紙なども含めると、多い日には5種類もの新聞が届きます。 あれやこれやで、読めない日があると、今のようにすぐに山積みになってしまうわけです。 もともと活字を読むことは好きな方ですし、流通新聞などは幅広く世の中のトレンドや新商品に関することなどが載っていて面白いので、日経新聞のようにとばしてしまうページはありません。 新聞を読むことも母さんの仕事の一つ、と子どもたちも認識してくれているようで、新聞を読んでいる時はあまり声を掛けてはきません。 週末子どもの友達がうちに来て、私が新聞を読んでいる姿を見て 「え~、おばちゃん新聞読むん!?」 「読むよ~、いろんなことが書いてあって結構面白いよ。」 「ふ~ん、うちはお父さんしか読まんよ。あぁ、雑誌なら時々読んでるけどね。服とか、ヨン様とかの。」 と言う会話を交わしました。 やっぱり子どもって見ているんですよね。大人の姿を。 やはり、子どもの前ではある種の緊張感を持って、責任ある態度を見せられる大人でありたいな、と思うのはちょっと古すぎでしょうか・・・

やったー!

「母さんは?」 今朝方、末っ子が私を探す声。 やっぱり私って健康優良児!?らしく、薬を飲んだわけでもありませんが咳もほとんど止まり、熱はもちろん下がり、鼻水までおさまっておりました。 私の姿を見ると、 「母さん、もう風邪なおったん?」 私が、イエーぃ、という指ポーズでにっこりして見せると 「やったー!!」 と言う嬉しい返事。 幼稚園から帰ってきて、ポツリと「あ~よかった」 と言うので、「何が?」 と尋ねると、 「だってさ、母さんが元気になったけー。」 主人に話すと「こいつは機嫌取りが上手いのー。」 と笑っておりましたが、でもやっぱりそう言ってもらえると嬉しいもの。 言葉はやはり声に出して伝えないと、なかなか伝わりません。 思いがけない時に、ストレートに素直な言葉で言ってもらえた言葉は、とてもわかりやすく、やはりこちらにストレートに入ってきます。 回りくどい説明や、美辞麗句を並べたてたお世辞や、長々と並べた言い訳よりも、 「ごめんなさい」「ありがとう」 その一言が、心をこめて言えたなら、どんなにみんな穏やかな心になれるでしょう。 末っ子の「やったー」のおかげで、今日は一段と元気にスタートが切れました。 「ありがとう」

久々に

久々に熱を出してしまいました。 家族全員がインフルエンザ次々とかかった時も、子どもが嘔吐下痢症で入院したときも、一人元気だった私。 実に3年半ぶりに発熱。 やはりしんどいものですね。 つわりもなく、妊娠中毒症もなく、大病を患ったことのない私のような人間が結構突然思いがけない病魔に・・・・ と、悪い想像はしないでおきましょう。 とはいえ、やはり健康管理や、定期的に検診を受けることはそろそろ本気で気をつけていかなくてはいけませんね。 確実に一年にひとつずつ齢をとっているのですから。 ということで、今日はよく寝ましょう。

衣がえ

10月1日といえば、衣がえ。 今年は丁度1日が土曜日だったので、今日が衣がえの初日となるのでしょうか。 とはいえ、今日街を見回しても、カラスの集団にはお目にかかりません。 詰襟の学生服自体が珍しい昨今ですから、当たり前なのかもしれませんが。 しかも、朝夕は涼しいとはいえ、日中はまだまだ暑いですよね! うちの子の通う小学校では、衣がえはありません。いつから上着を着ましょうとも、長そででもいいです、とも決まりはないのです。 式典のときの上着の着用が決まっているだけで、あとは臨機応変にご自由に、となっています。 幼稚園では、衣がえ準備期間という名の長袖ブラウスだけでもいいし、上着も着てもいいし、体調と気候に合わせてご自由に、という一週間を経て、10月中ごろに衣がえの日があります。 暑い日もあれば寒い日もあって、暑がりの子も、風邪気味なときもいろいろですので、臨機応変にご自由にというのは、理にかなってはいると思います。 けれど、この日を境にきっちりと区切るという考え方も、やっぱり悪くないと私は思います。 学生のときの、教室が白から黒に変わる中に、季節感となんとなく気が引き締まった感覚が、今でも懐かしく思い出されます。 制服には、やはり制服らしい美しさ、というものがあると思うのです。 それは集団になったとき、一層引き立ち、制服としての意義も一段と高まると思います。 同じ目的意識を持った人たちが集まったときには、やはり制服というものは特別な機能と働きと美しさを発揮する、と私は思います。 そのためにも、私たちは魂のこもった美しい制服作りに一層努力する責任があるのです。 四季と共に暮らしてきた日本人。 やはりどこかで、今日から衣がえ、と区切りを持ちたいですね。

中国

リフィンの商品は現在すべて国内生産。 我社の従業員が、毎日心をこめて丹念に縫い上げております。 国内とは別に、中国にも縫製工場があります。 昨年新しく建て直し、日本では考えられないほどの敷地に立派な工場が建っております。 中国のことは中国にしかわからないということで、全信頼を寄せて中国の工場長に工場内のことはすべて任せて、もう10年が過ぎます。 8年前、その工場長の娘さんが日本に勉強をしにやってきました。 ほとんど日本語を話せなかった彼女は、私たちと同じマンションのワンルームで暮らしながら専門学校へ通い、大学に進学し、そこで結婚相手とめぐり合い、中国へと帰りました。 初めの頃は学校が終わったらプリントを持ってうちによって復習したり、休みのたびに一緒に出かけたり、食事をしたり、手振り身振りで会話をしていました。 中国に帰るころには日本語は十分話せるようになり、工場長と社長との話し合いの通訳に随分活躍してくれました。 その彼女が、今子どもをご主人の実家に預けて、工場のあとを引き継げるよう勉強をしているそうです。 ご主人の実家というのがなんと台湾。 ですから、いつでもは簡単には会えないのです。 工場長の奥さん、つまり彼女の母親が入院されているという事情もあるようですが、子どもを他国に手放して、というのはとても驚きで、ショックでもありました。 いろんな葛藤や苦しみと戦った結果、そういう手段を選んだのだとは思いますが、 2歳の子どもの顔を思い浮かべると・・・・・ この決断が正しいとも間違っているとも、私たちが決めることは出来ません。 でもこれから先ずっと後になった時に、やはりあの時決断してよかった、と彼女もそして子どもも納得できるかどうかは、これから皆がどう努力するかで違ってくるでしょう。 私たちが出来得ることは何なのか。 彼女とその家族だけの問題ではありません。 私たちは彼女のその決断を無駄にしないためにも、もっと頑張らなくては、もっと必死にならなくては! 今夜彼女に手紙を書きます。