定期券
娘がくら~い顔で帰宅。 「今日は帰りが早いと思ってまっとったのにどしたん?」 「定期が無くなってさがしょったけど、無かった。」 「友達も付き合ってくれたん?」 「うん、あかねちゃんに、れんちゃんに・・・・」 半年分の定期ですから、さすがにあれ~~~、と思いましたがかなり落ち込んでいるのもよくわかりますし なにやってんのよ!なんて頭ごなしに怒りはしませんが、 最近ちょっとあれやこれや、浮き足立っている感じだし、 「神様がちょっと慎重に、いろんなこと気をつけなさいよって教えてくれてるんじゃない?」 とチクリ。 「こういうときはね、普段から良い行いをしたり、人が見ていないところで頑張っていたりしてるとね、やっぱりね不思議と助けてもらえて、ひょっこり出てきたりするんだよ。出てくるといいね。」 と、またチクリ。 神妙な面持ちでスイミングへと出かけていきまして、見送った後私も再度会社に出て行きまして仕事をしていると 弟君から電話。 「定期、あったって!!姉ちゃんおらんけー、ボク駅に取りにいってくるね。」 なんと優しい弟よ。 いろいろその後もすれ違い行き違いなどもありましたが、無事我が家に定期はたどり着きました。 すごく喜んでいると思いきや、なんだかきょとんとしてまして 「なんであったん?どこにあったん?」 てことばかり気になる様子。 「助けてもらえてよかったね。」 と言うとさすがにニッコリしてましたけど^^母もいろんな意味でホッとしている所です。