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ありがとうございました

今年度も今日でおしまい。 今年は東京に、大阪に、時には熊本や名古屋にとあちこち行く機会がありました。 その度に新しい人との出会いがあり、新しい発見があり、本当に忙しかったけれども、楽しい毎日でした。 そしてこのブログを通じて、思ってもみない方々とのやり取りの中で、励まされたり、応援していただいたり・・・・ 有り難いことだらけの一年間でした。 本当にありがとうございました。 とはいえ、主婦としての仕事はまだまだ山積み。 明日からはしばらく一主婦として家事に専念したいと思います。 子どもが毎日一日中家の中にいると、普段以上に物は散らかるわ、ごみは出るわで、思わず見ない振りをしたくなります。 昨日の夜中に思い立って、トイレはピカピカにしましたが、明日は居間を中心にきれいにしたいと思います。 一番直したいのは破れたふすまなんですけど・・・ 掃除というのもこれまたやりだすときりがありませんよね。 そろそろ子どもたちも本格的な戦力になる頃、と期待はしているのですが。どうでしょうか。 では皆様、どうぞよい年をお迎えください。 来年も、宜しくお願いいたします!!

年度末

新商品が全て揃いました。 とはいえ、ここから更なる最終手直しや、サイズ展開などの作業が加わってきます。 あれも、これも、とつい欲張ってしまい、縫製の現場の人をヤキモキさせたり、パターンナーにあれこれ注文を増やしていったりの連続です。 明日で今年度はおしまい。 そして先週末9年間勤めてくれた人が会社を辞めましたので、その送別会も明日です。 今回は忘年会兼、送別会に出席できないので、ここで改めてお礼を。 みなさん、本当にありがとうございました!!! 一人目を出産してからも、再び戻ってきてくれて活躍していた女性が辞めました。 2月に二人目を出産ということで、やはりしばらくは子育てに専念したいということでした。 男性三人分の貿易の仕事を一人でこなしてくれていた優秀な人材だけに、会社としてもとても残念ですが、子どもと向き合いたいという想いはよく分かります。 出産はどうしても女性にとって大きな転機。 でも絶対に長い目で見れば、その転機は必要であり最終的にはプラスになる転機だと信じています。 私もまだまだ仕事も子育ても途中の段階ですし、言い切ってしまえる立場ではないかもしれませんが・・・ 彼女もきっと10年後、いえ5年もすれば新しい場所で新たな活躍をしていることと思います。 9年間、お疲れ様でした! また時々顔をみせてくださいね!

連休明け

クリスマスを挟んでの三連休、いかが過ごされましたか。 アドベントカレンダーも全部ひらきまして、無事役目を終えました。 誰が開くかをめぐって最初はもめたり、末っ子が泣いたり、いろいろありました。 姉は途中から、如何にいい所を自分がめくれるか計算してみたりしてまして、それぞれのやり取り、駆け引きがとても面白かったです。 「昨日ぼくがめくったけー、今日は兄ちゃんよね!」 と言えるようになった末っ子。 大きくなったね! そんな三人にサンタがやって来まして、今は時間さえあればゲームか、ビーズかぬりえか・・・・ ゲームといってもピコピコではありませんよ。 「うちはなんか外国のゲームばっかりじゃね。」 と言う娘に、 「そりゃーサンタさんは外国のひとなんだから、あたりまえでしょう。」 と返す母。 毎年私の大好きなお店で、色がきれいで、木のぬくもりも楽しめる、ドイツのゲームを買っています。 『Viva Topo!』チーズの楽園を目指すネズミたちを猫が追いかける、というストーリーの盤ゲーム。 微妙な駆け引きが合ったりして、なかなかヒットでしたよ!

この冬二度目の積雪です。 広島県の中でも、福山という所は岡山県寄りにあり、とても温暖で台風の被害を受けることも、大雪に見舞われることも余りありません。 子どもの頃、雪が積もった日にはそれはそれは嬉しくて、外に飛び出したものでした。 普段遅刻する子に限って、雪の日はなぜだか、やたら早く来ていたりしませんでしたか? マンション住まいのうちの子どもたちが目にする雪景色は、屋根に積もった雪を見下ろすというかたち。 街中ですので、道路の雪はあっという間に車のタイヤで消されてしまいますし、やはり雪との距離があるのでしょうか、ウワ~とは言いますが、飛び出しては行きません。 母としてはそれがなんだか寂しく、「さぁ、行くぞ!!」と私が張り切って出て行くのです。 さて三連休が始まりますね。 子どもたちはイベント続きの冬休み。 ホワイトクリスマスになるのでしょうか・・・・

アンケート公開

定期的に行っているアンケートの公開のせいでしょうか。 昨日はリフィンのHPに多くのアクセスがありました。 こんなに情報が溢れ、瞬時に世界の情勢までが分かる今のこの現代ですが、それでもまだみんな情報を欲しています。 東京ではフリーペーパーが、星の数ほどあるそうですがそれでもあっという間に無くなるそうです。 先日アパレルのトレンドであるとかマーケティングといったセミナーを聞いてきましたが、そこでもみんな情報を欲しがっているというお話をされていました。 例えば来年どんな色がはやるのか、どんな型がはやるのか、ちゃんといくつかの情報元があって、みんな共通の情報は早くから持っているのです。 欲しがっているのはそういった共通の情報ではなく、より細かくより具体的な、リアルな生の声なのだそうです。 例えばクールビズ。 きれい目なシャツが売れる、ボタンダウンが人気、そういったことは新聞にも載っていて誰もが知っている共通の情報。 では実際100人のサラリーマンの人を見る。 そうすれば、ボタンはいくつ外しているのか、下着のシャツはそうするとどうなっているのか、色は何色が多かったのか、上着がない分収納はどうしているのか、スラックスはどんなものをはいているのか・・・ そんなところから、まだまだいろんな問題点やヒントが見えてきて、よい細かい提案が出来てくるわけです。 ハーストーリーさんを通じて行っているこのアンケートは、より末端のリアルな声がたくさん詰まっています。 ご遺族の方も葬儀社の方も、両方がより納得できて、満足が得られる方向にいくために、少しでもお手伝いできればと、これからも引き続き行っていきたいと考えています。

交通渋滞

ママチャリ専門の私ですが、最近車にも時々乗るようになりました。 しかも、ワゴン車。 その姿を見た知り合いは、誰もが最初は目を疑うようです。 ついこの間までペーパードライバーだったし、今でもほとんどが自転車ですから、イメージに無いんでしょうね。 今日は撮影のための荷物の手配がありましたので午後から工場へ行き、帰りはそのまま義母の入院する病院へ。 それはそれは渋滞していて、のろのろとしか進みません。 あ~、自転車だったらスイスイと間をすり抜け、信号機も都合のいい所を選んでいけるのに・・・ おそらく渋滞と感じているのは私ぐらいで、いつも通っている人からすればいつものことなのでしょうね。 皆さん仕事で疲れた上、こんな状況の中運転をして家に向かわれるんですよね。 満員の通勤電車も大変だとは思いますが、自分で運転するのはやはり神経を使うし、疲れると思います。 誰に、というわけではないけれど「あ~、疲れた」と言いたくなる気持ち、分かる気がします。 どんどん日は暮れていくし、気分も落ち込んでくるので家族で乗るときはつけてもらえないNHK-FMをつけまして、クラッシックを大音量で聞きました。 やっぱりいいですねぇ。 すれ違う車は、頭を揺らしている私に気がついたかしら・・・

お客様

うれしいお客様がありました。 前回パンフレットに出ていただいたミュージックオフィスAZの渥美様です。 広島のほうに出張なのですが、もし時間がありましたら・・・ とメールを頂いたのが数日前。 この冬一番の寒さの中、無事福山に来られました。 「こんなに西まで来たのは初めてです!」とのこと。 今回は、大きな製薬会社の会長さんのお別れ会が尾道であって、その演奏のために、来られたそうです。 パンフレットに出てくださってから、地元の業者の方からもよく声を掛けられたり、遠方の方からのCDの問い合わせや、購入もあったということです。 今回のお別れ会もそういった繋がりから、お話がきたそうです。 リフィンを通じて、全国に広がりができていっている事を改めて実感すると共に嬉しさと感謝の気持ちでいっぱいになりました。 「やっぱり、ミシンとかもあるんですね。」 と企画室を見ていただいたり、『仕様書』といって商品を作るに当たって必要な生地、糸、針といったものから、必要なパーツ、縫いの手順、仕上げの手順に梱包まで事細かに書かれた物を見ていただいたりしました。 「ウワ~、楽譜を見るより難しい!!家庭科苦手だったんですよ。」 とおしゃべりしながら、短い時間でしたが楽しいひと時を過ごさせていただきました。 尾道ラーメンと、からさわのアイスクリーム、映画『男たちの大和』、そしてなんといっても瀬戸内の海を楽しみに、尾道へと向かわれました。

年末

年末が刻々と近づいて来ています。 来ているというより、迫ってきているというような恐怖感があるのは私だけでしょうか。 カタログ撮影が一つすんだということは、その後のチェック、修正作業は間もなくやってくるし、リフィンの撮影はこれから・・・ もしや撮影は二日になるかも、といういつもの直前大変更がありそう!?でハラハラ! あれやこれやで、頭の中がいっぱいいっぱいで今日もいろんな事を忘れていて慌てました。 年末といえば大掃除、のことも気になっているのです。 掃除をしなくても新年はやってくる、と去年も言い聞かせて年を越したような・・・ 今は冷蔵庫を少しずつ空にしていけるよう、せっせと冷凍モノを使っています。 いざというとき、とあれこれ冷凍してストックしておいたものや、いわゆるチンすれば食べられるものまで、結構冷凍庫はギュウギュウ。 というわけで今日の我家の夕食はなんでもありって感じです。

プチ家出

我が家の長男は時々家出をします。 行き先はマンションの非常階段か、自転車置き場。 今回も階段辺りにいるのだろうと思って、しばらく様子も見ずに夕飯の支度をしていました。 学校から帰って着替えもろくにしないまま大泣きをすること1時間。 私もいい加減腹を立てていたので、ほっておいてやれ!と思ったものの、この寒さ。 そろそろ様子を見に行こうかと、上着を持って外に行ったもののおりません! 自転車置き場に行ってみると、自転車がありません。 今回はどうやら遠出のようです。 公園にもいませんし、自転車でちょっと周辺を回ろうかと戻ってみると自転車があるではありませんか。 こんなご時勢ですし、ちょっとドキドキしてはいたのでホッとしましたが、なんだかまた腹が立ってきました。 「もう、あれだけ泣きわめいて、おまけに心配させて!!」 部屋に帰るとケロッと何事もなかったかのような顔。 いっぺんに気が抜けました。 「あの泣きようも、家出もなんだったのよ~」 泣いた原因は友達の家に遊びに行きたかったのに、行けなかった。それだけのこと。 その遊びたかった友達の家まで行ってきたんだそうです。 結局本人はいなかったそう。 でも彼はそれで納得できたんでしょうね。 一人で行けたことを誉めてやるべきか、心配かけたことを叱るべきか 一時間も泣き続けられることをすごいと思うべきか、そんなことで泣くことがあるかと諭すべきか・・・ 答えはいつも一つじゃないから迷ってばかりです。

撮影

今日は新幹線の中で日の出を見ました。 で、先ほど帰ってきたので今日お日様に当たっていたのはほんの1時間ほど。 帰りの新幹線で買ったパンを食べようと思っていたのに、爆睡していて食べる間もありませんでした。 というわけでこれからあったかいカフェオレと共に、超遅い夕飯を頂きます。 今日の撮影は、楽しかったですよ! 一番ノリノリだったのは、カメラマンさんだったかな!? 創り込んでいく、というこだわりの撮影だったので、時間はかかりましたが、その中の一人としてそこにいられたことに、嬉しさというか誇りのようなものがありました。 来週はいよいよリフィンの撮影です!

ジャパンクリエーション続き

ジャパンクリエーションの続きを。 その質と量でアジア†1の繊維総合見本市 糸から製品までのファッションビジネスにかかわる多彩な技術.クオリティ.クリエーションでいっぱい というのがパンフレットの見出しですが、ピンときませんよね。 黒い生地探しにいつも苦労をしている話をある方にしたところ、ジャパンクリエーションに行ってみたら、何かがあるかもしれないですよ、と勧められて、はじめて行ってきました。 なんと572社が出展!! 皮革、毛皮、ニットにウール、レースやリボン、シルクにコットンに・・・ そういった素材のものからプリント技術やミシン、設計のCADなどの機械モノ。 実際の製品になったものもあれば、専門学校のファッションショーや、カラーセミナーなどなど。 見るものはいっぱいで足が棒のようになりましたけれど、楽しかったです。 探していたものにも巡り合えましたし!! こういう展示会というのは出展するにあたって、結構な費用がかかります。 でもせっかく出展するからには一人でも多くの人に立ち寄っていただかなくては意味がありません。 残念ながら今回行ってみて、「出しているだけ」といっては失礼でしょうがそんなところも結構ありました。 572すべてに足を入れたわけではありませんが、想いを語りたくて仕方がない!といった出展者には余り出会いませんでした。 もちろんこれは商談がまとまりそうだと感じたらきっとそうなるのでしょうし、私にそうさせるオーラがなかったのかもしれませんが・・・・ 何か違う出会いをお互い求めてきているはずなのに、結局知り合い同志が毎度!!といった感じで世間話をしている。そんな場面をいくつも見ました。 活気のあるブースも、人だかりのできているブースも人目を引くセンスのいいブースももちろんいくつもありましたよ! やはり出展するからには、足を踏み入れたくなる仕掛けと、語れるだけの熱い想いを持っていないと、存在感がないだけでなく、へたをするとイメージダウンになりかねないなと感じました。 明日は京都で撮影、またまた朝イチ新幹線です。雪で新幹線が遅れませんように!!

クリスマス会

先日は幼稚園のクリスマス会。 カトリック系の幼稚園ですから、クリスマス会には必ず聖劇をします。 イエスさまが誕生した、世界で一番最初のクリスマスの夜の物語を年長さんが演じます。 この幼稚園の聖劇も今年で私にとっては6回目。 どの年も子どもたちなりに精一杯頑張っていてとても可愛らしく、また心打つのですが、中でもやはり ぞくぞくっとくる感動を覚える時と、そうでもないときがあります。 声の大きさや話しかたも大切だと思うのですが、やはり姿勢と目がとても大事なような気がします。 真っ直ぐと立って、ぐっと正面を見据えて話す言葉は、こちらにも真っ直ぐ入ってきます。 身体をもそもそと動かしたり、揺らしたり、キョロキョロと視点の定まらない目はやはりこちらも落ち着かず、気がそがれてしまいます。 聖劇ですから少し難しい言い回しや、長い長い聖書の一節が出てきたり。 子どもたちも本当によく舞台の上で一人で頑張っていましたが、6回目の私としては今年はもう一息!ってとこでした。 というのがやはりキョロキョロしてしまう子が少し多かったような・・・ 6歳ですからなかなか・・・でも5歳ではない、6歳の今だからこそと願うのは酷でしょうか。 でも、現実として気をつけの姿勢で長くたっていられない子が増えているんです。 決してその子だけの責任ではない。その親だけの責任でもない。 世の中のせいにもしたくはありませんが、でもなんかどうにかしなくちゃ!!というあせりのような気持ちが湧いてくるそんなこの頃。 もしかして、おばちゃんになってきている!?のでしょうか。

ジャパンクリエイション

今日は東京のビッグサイトで行われているジャパンクリエイションという展示会に行ってきました。 最近東京出張が続いたのでちょっと東京通になった感じです。 といっても路線は多いし、駅も多いし・・・ どれに乗っても目的地には大体着きはするけれど、どの線が一番効率的なのかと、地図とにらめっこしています。 でも悲しいかな、あまりキョロキョロしているのも恥ずかしい、と思ってしまうのがもうおのぼりさんですよね。 一日よく歩きましたが、目的のものにも巡り会えましたし、収穫はありましたので、やっぱり行ってよかったです。 今日もまた遅くなりましたので詳細はまた後日。 そうそう、今日は小学校のマラソン大会。 長男坊は一番だったとか! 応援に行けなくてごめんね・・・ 明日朝一番におめでとうを言ってやらなくちゃ!!

火事

今朝、もう起きなくてはいけないけれど、あ~布団から出たくない・・・と葛藤していると電話の音が! 「朝早くスミマセン、幼稚園からの連絡網ですけど」 の声に、あたかももう起きていたかのようにイエイエ、なんて答えましたが 「今幼稚園の向かいのアパートが火事で、今日の登園は連絡が入るまで待機しておいてください、ということです。」 一気に目が覚めました! 向かいといっても園庭をはさんでの向かいですから、よほどのことがない限り幼稚園は大丈夫でしょう。 けれどアパートとなれば、たくさんの住人にしかも冬の早朝。 どうなっているのか気になりながらも、内心お弁当を慌てて作らなくてもいいわ!なんて考えてしまいました。ゴメンナサイ。 電話連絡から2時間ばかりしたらもう登園してもいいとの連絡が。 のんびり構えていたので結局慌てて支度する羽目になりました。 園の周りには消防車こそいませんでしたがパトカーやおまわりさん消防署の方はまだたくさんで、物々しい雰囲気。 一部屋が真っ黒になっていましたが、延焼はしなかったようでホッとしていたらその部屋の方は亡くなられたという話が飛び込んできました。 そのアパートは、一人暮らしの年配の男性が多い、鉄筋とはいえ古い建物です。 苦しい思いをされたでしょうね。 火事は本当に怖い。 一瞬にして全てを焼き尽くし、時には大切な命まで・・・・・ 地震は天災ですが火事は人災がほとんどです。 慌しい年の瀬、皆さん気をつけましょう。

友人関係

長女が人生初の!?壁にぶち当たっています。 1才のときの口癖が、「自分で」 幼稚園に入る前、3歳になったばかりの七夕の願い事が「世界で一番偉い人になりたい」 「だって、なんでも自分でできるようになりたいモン!」 という超しっかりモノの彼女は、本当に今までたいていのことはそう苦労せずできてきました。 一言誰かとしゃべれば「お友達になっちゃった!」 という社交性もあり、実に毎日楽しそう。彼女の辞書に「退屈」という文字はないんじゃないかというぐらい、何かいつも自分で見つけては一人でも、仲間を引き連れてでも遊べる人。 そんな娘が最近食欲もなく、夢でうなされるし、おかしな様子。 何日かは理由を話してくれませんでしたが、週末やっと話してくれました。 今までべったりと仲良しだった友達。その友達が他の子とは遊びたがらないし、娘が他の子と遊んだり話をすることも嫌がって、時には泣くとか。 泣かれると他の子が「どしたん」と寄ってくるからそれは嫌だし・・・・ もっといろんな人と遊びたいけど・・・一人には出来ないし・・・というのが娘の言い分。 今朝なんかは布団の中からおなかが痛い~と私の手を握ってきました。 小さい時から、膝に座らせていてもすぐにすっと立ってどこかへ行くタイプだった子が、私に甘えてくるなんて!意外とクヨクヨ悩んで落ち込む人だったのね、と再発見。 でもそれだけに、よっぽど今回のことは参っている様子。 週末から随分語り合いました。 友達との日々のアレコレは子どもも、大人であってもいろいろとありますよね。 女同士というのがまた厄介だったりします。が、この壁を乗り越える力がきっとあると信じて、今日もまたお風呂で語り合いますか・・・・・

モデルオーディション詳細

イメージ
先日のモデルオーディションの詳細を。 モデル選考 モデルオーディションというのはこちらがイメージすることを伝えたうえで、カメラマンさんや大日本印刷さんがモデル事務所を通じてコンポジ、いってみればブロマイドの4倍の大きさ版みたいなものを集めてくださいます。 そこには写真と共にサイズとか名前今までの仕事内容なんかが書いてあったりします。 写真と実際とでは随分と雰囲気が違ったりもしますし、いくらきれいでスタイルがよくても、ポーズがとれないとか、肌が荒れていたりとか髪が赤くなっていたりとか・・・ 色々ありますので、必ずオーディションをして実際に会ってから決定します。 リフィンではやはり、品があって凛とした美しさのある人、優しさが感じられる人、迫力を感じさせる人、そういったタイプの人を2人今回は選びました。 モデルさんでもショーのように動きのある舞台の仕事をする人と、スタジオやロケでポーズを色々変えながらスチール写真を撮っている人とではやはりどこかが違います。 特にショーの仕事が中心の人は背も高く、かっこいいですよ!最初のリフィンのカタログの一番トップを飾ってくれた方は177センチもありましたから! リフィンの仕事を最後に、パリで挑戦してくるんですと、海を渡っていかれました。 今モデルさんはとても忙しい時期らしく、この人にあってみたいと思う方が来られなかったりもしましたが、予定外の人が来られてこれがまたいい雰囲気の人だったり・・・ 今までとはちょっと違うタイプでいこうか、と4人まで絞ったもののまだもう少し検討中です。 どうぞ皆さん、楽しみにしていてくださいね。 ちなみにモデルさんって、つんつんしていそう・・・・ですが結構これが違うんですね。 リフィンの今までの三人は性格もよく、どうしても長時間になるのですが最後までいいテンションを保ってお仕事を気持ちよくしてくださいました。 ご飯も食べないんじゃ・・・・ いえいえ、打ち上げにも参加くださって、「グレープフルーツチューハイおかわり!!」 とかいって結構飲んだりもしていて、とってもいい感じでしたよ!

モデルオーディション

とうとう福山も雪が降りました! おかげで今朝大阪に行くのに新幹線が送れて、ちょっと慌てました。 今日の大阪行きは、間近に迫ったカタログ撮影の、モデル選考のためでした。 先ほど帰ってきました。 というのもモデルさんのお仕事が終わってからの時間帯でないとオーディションが出来ないため、どうしても夕方からスタートになるのです。 実際に服を着ていただいてポーズをとって頂いたり、今までの写真を見せてもらいながらお話をしたり。 美しい人を目の前にすると、何となくドキドキしてしまいます。 日付が変わりそうなので、詳しいお話はまたあしたにでも・・・・ お休みなさいませ!

車上荒らし

いつも楽しみに読んでいるブログのとあるお方が、車上荒らしに遭われたそうです。 なんとなく気ぜわしいこんな時期の隙を狙ってのこんな事件は多いようです。 嫌ですね。 私はペーパードライバーの時期が長く、もともとも子どもの頃もマイカーのない暮らしをしていたので車にはとても疎いのです。 ある車にピーピー音がなって赤くランプが光るものが付いているものですから「これなんですか」と聞くと 「あ~、ネズミ捕り」 「え~、車にもねずみが出るんですか!!!」 「???違う違う、警察、警察!」 てな会話もしたものです。 一度だけ人の車に乗せてもらっていたとき、車上荒らしにあったことがあるのですが、その時も車に疎い私ですので 「窓だけで済んでよかったですねー」 なんて言ってしまいました。愛車を傷つけられたらどんな所であってもきっと許せないですよね。 でも後日「ホント窓だけですんでよかったんだよね」、といってもらえたのですが。 ブログのママさんも書いていらっしゃいましたが、何かアクシデントが起こったときこそ、その人の人となりがよく現れますよね。 皆さんもどうぞお気をつけください。 さて明日はクリスマスツリーを出して、部屋をクリスマスバージョンにでもしましょうか!

アドベントカレンダー

11月30日に最も近い日曜日からクリスマスイブまでの約4週間を待降節(降臨節)といいます。 カタカナで言うと「アドベント」 キリストの誕生、つまりクリスマスに備える期間を意味します。 そして、この期間のカレンダーがアドベントカレンダー。まあ、いわばクリスマスまでの「日めくり」のようなものです。 カレンダーには、1~25の数字が印刷してあり、その数字のところの窓をめくれるようになっています。 めくってみると、そこにはクリスマスにちなんだ絵が書いてあるんです。 何が現れるかはお楽しみのスタイル。しかも日にちも順番に並んでいるわけではないので、その日がどこに隠れているか探し出すのもまた楽しい作業。 12月1日からスタートして、毎日1つの窓を開けていくことができ25日で終了。子どものみならず、大人もワクワク。 私はクリスチャンではないけれど、このアドベントカレンダーの存在を知ってから大ファンになり、毎年買っています。 一人に一つずつ買ってやれば喧嘩にはならないのでしょうが、私はあえて人数分は買いません。 我慢する、譲る、待つ、という経験は幼い頃に経験すべきことだと思うので・・・ いつも損な役回りの子も、うまくいいとこ取りの子も、それぞれ性格が出ますがそれなりにけんかもしながらでも、いいと思うのです。 長女がいくつのときだったでしょうか、開けたくてたまらなかったのでしょうね、こっそり開けていたことがありました。 ミシン線がついているので、いくら閉じておいてもわかるのです。 言おうかな、と思ったけれどやめておきました。 でも、その翌年にはちゃんと開けないで我慢することができるようになっていましたよ。 子どもは子どもなりにちゃんと考えられるようになるんですね。 さて今年の一枚目、どんなやり取りで誰がめくることになるのやら・・・ これまたお楽しみ!

新しいパンツ

新商品のパンツの生地がやっと決まりました。 皆様からの要望の多かった、ストレッチ性のある生地です。 サンプル縫いをするために生地を手に入れるまでも、すったもんだ有りまして、なかなか手元に届かず、 届いたら届いたで、裁断したり、縫ったりする上で非常に問題が起きやすいということで、現場からも不安の声が・・・ 多少のストレッチ性のあるものは今までも経験はありますが、ジャケットやパンツで高ストレッチの商品は初めてなのです。 裁断の仕方、生地に貼る芯地の選び方、裏地や縫製や、アイロンすべてがまた新たな試行錯誤の連続です。 YJ-744などに使っている生地も、とてもデリケートな上質な生地ですので、リフィン立ち上げ当初、何度も現場が悲鳴を上げながらも、よい指導者にも恵まれ何とかひとつずつクリアしていった経歴があります。 やはり何か新しい試みをするときは色々な問題が生じてきます。 不安もリスクも大きいです。 けれど今回も、きっとひとつずつクリアしていって、更なるステップアップを会社全体でしていけると信じています。 縫製現場では来週から研修期間を設け、より一層技術力を高めていきます。 企画ではカタログ撮影が間近になりましたので、念入りにチェックをしながら準備を推し進めています。 受注のお客様サービスセンターではお客様の直接の声を吸い上げていっています。 新しいカタログを楽しみに待ってくださっているお客様を裏切らないよう、エンジン全開で12月を一気にに駆け抜けていく、そんな勢いの今現在です!

第100号

つら・つら・とを書き始めて、今日で100号目を公開するにいたりました! もともと文章を書くことは大好き、まではいかないまでも、好きなほうではありました。 が、昔からアレコレとだらだら長~い文章を書く人でした。 というのも小学1年か2年生のとき、忘れもしません「ふたごの機関車」という本を読んで、作文用紙8枚分の感想文を書いたんです。 そしたらば、とても誉められたものですから、以来たくさん書けば誉められる、といったような錯覚に囚われてしまったのです。 なので、このブログを書くに当たって、手短にキュッとまとまった文を心がけるようにアドバイスされたのですが、なかなか書き始めるとついあれもこれも・・・ 夜、何度も主人に「まだ書きょうるんか!?」 と覗き込まれたものです。 でも、「ご苦労さん」と時にはねぎらってもらいながらここまできました。 それから、時々訪問くださる皆様の温かいコメントに、どれだけ励まされたことか!! 日本の、いえ世界のどこかで、私のこの日々の思いをつづった拙い文章を読んでくださる人がいると思うと、うれしさと共に緊張感も伴います。 けれどもそこから繋がる不思議な連帯感といいますか、何か共同体のような、同志のような、そんなものを感じるのです。 これからも、つら・つら・とその時々の思いを綴っていきながら、自分の足跡が残っていく。 そのうちに、いつかそれが一本の道に繋がっていくといいなぁ・・・・ と、想いを新たにする、第100号でした。

週末は

この週末は、可愛い子どものためにまたもや西へ東へ大忙し。 娘のピアノのコンクールですが、予選から何とか本選に進み、めでたく本大会まで残りました。 ちょっと今回はイケるかも!? と淡い期待も持ちながら本大会へと臨みましたが、娘の前の子があれまぁ、1オクターブ間違えて弾いちゃったんです。 そういう空気は広がるもので、娘も間違えたことのないようなところで!!! でも感心なことに、左手は止まることなく何とか繋げてその場はクリアしました。 私の心臓はもうバクバクしっぱなし。本人も舞い上がったと思いきや、間違えちゃったへへへ、と笑いながら戻ってきました。 そこで悔し涙を流すぐらいになれば・・・ イエイエ、今はこのくらいでいいんだわ、と自分に言い聞かせました。 ま、初めてのソナチネを1ヶ月半そこそこで全楽章弾ききったのですから、よくがんばったとしなくては。 結局、名前を呼ばれることはありませんでしたが、人前で一人で弾くというまたとない経験は絶対に何かに繋がると思っています。 さて日曜日は小学校の学習発表会。 長男坊は相変わらず指先までピシっと伸びて、頭を揺らすこともなく呼びかけや、合唱をがんばっておりました。 長女は練習のときは笑顔がいいと誉められたそうですが、今日はちょっと固めでした。連日でお疲れかな。 終了後、普段は仕事があるのでうちに友達を呼ぶことができません。そこで長男坊の友達を初めて我が家に招待しました。 男の子って、ホント会話が幼稚というか、脈絡がないというか、成り立っていないようで成り立っていて??な存在ですね。 一応初めての事ですし、いろんな事件もあるので公園にも付き添い、おやつを食べ歩くのを制止し、帰りたがらないのを説得しながら家まで送りました。 はぁ~、このあと、末っ子のクリスマス会のウサギの帽子作りも待ってます。 型を取って裁断までで、ギブアップ。 でした。

会社訪問その2

今日は広島県のお隣、岡山県倉敷市にあります「ふるーるにしあちホール」さまへお邪魔してきました。 こちらで対応してくださったのも、やはり女性の方。 カタログだけでなくパンフレットもよく見てくださっているそうで、対談がとてもためになるし興味がありますとお話してくださいました。 今回のパンフレットのAZさんのお話が興味深く、すぐにホームページにアクセスして曲を聞かれたとか。 即、社長さんにも聴いてもらってすぐにメールで申し込んだんですよ、ということでした。 こうやって、私たちが発信したものが日本のあちこちに広がり、また、ただ広がるだけでなく繋がっていっていることを実感することが出来て、ますますやる気モードに! 新商品のサンプルも見ていただきながら、またまたこちらでも色々なヒントを頂きました。 女性はやはり着るもの、身に付けるものにはこだわりもあるし、色々と見比べてみたいものですよね。 そして、「見られている」という意識も高いですから、ポケットに手を入れる時の仕草についても細かい指摘を頂きました。 前回の田辺葬祭様も、ふるーるにしあちホール様も、どちらかというと自宅葬もまだ多い、のどかな風景の残る場所にあります。 けれどどちらの会社からも、これから葬儀の世界が大きく変わっていくであろうことを感じながら、問題意識を持って取り組んでいかなければ、という姿勢をひしひしと感じました。 でもこの世界はまだまだ閉ざされている部分が多く、情報も少なく繋がりもあまりないようです。 私たちリフィンは、制服だけでなくもっと違った方面からもお役に立てることがあるのでは、という思いを強くした今日の会社訪問その2でした。 黒田さま、今日は本当にありがとうございました!

展示会

大阪にあるユニチカで生地の展示会がありました。 ユニチカさんでは数年程前から様々な機能素材の強化を進めています。 その一環の一つとして環境に配慮したエコロジー素材を開発していらっしゃいます。 ペットボトルの再利用と行ったものも数年前まで流行っていましたが、所詮ペットボトルはプラスッチクです。 しかも飲料水メーカーが作って残したものを、なぜアパレルが引き取ってまで再利用し、着心地の悪いものをわざわざ作らなければならないのか・・・ リミットでは当初からペットボトル素材をエコ素材とは考えず、採用してきませんでした。 今開発が進んでいるのはトウモロコシなどの再生可能な資源で合成されたものです。 これは土の中で分解され自然に戻すことが出来ますし、焼却しても燃料が約3分の1ですむとか。 と、ユニチカさんのアピールをするわけではありません。 でもこうやって、日々色々な方面や分野で、よりよい方向を求めて研究が重ねられているわけです。 例え少しずつであっても、前に進める努力を続けていかなければ、こんなに速いスピードで変化しつづける現代ではあっという間に取り残されてしまう危機感を感じずにはいられません。 新しく生まれ変わった心斎橋そごうを眺めながら、いろいろな思いを巡らせた大阪での夕暮れでした。

お弁当

「私は将来専業主婦になろ~っと!」 昨夜お風呂の中で娘が急に言い出しました。 「あら、出張とかあって、結構楽しいわよ。」 「でもさ、夜中に帰ってきてさ、次の朝早くにはさ、もうお弁当作らんといけんじゃん!」 「そうねぇ・・・・」 確かにそうなんです。でもどうして朝起きてお弁当が作れるんでしょう。 義務と言えば義務ですが、それだけではない、なんなのでしょう。 うちの子が通う幼稚園は送迎バスもない給食もない,少々時代遅れといえば時代遅れな幼稚園です。 でも私は、そのこだわって変えない部分が好きで、ここに通わせています。 お弁当を作らなくてよいのなら、確かにもう2、30分ゆっくり寝られます。 でも自分の睡眠の30分を子どものお弁当ために使うことは、やはり子どもにとっての喜びになるわけで、自分にとってもマイナスになるとはどうしても思えません。 実際3年生の長女はすでに、早く起きて作ってくれているんだ、ということを感じ取ってくれているわけです。 そんな子が将来親を悲しませるような育ち方をするとは思えないのですが・・・ 甘いですか!? 誰かのために自分の時間や力を使えるということは、やはり尊いことだと思うのです。 そんなことを改めていつも思っているわけではありませんし、あぁお弁当作らなきゃ、と目をこすりながら起きているわけで、余り威張れたものではないのですけど。 誰に言ってもらったのか忘れましたけど 「自分がしてきたもらったように、自分の子にもしていけばいいんですよ。」 母が亡くなっているからこそ、今懸命に母を思い出しながら模索している、そんな私の子育てです。

研修会

東京都庁の筋向いに文化学園がありまして、そこの20階で研修会がありました。 「すごい!」 新宿のど真ん中、20階から見る景色に思わず声に出してしまいました。 こんな場所で勉強している文化学園の生徒たちは、やはり最新の情報を持ちながら、より新しい感性のものを作り出していくのでしょうね。 研修会には100名ぐらい、パターンナーさんをはじめ、学生やデザイナー、縫製の現場の人など10代から70代まで幅広い年齢層の方が来ていらっしゃいました。 ここに集まっている人たちは、やはり何らかの問題を抱えているわけです。 でも、言い換えれば問題意識を持ちそれを何とか改善し、よりよくしようとしている、非常に熱心でまじめな人たちなのです。 私たちも縫製のレベルアップを如何に図ってゆくか、また、より新しくよりよい情報を収集するため、そして新しい人とのつながりを求めて行って来ました。 この研修の主催者である日本モデリスト協会の素晴らしい所は、あらゆる立場や方面の方が垣根を越えて、自分自身の損得や利害関係を別にして、アパレル全体の発展を目指している所です。 というのも、やはり中国をはじめ世界に流出していく日本の技術やノウハウ。 それらに対する危機感や危惧する声に対して何とかしなくては、と立ち上がった方々の輪が広がっていっているようです。 それとはまた別ですが、どんなに有名なメーカーでも自社工場ではなく、縫製は外注であったり、自社工場があっても遠く離れた場所であるのがほとんどのようです。 ですからコミュニケーション不足によるトラブルや、現場との言い分の食い違いなどが発生するようです。 その点うちには車で30分ほど離れてはいますが、自社工場があり、裁断も縫製も検品も全て出来ます。 もちろんまだまだ勉強し、研鑚を重ね努力、改善すべき点はたくさんありますが恵まれた環境であることを再認識しました。 なんだか出張報告書のようなお堅い話になりましたが、大いに刺激を受けて充実した一日でした!

会社訪問

日本全国でリフィンを着てくださっていらっしゃいますが、その中で最も多い購入件数の県はダントツで東京です。 なんといっても人口も多い日本の首都です。 当然といえば当然ですが、東京で認めていただいているということはやはり喜ばしいことです。 次に多いのは兵庫県。大阪府と続きます。 うちには営業マンは一人もいません。カタログとホームページだけです。 ですから皆様に同じ条件で取引をさせていただくことが可能なのかもしれません。 全国どこであっても、どなたであっても一人一人同じ大切なお客様。 でもやはり誰にも郷土愛といいますか、地元を大切にしたい気持ちというものがあると思います。 今日は地元福山にあります田辺葬祭様の所にお邪魔させていただきました。 昨年ホールを新しくされた時からリフィンのグレーのジャケットとベスト、スカートを着用してくださっています。 新しくて大きな建物ですが、女性は3人で切り盛りしていらっしゃいました。 掃除や管理もご自分たちでされているということでしたし、市内でも少し奥の方ですので自宅葬もまだまだあるようで、靴も服もいろんな種類が必要なんです、と話してくださいました。 葬儀だけでなく営業活動といったものも避けては通れない仕事のお一つのようです。 もったいなくて!?詳しくはここでは話せませんが商品のヒントになるお話をたくさん頂くことが出来ましたよ! 葬儀に対して真摯な姿で、自分の考えをきちんと持たれて、それを貫きたいと努力されている方が地元の身近な所にいらっしゃることがわかって、嬉しくまた、心強く感じました。 そんな方を色々な方面から応援できるよう、ますます頑張らなくてはと気合を頂いた会社訪問でした。 フレッシュな田辺さま、信頼感溢れる高田さま、本日はありがとうございました。 またお邪魔させてください。

効能

「いいのが出来たんですよ、ちょっと寄ってもいいですか」 と持ってきてくださったさったのは、遠赤外線放射率の高いセラミックスを0.3ミクロンに粉砕し練りこんだ光電子繊維と 軽量でソフトなハイロフト撥水中綿を組み合わせた、最先端のハイテク保温素材で作られた、肩パットとひざ掛けでした。 遠赤外線効果というのは、温かくなる、発熱するというのではなく、保温持続性がとても高く、寒い屋外に出ても温度差が少なく感じられるとか。 この素材は更に水分の発散を促すため、速乾性にも優れ、衣服内が蒸れたりせず、快適な状態に保たれるそうです。 ふぅ、難しい言葉を並べました。 最近は次々と高機能新素材が登場します。 特にスポーツ用品店や下着売り場に行くといろいろな機能をうたったものがありますよね。 でもこのそれぞれの効能を表記する時に、様々な制限があるのです。 リフィンで冬に出したあったかベストやケープに使用しているエクスライブという生地も本当に暖かいのです。 汗などの水分を熱に変えるという優れものです。生地を握ってみても、確かにすぐあったかく感じてくるのです。 でも、だからといってぐんぐん熱くなるとか、すぐにあったかとか、そういったニュアンスの表現はしてはいけないのだそうです。 ですからコピーライターの方にすぐに、という言葉を外してくださいとか違った言い回しでしてくださいと、ぎりぎりになってあれこれお願いしたものです。 今回の光電子にしても、遠赤外線効果があるといって、肩こりにどうとか、血流がどうだとかそういうことを出すことは出来ず、あくまでも保温持続性という点を表現するにとどめなくてはいけないそうです。 効能があれこれ書いてあるとそんな気がしてくるのは確か。 でもそう書いてあってもどこかで、そうでもないんだろうな、と思っているのも確か。 化粧品で効果があると実感したことがある人は2.4% ある程度はあると思った人は71.4%だそうです。 そんなものなんですよね。

なかなか・・・

「プール行かん!」 またまた始まってしまいました。 あの夏の騒動から気は重そうでしたが何とか通うようになり、秋頃には 「行ってきまーす!」 と出かけるようになっていたので、よしよし一山越えて大きくなった! と思っていたのですが今日も「行かん、行きたくない」 またまた待ち状態。「8の針までにどうするか自分で決めてね。」 と言い残して台所に立っておりますと「途中まで行く」 と手ぶらで出かけようとするので 「せっかく勇気を出したんだから、もし途中まで行ってみてやっぱり行こうと思ったら道具がないと困るんじゃない?」とそこへ 「兄ちゃん、根性見せ!」 と言ったのは末っ子坊主。 それから「男の根性見せてやれ~」とお気に入りのタイガーマスクの主題歌を口ずさみながら通り過ぎてゆきました。 あぁ、兄ちゃんのプライドが・・・と思いましたがそれが良かったのかどうか、リュックを背負って出かけていきました。 一人で行くというので、ついて行きませんでしたが、結局途中ではなく受付まで行って、それから帰ってきたようです。 後からこっそりと、と思っているうちに帰ってきました。 家を出てプールに向ったのですから、よしとしなくちゃいけないのでしょうが、 はぁ、なかなかすんなりとはいかないものですね。 おねしょも治った治った、と思っていたら先日一回だけですが、してしまっていたし・・・ まだまだ一年生、と心で唱えては私自身を落ち着かせてはみるのですが、つい多くを求めてしまっているんでしょうね。 母の反省の日々はこれからも続く・・・・です。

新カタログ検討会その後

新商品のサンプルがズラリと勢ぞろいしました。 まだ改良、改善の余地は色々とありますが、大体の大筋はなかなかいい具合に出来てきています! 午後からはコピーライターさんをはじめ、大日本印刷の方々との細かい打ち合わせでしたが、途中からは一女性に戻って、こっちがいいわ、あなたはこっちのほうが・・・ と試着大会。 オーダーメイド第1号、2号様が予約して!?帰られました。 男性陣は遠巻きでした。圧倒されていたのかもしれません。 同じ型でも、生地によって見た目はもちろん、着心地まで違ってくるのを実感されていたようでした。 後はもう少し動きやすさを出しつつも、見た目のよさをどこまで崩さないでいられるか、パターンナーさんの腕の見せ所。 そして、皆様からの要望が高い、ストレッチ生地を使うことが出来るか。これは帝人さんの返事待ち。 パンツももう少し決め込みが必要です。 ブラウスはいい感じですよ。しかもアイロンがけがほとんど必要ない生地ですし!仕事着としてだけでなく一枚あると絶対重宝するはずです! いずれにしても11月も半分過ぎてしまいました。 急ピッチで頑張ります!

紅葉

世羅郡甲山町にある、今高野山という所へ紅葉を見に行ってきました。 本当のメインはそこの甲山温泉にある酵素風呂。 その前に軽く散策をと、坂道を登っていくと鮮やかな紅葉が目に飛び込んできました。 実はそんなに期待していたわけではない場所でしたが、澄んだ空気の中に広がる秋の景色は、見事に私たちの期待を裏切ってくれました。 中でも一番感動したのは、鎮魂碑が建てられた一角の空間。 鎮魂碑の後ろには、まっすぐに伸びた杉の木が高く何本もそびえたち、碑と杉の木の間に、一本だけまだ紅葉しきっていない、もみじの木。 そのもみじの枝ぶりと色合いとが、またなんともいえない風情をかもし出しておりました。 凛として、より一層清らかで、そして厳かな空気に一瞬圧倒されました。 この甲山の地から130名余りの方が当時の満州国に渡られ、敗戦により90名の方々は日本の地に戻ることなく、異国の土の下で眠っていらっしゃるということでした。 それから古城山まで、がんばって登りました。 結構急な勾配が続き、筋肉痛間違いなし!という感じでしたが、やっぱり頂上まで来ると気分は最高! 子どもを喜ばせるには、遊園地だのアミューズメント施設だの、実はついでに親も楽しめるアウトレットモールといった商業施設などありますが、やはりこういう身近な地元の自然や歴史に肌で触れるということが、大切なように思いました。 かくいう私たちも親がお風呂に入りたくてきたわけですが・・・・ 残念ながら子ども連れは私たち以外2組ほど。 ほとんどが年配の方でした。 はじめは寒い寒いと震えていた子どもたち、途中からは暑い暑いと一枚脱いで、夢中で落ち葉拾い。 一汗かいたところでいざ酵素風呂! は残念ながら要予約で入れませんでした。 ちゃん、ちゃん!!

洗濯文化

リフィンを着てくださってから、一年経過したお客様のアンケートの返信をいただいてみて、お手入れ方法などを伝えられたら、もっときれいに長く着ていただけるのでは、と考えまして・・・ 今日はユニチカの担当の方がこられたので、生地を扱う、より専門的な立場から色々と教えていただけたら、と相談しました。 「今は洗剤の種類も増えましたし、洗濯の仕方も結構それぞれ違いますよね。洗濯絵表示は一応皆さん見ていらっしゃるんでしょうけど・・・。」 と話をしていましたら 「そうですね、イヤー、うちの母親は忙しかったせいもあるんでしょうが、色物を分けて洗うとか、Gパンを裏返して陰干しするとか、そういった洗濯文化の家じゃなかったですからねぇ」 と笑いながら話されました。 「嫁さんを自慢するわけではないですけど、結婚して初めて色物を分けるとか、陰干しをするとか塩素系漂白剤と酵素系のものがあるとか、そういう文化を知りましたよ。」 とやっぱりちょっと自慢そうに教えてくださいました。 「そうか、だから僕のGパンはすぐにまっしろけーになってたんだと、今更わかったんですよ、ハハハ!」 そうですよね、洗濯文化!?はその家庭によってさまざま。 干し方にしても、その家、その人のカラーがありますよね。 私自身はA型ですが、絶対O型じゃないかと自分でも思うくらい結構大雑把ですが、洗濯物を干すときだけはこの位置にはこれ、間隔はこのくらい、この服にはこのハンガー、なんていうマイルールがあります。 でも洗濯は結構何でもぐるぐる回してしまいます。 大きな声では言えませんが、ネットは使いますけど、普段着はポイポイっといれるだけ。きちんときれいに畳んでは、それなり物ぐらい、かな。 回したらどうせぐっちゃになるんだし・・・・ という意識ですが、これから新しいコーナーを設けるにあたって色々調べたり聞いたりしていくうちに、その意識は大きく変わりそうな気がします。 わかっていそうで意外とあやふやな部分が、突き詰めていくと、たくさん出てきそうです。 まずは私自身が専門的な部分も含めてしっかりと勉強して、しっかり噛み砕いた、わかりやすいコーナーを公開したいと思います。 今しばらくお待ちくださいませ!

おねしょ

我が家の長男坊、小学校が始まってからしばらくおねしょが続きました。 5月の連休明けたころに 「なんか幼稚園より簡単!」 と言った時からおねしょをしなくなりました。 緊張していたのね、と一安心していましたが夏ごろからまた再発。 布団を濡らすわけではないのです。パンツが湿る程度なので、周りにばれてしまうようなおねしょではないのですが週の3回ぐらいは朝ごそごそとパンツを履き替えていました。 先日潔癖症の女の子のことをテレビで取り上げていたとき、ハタと思い当たることがありました。 その女の子は母親が妹のほうばかり可愛がると感じていて、母親とのコミュニケーションがうまく幼児期にとることができなかったことが原因ではないかとありました。 可愛そうに・・・と最初は単純に感じたのですが、でも母親はきっとその女の子が妹の齢のころには、きっと妹を可愛がるようにその女の子のことも可愛がっていたはずなのです。 どうしても小さいほうが手がかかるわけですし、実際小さいということはそれだけで可愛い対象になるので、上の子から見ればどうしても下ばかり可愛がっているように見えてしまうでしょう。 頭ではわかっていてもやはり、親に甘えたいのはいくつになっても同じです。 その時、では私自身どうなのかと考えると、やはり末っ子のほうに目がいくし、手をかけています。 お兄ちゃんなんだから、という言葉は私自身禁句にしてきたつもりです。 長男が今ぐらいのときはやはり膝にも乗せていたし、お風呂もいつも一緒でしたし、ご飯を口に運んだりもしていました。それはそれは可愛かった! でも、きっとそれでも今の彼にとっては、弟のほうが可愛がられているし、宿題もないし遊んでいればいいだけの、うらやましい対象に違いないのです。 思えば、夏ごろからくっついて寝ていると暑いし、もうあなたも大きくなったし一枚布団あげるからそこで寝なさいと、同じ部屋ではあるけれど別の布団で寝始めたのです。 先週「母さんの隣で寝る?」と聞くと「うん」 またまたダブルの布団に私と長男と末っ子とくっつきもっつきで寝始めました。 今まで末っ子側に向けていた体も、意識して長男坊側に向けて、長男坊の頭からよしよしとなでてから、いつもの合言葉。 「いい夢見てね」 それ以来一週間、今のところおねしょをしていません。 あぁ、私のせいだったのだなぁと、とてもとても反省。 ごめんね。

景観

我社の自慢の一つに会社から見える景観があります。 市役所の向かい日本生命ビルの7階に本社がありますが、大きな窓から福山城とその周りの緑の木々たちを見ることが出来ます。 初めてこられた方は大抵の方が、よい眺めですねぇ、と目を細められます。 パソコンに向かい合ったり、資料を見たりで、四六時中目に入ってくるわけではありません。 でもふとした時に目に入ってくるこの景色にはホッとするものがあります。 しかもお城というものには力強さといいますか、何かパワーのようなものを感じ、元気ももらっているように思います。 その自慢の景観が今変わっていっているのです。 マンションです。 完売御礼の大きな幕と共に日に日に高くなっていくマンション。 間もなくお城は私たちの目の前から姿を消してしまうでしょう。 マンション建設に伴う景観や日照問題など、かつてはよく耳にしていましたが、今はマンションの恩恵にあずかっている人が増えたせいなのでしょうか、以前ほどうるさく言わなくなったように思うのですが・・・・ 私の実家の方でもにょっきにょっきと帰省するたびマンションが建っていっています。 かつては180度パノラマで見えていた花火が見えにくくなってしまいました。 かくいう自分たちもマンションに住んでいるわけですが、どうなんでしょうね。 雨が地面に吸い込まれていく様子も、葉っぱが木枯らしで舞う姿も知らないで過ごす日常。 来春には洗濯を干す人と目が合ったりしてしまうのかしら・・・・・

お手入れ その2

リフィンをご購入いただいて1年経過後のアンケートのお返事を、あれからまた少しずつ返して頂いております。 それらを読んでいて、もっとお手入れの方法や洗濯に関するアドバイスができたならば、よりきれいに着ていただけるのではと感じました。 そのために、ホームページで新しいコーナーが設けられたらと、準備に取りかかり、その一つとして市内にあります県の工業試験場に行って、繊維に関する試験やデーターを収集している方にお会いしました。 例えばそこの部署では、ある生地に紫外線を10時間当てたらどうなる、20時間ではどうなる、だとか、何度の湯でどんな洗剤を使ったらどうなるとか、まあ色々な検査をしてくださるわけです。 よかったらと、生地の色々な検査方法によるデータ収集の難しげな本も貸していただきました。 でも検査はあくまでも検査で、10×10センチほどの生地で、規定の条件に沿って行われるものなのです。 ですから一枚の平面の生地が立体になり、裏地がつき、ボタンやファスナーがつき、実際に様々な人が様々な条件の中でそれらを着て、これまた様々な条件の洗濯方法を取られるとどうなるかは、検査とはまた違った別ものになります。 検査をしデータを採るということはとても大切な行程の一つです。 こういうことが起こりうる、という予測がつけることが出来るわけですから対処方法を考える目安の一つにもなります。 ではそこから、商品の形になってお客様に届いた時、何をどう伝え、どうアフターフォローをして差し上げることが出来るのか・・・・ まだまだ???の不透明部分が多いのですが、あれこれ本を読んだり情報を集めて少しずつクリアにしていきたいと思います。 よりきれいに着て頂くために、私たちが出来ること。 お手入れもお直しも含めて、課題はたくさん待っています・・・

神経衰弱

昨日はあいにくの雨。 最近我家でブームの野球は出来ないので、カルタをしたり、トランプをしたり。 冬休み前になると、必ず幼稚園からカルタをいっぱいして下さい。とお話があります。 一人っ子も多い現代では、カルタをしようにもトランプをしようにも、夜遅いお父さんはあてに出来ないし、母親とマンツーマン、そんな現状のようです。 マンツーマンのババ抜きほど、つまらないものはありませんよね。 冬休み、家族や親戚が集まった時に、しっかりとそういうゲームを経験させてあげて下さい、というわけです。 幸い我家は例え主人が遅くても、私が忙しくしていても、兄弟三人いれば何でも出来ます。 末っ子ちゃんも順番が待てるし、負けてもあっけらかんとしているので、結構小さい時から仲間になってやっています。 「あのさー、これとこれってめくってさー取るやつ、あれしよう!」 というわけで神経衰弱をした所、みんな強くなっておりまして、母危うし! さりげなく?加減をしながらそこそこのラインで勝ったり負けたりと、今まではしていましたが、今回はあれよあれよという間にカードが無くなっていくではありませんか。 長女にはもう完全に負けています。長男にはまだ・・・と思いたいけれどもういい勝負。末っ子の進歩が一番目覚しく、びっくり。 子どもの成長していく姿は本当に頼もしく、時には眩しくさえ感じます。 それとは反対に衰えていく我が細胞たち・・・イエイエまだまだ負けられません。 今夜は真剣勝負で!!

バザー

昨日は幼稚園のバザーがありました。 思えばこのブログをはじめたときが、丁度そのバザーのための作品作りの頃でした。 クラスのみんなと作った作品は、割合早い時間に完売していたようです。 個人で作った私の作品は、定価で売れたものと、半額で売れたものとあったようですが、終わった時にはなかったので、どなたかが買って下さったのだわ、とホッ。 自分が作ったものが売れ残っていると、やはり寂しいものがあります。 値段は自分でつけるわけではないので、自分が思うより高くつけてもらっていると嬉しい反面、売れ残るともう少し安くしてくれていれば・・・と思ってしまいます。 どんなに素敵な作品でも、どんなに材料費がかかっている作品でも、値段によってすぐ売れるかどうか違うのです。 ラッピングやどう置くか、展示の仕方によっても売れ方は違ってきます。 でも、何がどうあってもあっても欲しい!と思わせるピカイチの作品は、値段が高くても、どこに置いていても売れるのです。 値段付けは難しい・・・・ 見せ方も難しい・・・・ それを超える作品作りはさらに難しい・・・・ それはリフィンでも同じ事。 新商品のサンプルがまもなくあがってきます。 値段付けに見せ方。頭と心を悩ませる日が近づいてきています。

お手入れ

リフィンを着てくださっている方々に、一年経過後の服の状態や、感想などをお聞きしていっています。 皆様お忙しい中、アンケートに書き込んでFAXでお返事を下さって、本当にありがたく思っております。 自分自身に置き換えてみても、こんなにDMなどがしょっちゅう届いたり、情報が溢れている時代に、わざわざ字を書き込んで、FAXで送るという手間をかけてくださったということは、よっぽどその商品を気に入っているか、文句があるか・・・ どちらにせよ、もっとこうなればいいい、こうしてほしいと、期待というか希望している、ということ。 そして、ここの会社ならばそれを実現してくれるのでは、と感じていてくださるということでは、と考えてみています。 これらのアンケートを読んでいくと、意外と皆さんお手入れの方法がいろいろで、生地や商品を早く傷めてしまっている傾向があるようです。 リフィンの商品のほとんどは家庭洗濯が可能です。 モノによっては、意外とドライクリーニングのほうが傷みが早まったり、ボタンが割れたり、ということも。 汗などの汚れには家庭洗濯のほうが効果が高かったりするのです。 洗剤はやはり中性洗剤が、色落ちを防いでくれます。 意外と乾燥機を使っていらっしゃるかたも多く、ブラウスなどは乾燥機にかけていらっしゃる方もいるようですが、リフィンのブラウスは乾きが早いですから、軽い脱水で一晩吊るしておけば十分! 通販ですから店頭で購入するのとは違い、お一人お一人と十分な会話のやり取りはできません。 その分もっとホームページを充実させていかなくてはと、頭の中はいろんな構想でいっぱいです。 まずはお手入れに関するコーナーを・・・・

いっきゅうさん

今日は一日なので神社におまいりに行きました。 いつもお参りする神社は備後一ノ宮吉備津神社。いっきゅうさんと呼ばれていますが、宮島の厳島神社と同じくらい格が高い神社だそうです。 ここの狛犬は去年イギリスの大英博物館に展示されました。渡航経験のある狛犬は、そういないと思います。 さてそんな有名な神社に私たち夫婦は10年間通いつづけております。 大雪が降った日も4時間かけて行きました。(普通なら30分) 毎月一日に月並祭という行事があるのです。 お祓いをして頂いて事業の発展と社員の健康をお祈りし、玉串をささげ、お札を頂いて帰ります。 ほんの30分のことですし、毎回同じ事の繰り返しで、特別なお祓いがあるわけでもないし、何か秘宝が見せていただける、というわけでもありません。 通い始めたのも、主人の両親が行っていたので、次はおまえたちで、と言われたからで、最初は自発的なわけでもありませんでした。 でもいつの間にか、行くものになっていました。習慣といえばそれまでですが、星の王子さまとキツネではないけれど、その時を待つようになっていて、どこかで楽しみにしている自分がいるようになったのです。 例えが変ですかね。 おかげさまで、神社でも顔も十分に覚えていただき、玉串も一番にお供えさせていただけるまでになりました。 何より一番ありがたいことは、子どもたちがきちんと30分正座をして、恭しく頭を下げることが自然にできるようになったこと。 「神様が見ていらっしゃいますよ。」 とは何度か言ったことがありますが、お行儀よく、とか静かにしなさいということを何度も注意することは、どの子もありませんでした。 やはり神社の独特の空気がそうさせてくれたのだと思いますし、またどの子もお腹の中にいた時から、ずっと通っていたわけですから、何かを感じてくれているのだと思います。 今日はそれぞれ学校や幼稚園があるので、夫婦二人で。 こうしてこの階段をいつまで夫婦そろって登ることができるのか、10年後、20年後が楽しみです。

冬ごもり

ようやく日中も寒さを感じるようになりました。 鉄筋で空調の効いた建物の中にいると、夏は寒さを、冬は暑さを感じる、おかしな現象が起こります。 でも自然の中にいると、寒いものは寒い!! 週末、福山のずっと奥、上下町というところに行って来ました。例年ならもっと木々が赤や黄色に染まっているのでしょうけれど、一部が赤くなっているくらいでした。 とはいえ、空気は澄みきって、風は冷たく、田んぼはきれいに稲が刈り取られてすっかり晩秋の景色になっていました。 真っ赤な紅葉の木を見つけ、主人が「真っ赤だな~・・・」 と口ずさむと、全員が続けて「真っ赤だな~、つた~の葉っぱも真っ赤だな~」 末っ子も知っていたので、主人が驚いて「お前も知っとるんか!」 と聞かれ、とても自慢げに「うん!」 と、みんなで合唱しました。母はアルトの部分を歌ったら、末っ子は思いきりつられて、なんだか自分で不思議な感覚だったのでしょうね、あれぇという顔をしながら歌っていました。 カマキリの死骸があったり、動きの鈍い蛙があちこちにいたり、栗がたくさん落ちているけれど全部空っぽで、もう冬が近いねぇ、とあちこち散策しました。 そんな中、蛙の冬眠している姿を発見!! 私自身も蛙の冬眠なんて、初めて見ましたが、丁度自分の大きさにぴったりの木の隙間で、うっとりと目をつむっていたのです。 生き物たちはみんな、来る寒さに向けて、冬ごもりの準備を着々と進めているようです。 現代の人間は、暮らしの中の季節を見失いがちですが、今回はしっかりと、目と肌で季節を感じることができた、楽しく穏やかなひと時でした。

着々と

新カタログに向けて、商品もカタログ内容も、着々と形が見え始めてきました。 インナーもですが、ぜひとも用意したかった汗対策用の汗取りパットのほうも、何とか提案できそうです! 寒さ対策の防寒ベストも、更に改良したスゴイものが早ければ今回・・・・イエ次回に・・・・? リフィン発売から1年が経過したということで、更なるきめ細かいアフターケア、例えばお手入れや洗濯の仕方、ほつれなどのお直しや、サイズ直し。 そういったことも、わかりやすくお伝えしたいと考えています。 フルオーダーによる、よりその方にあった服作りもできる体制が整っています。 もう少し気安く注文できる、セミオーダーにももちろん対応できます。 そのあたりをカタログで如何にわかりやすく、しかも美しく伝えることができるか、そこを大日本印刷さんと一緒にこれから煮詰めていくところです。 やはりリフィンの一番大切にしたい「礼節感」 そこは常に意識して、カタログ作りをしていかなくてはいけません。 もちろん商品も。 今週は「幼稚園に行こう」週間で参観が続いたり、病院通いで少々時間を取られすぎてしまったので、宿題を抱えての週末になってしまいました。 来週も忙しくなりそうです!

顎が

昨夜壁に向って逆立ちの練習をしていた娘。 あまりにもへなちょこな格好に、ついちょっと口をはさんでしまいました。 「そんなんじゃダメよ、もっと、思いきり蹴らなきゃ!」 足を持ってやろうと体制をとろうとしていたそこへ、母に火をつけられた娘の思いっきりの足が 顎を下から直撃!!! 久々に星が飛びました。痛いこと痛いこと。声も出ません。 というわけで、私は今左の奥の歯の噛み合わせがおかしくなっています。 見た目は腫れているわけではないし、何もしなければ特に支障はないのですが、歯をかみ合わせると痛くて、食べ物がうまくたべられないのです。 歯が悪いと、ご飯がおいしくないという話をよく聞きますが、本当ですよ。 入院中の義母が「入れ歯が痛いけぇほしゅうないないんよー。」 (欲しくないの意) と言うのを、「でも食べんといつまでも治らんよ。」 と励ましていましたが、自分もそうなってはじめてその気持ちが本当に理解できました。 あらゆることにおいて、そのことを体験、体感しないことには相手の気持ちにはなかなか入っていって寄り添うことが出来ませんね。 放っておけば治るかとも思いましたが、明日病院へ行ってみます。 うずくまっている私にどしたん、大丈夫?と寄ってきてくれた二人の息子。 どういっていいか分からずに、布団にもぐりこんで鼻をすすっていた娘。 みんな、いいこだね。

ネット通販

日系MJによると、16歳から59歳まで1005人のうちほぼ9割の人がパソコンや携帯電話を使ってネット通販を利用したことがあるそうです。 とはいえ、このリサーチはインターネット上で募集したものなので、パソコンを使わない人たちは含まれていないわけで、インターネットを頻繁に利用する人の中の数値であるといえます。 ですから、そこを差し引いて考えなくてはならない数字だとは思いますが、それにしてもネットで買い物は確実に浸透していっていますよね。 かくいう私は先週初めて、ネットで買い物をしました。 買ったのは「アパレル・日中韓英対訳ワードブック」という本です。 中国からアパレル用語の最近の辞書が欲しいと頼まれて色々検索し、探し当てて手に入れたのがこの一冊。 なるほど、便利だなぁ、と実感! 本屋に行って、こんな本が欲しいんですけど、と頼んで探してもらって在庫確認をして住所を教えて、また取りに来て・・・・ という手間と時間を考えると、あっという間。 注文するとすぐに確認のメールも来るし、出荷のお知らせも来るし、翌々日にはちゃんと手元に届きました。 一度経験するまでは、なんとなく不安がありましたが今ではな~んだ、という感じです。 主人はネットオークションをよく利用しているようですが、やはり一度経験すると病みつき!?になるのでしょうね。 リフィンもゆくゆくはネットで検索して注文が受け付けられるような方向は考えていっていますが、時代の流れは本当に早い!! カタログの紙という媒体からネットへの移行は思っているより早くくるのでしょうか。 それとも・・・・

母さんが決めて

「○○くんがさ、ぼくと遊びたいんだって!」 長男が嬉しそうに言ってきました。 「誰か遊びたい人はいないの?」 「う~ん、だれでもいいけど。」 「せっかくの休みなんだから誰か誘ったら。」 「じゃ、母さんが決めて。」 「何でよ、あんたの友達でしょうが!」 という会話を何度したことでしょう。 なんと自主性のない! 自分の意志はないのかしら、この人は友達がいないのかしら、なんて心配もしてしまいましたが、今日初めて自分から名前を挙げて、いつだったら遊べるかなぁ。と聞いてきました。 とはいえ、学校が名簿も作らなくなってしまった昨今の現状では連絡をつけるのも一苦労。 しかもイマドキの子どもたちは何かとスケジュールが詰まっていて、時間が合わないんですよね。 子供同士が遊ぶのに、親がいちいち連絡を取り合うっていうのも、なんだかなぁ・・・ という気もしないではありませんが。 ま、2回目からは少しずつ本人たち同士で約束が出来るようにしていけばよいことで、とりあえず初めてのことですので、何とか連絡を取って遊ぶ時を設けてやりたいと思っています。 そのせいか、なんだか今日は宿題もさっさと機嫌よく済ませておりました。 でもこうしてみると、結局親の都合で遊べる日にちも限られるわけですし、そこのお家も親がいいよ、というか言わないか・・・ 彼の言う「母さんが決めて」は自主性がない「決めて」だけではないんですよね。 と、今気がつきました。反省。

新カタログ検討会

新しいカタログ作りのために着々と準備が進んでおります。 新商品のジャケットも来週中には出来上がってきます。 ジャケットはこれからまだ修正等が必要になるとは思いますが、ブラウスは今日最終的な決め込みがほぼ出来ました。 あとはもう少しボタンを検討してみる予定です。 ボタン一つで大きく雰囲気が変わってきますし、ボタンの大きさの1ミリ、2ミリの違いや、ボタン穴の位置などで、襟元のおさまり具合なども変わってくるのです。 パンツは今までのリフィンのサイズ展開とは変えるような方向で作っていますので、今までよりも、より様々な体型の方をカバーしていけて、それでいてカッコイイパンツになるはずです。 先々週、工場の人たちに協力してもらって採寸したお話をしましたが、やはり最近のパンツもスカートも腰ではくものがほとんどですし、ウエストは確実に若い人も含めて大きくなっていっています。 改めて自分のサイズを測ることなどめったに無いですよね。 自分は9号が着れているし、細くはないけれども、まあそこそこ・・・かな と思っていても意外とあるのがウエスト。 反対にヒップは案外ウエストの割りには小さかったりして・・・ 歳を取ると下にどんどん下がるというか、流れていってここからがモモでここからお尻、という境目がわからなくなっていくんですよね。 スミマセン、リアルというかあまり嬉しくない話題ですね。 そんなこんなをリアルタイムに実感している者たちの集まりでもある私たちが、一生懸命考え、製作中です。 どうぞ楽しみに待っていてください!

インナー

企画開発室でインナーの着用テストを募集しましたが、その後・・・ レースが下着っぽい、というご指摘が気にかかり、あちこちお店屋さんを覗きました。 冬でもレースのいっぱいついたキャミソールは健在で、(特に東京は色々とたくさんありましたよ!)見せるということが前提ですが、お店の方も下着のレースと一緒ですよ、とのこと。 レースでも素材がポリエステルだったりレーヨンだったり、ポリウレタンが入った伸びるものだったり、模様も色も、もういっぱいです。 あるお店の方は、下着に見えるかおしゃれに見えるかは、着る人の着方の問題ですよ、と。 「ちゃんと他のところも身だしなみや、おしゃれに気を配っている人が着ていれば、下着っぽくないし、なんとなくだらしない人がだらしな~く着ていれば下着みたいに見えちゃうんじゃないかなぁ。」 と話してくださいました。 で、レースは見る人や、着る人の感覚の差で○か×か分かれてくるので、次回の試作品はレース使いのものと、レースを使わずサテンのような生地ですっきりとくるんで縁取るものを作ってみることにしました。 レースもできるだけ上品なものを使いたいと思います。 レースにはレースの良さがやはりありますし、華やかさも演出できます。 でも首にスカーフなどを巻くのであれば、何もないほうがリフィンの提案するスカーフ使いが引き立つかしら、と思ってみています。 新しいカタログ製作と重なって、少々遅れ気味ですが、何とか来月中のどこかでは公開したいと思います。 もうしばらくお待ちくださいね。 また、皆さんのお声を募集することもあるかと思います。 どうぞそのときは、どんどん声をお寄せくださいませ!

匂いの力

なんとなく懐かしさを感じるたたずまいのお家には、必ずといっていいほど金木犀か南天の木が植えてあります。 浅草界隈を歩いているとあちこちで金木犀の香りが漂っていました。 匂いが記憶を呼ぶ現象を「プルースト効果」と呼ぶと、とある新聞のコラムに書いてありました。 名前の由来はフランスの文豪の大作「失われた時を求めて」だそうです。 私は残念ながらさわりだけで、結局読んではいないのですが、主人公が紅茶で湿らせたマドレーヌを口にした途端に、まるでページを操るように過去の自分をとい戻した、というくだりがあるそうです。 私にとってのこの時期の「プルースト効果」はみかん。 もう黄色く色付いたみかんが出回り始めたようですが、少し前までは早生のまだ青いみかんでしたよね。 あのまだ固くて、中の袋の皮も厚くて、すごくおいしいとはいえないけれど9月中ごろから10月にかけてのあのみかんを剥いた時のすっぱい匂い! あの匂いを嗅ぐと、運動会の風景が浮かんでくるのです。 白地に何年度卒業生と書かれ、ロープを鉄杭に巻いて地面に埋め込んだテントに、端が生徒がむしってほつれかけているござの敷物。 その中で家族や親戚が輪になってお弁当を囲み、どこからともなく漂ってくるのがこのみかんのすっぱい香り。 値段も高くて、まだ甘くもないこの時期だけど、運動会のためにちょっぴり奮発して、手軽に食べられるみかんを買い求める、あちこちのお母さんやおばあちゃんの姿が見えてくるのです。 我家がいつもみかんを買っていたわけではありません。 ただなんとなく私にはこの時期のみかんの匂いは、日本中のお母さんの忙しそうでいて、なんだか嬉しそうな姿が見えてくるのです。 皆さんにもきっとありますよね、「プルースト効果」

展示会の続き

昨日の展示会のお話を・・・ 鍵屋・北典社様のグループ会社、スィーズコーポレーションのセレモニーレディーの方がリフィンを着てくださっています。 今回の展示会では、宗派別にブースが分かれており、そこでの衣装の提案もされておりました。 リフィンからは4種類のジャケットとスカート、そして小物を提供させていただきました。 こちらのセレモニーレディーには13号以上の方はなることができないとか! 「5号サイズが欲しいんです。この頃の若い人は背も高くて細いから!」 と常務の女性の方。 皆さん髪もきっちりと後ろでまとめられて、とても知的な感じがしました。 普段から人に見られている、という意識をお持ちですからお客様がいらっしゃらないブースの所でも、きれいな姿勢で立っておられましたし、写真にも気持ちよく応じてくださいました。 あいにくの雨でしたが、足元の悪さへの気の配り方、やわらかい物腰、丁寧な言葉遣いで、気持ちよくお話させていただきながら過ごすことが出来ました。 こんな人がお嫁さんだったらいいだろうなぁ!? 「みなさん、何か新しいことを取り入れて、他社さんとの差別化を図りたいと模索されていらっしゃいます。」 と話されていましたが、 「一番大切なのはそこに真心があるかということです」 ときっぱりとおっしゃられた常務様の姿は頼もしさと自信で、輝いていらっしゃいました。 そんな素敵な女性の方々が、リフィンを着ることで更に気持ちよく仕事ができるよう、輝きを増すお手伝いが出来るよう、頑張らなくては! 皆様、いろいろなお話を聞かせて下さいまして、本当にありがとうございました。ますますのご活躍をお祈りしております!

展示会

東京の浅草で鍵屋・北典社様の展示会がありました。 そちらのグループ会社のセレモニーレディーの方がリフィンを着てくださっておられます。 今回の展示会で、いろいろな提案をする中で服装のことも提案したいということでリフィンのほうにお声を掛けていただきました。 日帰り東京で何とか日付けが変わる前には帰ってきましたが、食卓には今朝の残りのハムが一枚お皿の上で丸くなって干からびておりました。 もう一皿はきれいに上の部分だけ食べたメロンパン。 夕飯の食器はきれいに片付けられていたのに、なぜこの二皿だけ・・・ でもここまでしてもらえているのですから、ありがたいことです。 というわけで、諸々の家事がもう少々ありますので展示会のお話はまた明日ゆっくりと。 おやすみなさい。

お花のある暮らし

先週娘の出演したコンサートで、たくさんのお花を頂きました。 そのおかげで、この一週間はお花に囲まれて過ごすことができました。 玄関に、我家で一番大きな花瓶に活けた花を置き、食卓、子ども部屋、そしてお手洗いにもそれぞれ飾りました。 一番優しい色のお花はピアノの部屋に。 この花を見れば、あの時の嬉しかった気持ち、達成感、そういったものを思い出してくれるかなあ。なんて思いながら飾りました。 とかいいながら、実はその気持ちを思い出して、次回の本選まで必死に練習してくれないものかしらという期待が一番でしたが・・・・ その期待とは裏腹に、練習にはなかなか実が入ってないようで、夕方帰ってきた私がチェックを入れるとあれまぁ、後一ヶ月しかないのにどうすんの!?の連続です。 そんな私のカリカリを知ってか知らずか、この部屋のお花だけは今もまだきれいに咲いています。 白いバラだけは花びらの先が茶色くなってきましたが、ガーベラもアネモネもまだ元気で、優しい色を保っています。 結局お花を見て優しい気持ちを取り戻しているのは、娘ではなく私自身。 お花のもつパワーって、やはりすごいですよね。 そういえば、ご葬儀でも結婚式でも、お花と音楽なしでは成立し得ないですよね。 遠い古の時から、世界中で。

岡山にて

岡山の児島でファッションセミナーが行われたため、昼前から出かけました。 児島に行くためには岡山駅で乗り換えなくてはなりません。 乗車券は児島までの往復を買いました。特急券は岡山までの往復。次回の企画のために寄りたいお店がありましたので、岡山で途中下車しようと思いました。 最近は自動改札機がほとんどですよね。 乗車券が出てくるだろうと思ったら出てきませんので駅員さんに尋ねましたところ、迷惑そうな顔で途中下車は出来ませんとのこと。 払い戻しをするとか、差額を払ったら出ることが出来ますか、と聞くと、 「乗換え駅から100キロ以上離れてないとそれはできませんよ、児島は100キロないから。ほら、ここに下車できないと書いてあるでしょ。」 と怒った口調で指差されてしまいました。 駅員さんからすれば常識かもしれませんが、時々しか乗らない人にとっては、分からないこと知らないことはたくさんあります。 乗り降りする人が多い岡山駅。お忙しいのは分かりますが、口調が怖かったのでそれ以上のことは聞けず、分かりましたと引き下がりました。 どうしても岡山で下車したかったけれど往復を買ってしまったし、どうしたものかと他の出口で駅員さんに相談しました。 今度の方は申し訳なさそうに 「そうなんですよ、ごめんなさいねぇ、どうしても岡山で降りたいのならこの切符はここまででいったん終わって、新たに岡山、児島間を買って頂かなくちゃいけないんですよ。でも帰りの分は払い戻しをして頂いたらいいですよ。ただ、手数料がかかってしまうのでそれでもいいですかねぇ。」 やっと救われたような気持ちになりました。 先日受けた葬儀に関するマナーの講習でも言われていましたが、お客様からの質問にはまず、そうですね、あなたがお困りなのはわかりましたよ、という気持ちを示すことが大切だと思います。 いったん受け入れてから、ではこういう方法がありますとかこうしたらいかがでしょうと分かりやすく説明してあげれば、不安な気持ちや或いは怒っていた気持ちも和らぎます。 言葉とそれと共に表情一つで印象はまったく違ってきますよね。 自分たちにとっては当たり前のことでも、お客様にはちがいます。 正直、そんなわかりきったような質問を!ということも時にはあるでしょうけれど、(今日の私がそれかも?!) お客様の疑問や不安は常にあるのだと肝に銘じて、分かりやすく心のこ

採寸

「あ~、お昼食べる前にしてもらえばよかった。」 今日は縫製工場のみんなに協力してもらって、一人一人の採寸をしてきました。 というのは、リフィンの新しいパンツを作るにあたってのデータ採集のひとつとして、10代から50代まで幅広くいる工場の女性にお願いしたわけです。 いくつになっても、自分の体型はアレコレ気になるもの。 喜んで採寸したり写真に写ったりしてもらえるはずはありません。 「そこを何とか新商品のためにお願いします!」 と協力してもらいました。 本当に体型は人それぞれですし、自分が思っている自分の体型と、人から見た体型とは違っていたりもします。 自分の体型にはみんな厳しいというか、マイナスのほうばかり目に付くと言うか・・・気になる所がいっぱいですよね。 でもみんなリフィン可愛さで協力してくれましたので、これらを参考にしながらパンツのほうを煮詰めていくことが出来そうです。 ワイワイと賑やかな昼休憩が終わる5分前には、みんなそれぞれの場所に着き、チャイムが鳴るときには、アイロンのスチームの音とミシンの軽快な振動が響いていました。 美しい指先と、真剣なまなざし。 壁に貼ってあった 「その行動は日本一の工場にふさわしいか」 リフィンと共に、みんなも日々成長している姿を誇らしく思った、昼のひとコマでした。

緑茶

温かい飲み物が恋しい季節が近づいてきました。 昨夜は子どもが寝静まってから、久しぶりに主人と借りてきた映画を見ました。 大事に取っておきすぎて、賞味期限がちょっぴり過ぎてしまった、上等な頂きものの最中と、あったかい緑茶でゆったりとした時間を。 [清涼飲料水市場が伸び悩む中、成長を続けるペットボトル入りのお茶。有力メーカーがこぞって春先に新商品を投じ、大々的な販促活動を展開した。 そんな「緑茶戦争」を制したのは伊藤園。] という記事が流通新聞に載っていました。 日本のお水は衛生的にきちんと処理されているのだし、お茶も我家で簡単に出来るもの。 経済的に考えれば、わざわざ買わなくても・・・ と思っている人も少なくないはず。かくいう私もその一人。 けれど出かけた時や、ちょっとした時、子どもにどうせ買うのならジュースよりはお茶を。とお茶を買う機会は実際はよくあります。 確かに買ったお茶はいつも均一においしいですし、ペットボトルならふたもできます。 そんなこんなで、今やペットボトルのお茶はなくてはならない存在になっていますが、そんな中、一番売れているのが伊藤園の「おーいお茶」 勝利の要因は、周到なマーケティング。 中でも一番のポイントは大幅刷新をしないこと。とありました。 1989年の発売以来今回初めて刷新したけれど、変わったのは香りのみで、味も外観デザインも基本的には変えなかったそうです。 「生茶」が味やボトル形状など多く改善したのとは対照的。社内でも、もっと変えなゃという声が多かったそうですが、あえて香りが薄れにくい手法だけに絞って、他は変えないで取り組んだそうです。 ロングセラー商品だけに、味や外観に愛着を持っているファンが、安心して買うことができた、というわけです。 というような分析がしてありました。 新しいことにチャレンジする勇気もあれば、変えない勇気というものもあると思います。 どちらにせよ本来の軸をずらさないでいる、ということが大前提にあるのだと思います。 初心忘れべからず。 そうそう、「あなたー、お茶よ」というお茶を新婚旅行先のフランスで幕の内弁当と一緒に配られたことがありました。お互い初々しく楽しかったなぁ。 夫婦間も初心忘れべからず、ですね。

母は汗だく

今日は子ども自慢で・・・・お許しを。 先週末は末っ子の運動会と、長女のピアノの本番とが重なっておりました。 雨が降りそうな気配の中、朝5時からお弁当作り。 曇り空のものと、年長さんから行進が始まり最後にようやく年少さんが行進してきました。 やはり、3歳から6歳までのたった3歳の違いですが、歩き方も、顔の表情も手の振りの格好も違います。本当に成長の過程がよくわかって面白い! わが末っ子は年少の先頭でそれはそれはニコニコ+照れくささいっぱいの表情で登場。 どの親もおじいちゃんおばあちゃんも、み~んないい顔! 途中雨が降って中断したりもありましたが、なんとか午前中の部は予定通り終了。 かけっこは、「どうしてもせいクンが抜かせんのんよー」 と言っていたとおり、この日も2番でしたが、踊りはばっちり。うちの子がピカイチでした。(と、どの親も思ってるんでしょうね) さて、母が汗だくになったのはここからです。 以前オーディションを受けて合格したピアノのコンサートがこの日の1時から。 午前中仕事だった主人が駆けつけ一緒にお弁当を食べてから、娘と私は会場へ。 いつもの自転車をかっ飛ばして、会場に入り衣装に着替え、まずは表彰式。 それが終わるとまた着替えて幼稚園へ戻ります。 戻ると丁度次は親子ダンス。 楽しく親子ダンスを済ませると、また娘と自転車をかっ飛ばして公民館へ。 この日は別のコンクールも重なっていたのです。 なんとかまぁまぁ弾き終えて、またまた自転車でコンサート会場へ猛ダッシュ! 出番まで少し時間があったので、汗だくの服を着替えに自宅にいったん戻って、せっかくですから運動会スタイルから演奏会の母親スタイルに変身。 次の汗は冷や汗。 ちゃんと弾ききれるのかしら、止まったりしないかしら、椅子の調節は大丈夫かしら・・・ 親の心配をよそに、いいホールといいピアノのおかげもあって、案外さらりと弾いてのけ、いい顔で最後のお礼も出来ました。 あ~、無事終わりました。ふぅ~。 予定外の最後の汗が夜の9時。 コンクールの結果発表がその夜会場に張り出されるのをすっかり忘れていて、「明日でいいでしょ」と聞くと、「今日見たい。」 ということで、お酒の入っていた主人と私。車には乗れないので、またまた自転車に乗って夜の町へ。 でもね、あったんです。名前が。 やったー!! そんなこんなで、汗だくの、でも記念す

おかげさまで一周年

リフィンの発売からおかげさまで一周年!! おかげさまで、無事一周年を迎えることが出来ました。 ずいぶんとこの一年で認知度も上がり、いろいろな方面から声を掛けていただくようにもなってきております。 準備期間から考えてみると、本当に各方面の色々な方からお力添えを頂きました。 初めの頃は、いろいろなお話をお聞きしたくて葬儀社の方にお電話をしても、なかなか会うことはもちろん、電話で説明を聞いていただくことも難しかったことも今では懐かしく思い出されます。 そんな中、アンケートや取材に快く協力してくださった方々、本当にありがとうございました。 中でもK社長様との出会いは、本当にリフィンにとっても、私たち自身にとってもかけがえのないものとなりました。 カメラマンのMさんもまた、リフィンを語るときになくてはならない存在です。 リフィンのよさを引き出し、いつも美しい写真を強行スケジュールの中、撮って下さっています。 縫製に関してはHさんに様々な細やかな指導と、商品を見る厳しい目線を教えていただきました。 パターンではSさんに何度福山に通っていただいたことでしょう。 まだまだ、いろんな方がいらっしゃいます。 挙げ始めるときりがありません。 本当に本当に感謝しております。 一周年を記念して、ホームページのリフィン商品紹介に新しく曲を載せました。 リフィンのテーマである礼節感と、働く女性の密やかな応援歌をイメージしていただけると嬉しいです。

新聞

目の前に新聞が山積みになっています。 現在購読している新聞は3紙。 無料で配布されるタウン紙なども含めると、多い日には5種類もの新聞が届きます。 あれやこれやで、読めない日があると、今のようにすぐに山積みになってしまうわけです。 もともと活字を読むことは好きな方ですし、流通新聞などは幅広く世の中のトレンドや新商品に関することなどが載っていて面白いので、日経新聞のようにとばしてしまうページはありません。 新聞を読むことも母さんの仕事の一つ、と子どもたちも認識してくれているようで、新聞を読んでいる時はあまり声を掛けてはきません。 週末子どもの友達がうちに来て、私が新聞を読んでいる姿を見て 「え~、おばちゃん新聞読むん!?」 「読むよ~、いろんなことが書いてあって結構面白いよ。」 「ふ~ん、うちはお父さんしか読まんよ。あぁ、雑誌なら時々読んでるけどね。服とか、ヨン様とかの。」 と言う会話を交わしました。 やっぱり子どもって見ているんですよね。大人の姿を。 やはり、子どもの前ではある種の緊張感を持って、責任ある態度を見せられる大人でありたいな、と思うのはちょっと古すぎでしょうか・・・

やったー!

「母さんは?」 今朝方、末っ子が私を探す声。 やっぱり私って健康優良児!?らしく、薬を飲んだわけでもありませんが咳もほとんど止まり、熱はもちろん下がり、鼻水までおさまっておりました。 私の姿を見ると、 「母さん、もう風邪なおったん?」 私が、イエーぃ、という指ポーズでにっこりして見せると 「やったー!!」 と言う嬉しい返事。 幼稚園から帰ってきて、ポツリと「あ~よかった」 と言うので、「何が?」 と尋ねると、 「だってさ、母さんが元気になったけー。」 主人に話すと「こいつは機嫌取りが上手いのー。」 と笑っておりましたが、でもやっぱりそう言ってもらえると嬉しいもの。 言葉はやはり声に出して伝えないと、なかなか伝わりません。 思いがけない時に、ストレートに素直な言葉で言ってもらえた言葉は、とてもわかりやすく、やはりこちらにストレートに入ってきます。 回りくどい説明や、美辞麗句を並べたてたお世辞や、長々と並べた言い訳よりも、 「ごめんなさい」「ありがとう」 その一言が、心をこめて言えたなら、どんなにみんな穏やかな心になれるでしょう。 末っ子の「やったー」のおかげで、今日は一段と元気にスタートが切れました。 「ありがとう」

久々に

久々に熱を出してしまいました。 家族全員がインフルエンザ次々とかかった時も、子どもが嘔吐下痢症で入院したときも、一人元気だった私。 実に3年半ぶりに発熱。 やはりしんどいものですね。 つわりもなく、妊娠中毒症もなく、大病を患ったことのない私のような人間が結構突然思いがけない病魔に・・・・ と、悪い想像はしないでおきましょう。 とはいえ、やはり健康管理や、定期的に検診を受けることはそろそろ本気で気をつけていかなくてはいけませんね。 確実に一年にひとつずつ齢をとっているのですから。 ということで、今日はよく寝ましょう。

衣がえ

10月1日といえば、衣がえ。 今年は丁度1日が土曜日だったので、今日が衣がえの初日となるのでしょうか。 とはいえ、今日街を見回しても、カラスの集団にはお目にかかりません。 詰襟の学生服自体が珍しい昨今ですから、当たり前なのかもしれませんが。 しかも、朝夕は涼しいとはいえ、日中はまだまだ暑いですよね! うちの子の通う小学校では、衣がえはありません。いつから上着を着ましょうとも、長そででもいいです、とも決まりはないのです。 式典のときの上着の着用が決まっているだけで、あとは臨機応変にご自由に、となっています。 幼稚園では、衣がえ準備期間という名の長袖ブラウスだけでもいいし、上着も着てもいいし、体調と気候に合わせてご自由に、という一週間を経て、10月中ごろに衣がえの日があります。 暑い日もあれば寒い日もあって、暑がりの子も、風邪気味なときもいろいろですので、臨機応変にご自由にというのは、理にかなってはいると思います。 けれど、この日を境にきっちりと区切るという考え方も、やっぱり悪くないと私は思います。 学生のときの、教室が白から黒に変わる中に、季節感となんとなく気が引き締まった感覚が、今でも懐かしく思い出されます。 制服には、やはり制服らしい美しさ、というものがあると思うのです。 それは集団になったとき、一層引き立ち、制服としての意義も一段と高まると思います。 同じ目的意識を持った人たちが集まったときには、やはり制服というものは特別な機能と働きと美しさを発揮する、と私は思います。 そのためにも、私たちは魂のこもった美しい制服作りに一層努力する責任があるのです。 四季と共に暮らしてきた日本人。 やはりどこかで、今日から衣がえ、と区切りを持ちたいですね。

中国

リフィンの商品は現在すべて国内生産。 我社の従業員が、毎日心をこめて丹念に縫い上げております。 国内とは別に、中国にも縫製工場があります。 昨年新しく建て直し、日本では考えられないほどの敷地に立派な工場が建っております。 中国のことは中国にしかわからないということで、全信頼を寄せて中国の工場長に工場内のことはすべて任せて、もう10年が過ぎます。 8年前、その工場長の娘さんが日本に勉強をしにやってきました。 ほとんど日本語を話せなかった彼女は、私たちと同じマンションのワンルームで暮らしながら専門学校へ通い、大学に進学し、そこで結婚相手とめぐり合い、中国へと帰りました。 初めの頃は学校が終わったらプリントを持ってうちによって復習したり、休みのたびに一緒に出かけたり、食事をしたり、手振り身振りで会話をしていました。 中国に帰るころには日本語は十分話せるようになり、工場長と社長との話し合いの通訳に随分活躍してくれました。 その彼女が、今子どもをご主人の実家に預けて、工場のあとを引き継げるよう勉強をしているそうです。 ご主人の実家というのがなんと台湾。 ですから、いつでもは簡単には会えないのです。 工場長の奥さん、つまり彼女の母親が入院されているという事情もあるようですが、子どもを他国に手放して、というのはとても驚きで、ショックでもありました。 いろんな葛藤や苦しみと戦った結果、そういう手段を選んだのだとは思いますが、 2歳の子どもの顔を思い浮かべると・・・・・ この決断が正しいとも間違っているとも、私たちが決めることは出来ません。 でもこれから先ずっと後になった時に、やはりあの時決断してよかった、と彼女もそして子どもも納得できるかどうかは、これから皆がどう努力するかで違ってくるでしょう。 私たちが出来得ることは何なのか。 彼女とその家族だけの問題ではありません。 私たちは彼女のその決断を無駄にしないためにも、もっと頑張らなくては、もっと必死にならなくては! 今夜彼女に手紙を書きます。

睡魔

「あー、見てたのに」 テレビを消すと、うとうとと居眠りしていた母がぱっと目を覚ます。 そんな光景を今でもはっきりと覚えています。 今、その気持ちというか状況がよくわかります。 まぶたを閉じれば、すぐに眠れるのです。自分でも今寝ていることもわかっていて、自分としては意識ははっきりしてはいるのです。 ずっと眠たいわけではありませんが、とにかく座っているこの一瞬でも目を閉じればふーっと眠れてしまう。 ドラえもんののびた君が「3秒で眠れるのがぼくの特技なんだ」と言っておりましたが、今の私は3秒もいらないかも!? 最近、身体もよく動かしているせいでしょうか。 一応、目覚まし時計がなくてもおきられる人間ですが、以前のように夜中に子どもに布団を掛けてやることはできていません。 明け方、四方八方に散らばっている子どもたちにかけてはやりますが、夜中はぐっすりです。 そのせいか、みんな鼻をグズグズいわせています。ごめんね。 でもぐっすり眠れるのは、いいことですよね。

新商品検討会

来年2月のカタログ発行に向けて、具体的に動き始めました。 新商品も少しずつかたちが見えてきだしまして、ワクワクもドキドキも両方です。 今は、デザイン画から、パターンをおこしたり、生地を決めるためにサンプルを縫っている最中です。 初めはただの平面にある絵が、型紙になって、生地で組まれていくと立体になって行く。その過程は、何度見ても感激です。 生地にしてもそうです。 初めはただの平らな長方形が、不思議ないくつもの形に切られて、ミシンで縫い合わされていくと立体になって服になる。 小学生の時、展開図を習って方眼紙で展開図から立体に組んだ時の「お~っ」という感じ、覚えていませんか。 あれの更に、複雑で且つ精巧でスピーディーな行程は、本当にすごいんですよ。 何人もの手を通ったサンプルが、今いくつも並んでいます。 ここからまた更に検討し、比較し、訂正されて、またサンプルを縫います。 例えば1センチポケットの位置が高いか低いかで、全然雰囲気が違ってきます。 生地のAとBでは型は同じでも、まったく表情が違ってきます。 どの糸で縫うか、どの針を使うかによっても差が出てくるのです。 さて今日の地点ではまだジャケットとパンツの生地が決められませんでした。ブラウスはいい感じに仕上がってきましたよ! でもまだまだ。こうしたら、ああしたら、こうなったら、これだったら・・・ 試行錯誤の日々は続きます。

勉強会

今日は夜の7時から、広島県東部葬祭組合の勉強会に参加してきました。 6月に東京で行われた、フューネラルフェアの展示会場に来てくださっていた葬儀社の方が、お誘いくださいまして行ってまいりました。 「いいお葬式でしたよ」 と言っていただけるように・・・・ というテーマで、心構えや、言葉遣い、お辞儀や姿勢といった基本的なことから、服装やマナーについてもお話があるということで、リフィンのカタログも配って紹介してもいいですよ、というありがたいお誘い。 ということで、ただいま帰ってまいりましたがもうこんな時間。 明日は新しいカタログや新商品の検討会も控えており、申し訳ございませんが今日の出来事はまた後日・・・・

三連休

朝夕の涼しさとは裏腹に、日中はまだまだ厳しい暑さです。 この三連休は、子どもの通う小学校のバザーに地域の運動会にお墓参りも、と大忙しでした。 バザーでは何とか大きなトラブルもなく、お金の集計も何とかつじつまが合ったので、本部役員としてはほーーーーっというところです。 反省会で何を言われるかは、わかりませんが・・・・・ 地域の運動会では、世話役の方に 「若い人がいないのよー、お願い!」 と頼み込まれて、飴食い競争に参加しました。 山盛りの小麦粉の中に、飴が埋まっているのを口で探してゴールするというものです。 始まるとなんと、一組ごとに飴を人数分だけ入れ、ご丁寧に小麦粉も追加してくださっているではありませんか。 役員の方が飴をおいている位置を、スタート地点からよく見ておいていざ出発! 視力2.0が役立って、見定めた位置はほぼあっており、めでたく2着でゴールイン!! 子どもたちが私の真っ白けの顔を見ながら大笑いしているほうを見る余裕もありましたよ。 地域の運動会ですから、出場者は小学生から70歳以上の方までさまざまです。 町によっては人数も多く大いに盛り上がっているところもあれば、我が町内のようにメンバーが足りず、リレーは棄権、テントもガラガラという所も。 「うちの町内も隆盛を極めたことがあったよのー。ほら、浜田さんがおった頃は・・・」 なんて後ろでおじいさんが隣のおじいさんと懐かしげに話しておられました。 「やっぱり、子どもの多い町は活気があってええのお。」とも。 準備されたり、世話役の方は大変だとは思います。学校での役員をしていても負担に感じることも多々あります。 けれども、誰かのために無償で働くことが出来ると言うことは、誰もが出来ることではない。自分はそれが出来る人間だと選んでいただいたと思えば、胸を張って気持ちよく取り組めると思うのです。 しかも無償などではなく、必ずいつか何かの形でそれは返ってきます。 自分には自信であったり経験であったり糧となったり。自分だけでなく、子どもや家族に違う形として返ってくることも。 来年の運動会は、リレーのチームが組めるといいなぁ・・・

またまた抜けました

長男の歯がまたまた抜けました。 最近の長男はどうも気分のむらがあって、どうもすっきりしないへんてこな日々が続いております。 小さい頃はしなかったオネショも今になって時々してしまったりもあります。 この頃少しわかったのですが、歯がぬける前は特に機嫌が悪い! 落ち着かない気分も、食べにくい難しさもわからなくはないので、こちらも歯が抜けるせいだわ、とあまり気にしないようにしています。 歯が抜けるということは、でもきっとすごい変化が体の中でも、心の中でもおこっているのだと思います。 きっと、一年生の彼は今、いろんな葛藤や疑問や周りの環境の変化と戦っているのではないのかと感じています。 本当かどうか知りませんが、歯が抜けるのと字を書き出す時期は同時期だという話を聞いたことがあります。 字をなかなか覚えられない、覚えようとも、書こうともしない子はまだそういう時期に来ていないだけで、歯が抜ける頃になれば、自然と書けるようになるようになっているとか。 歯が抜けるというのはそういう時期のサインでもあるというのです。 時々歯がボロリと抜ける夢を見たりしたときのあの感触の悪さって経験ないですか。 歯というのはやはり何かを象徴しているような気がします。 しばらくは不安定な長男坊との付き合い方を模索しながら、とも思いながら、結局は見守るしかできないのでしょうね。 じっと黙って待つ、というのは実は結構しんどいものですが、自分自身もそうしてきてもらったのを今更ながら感じて、感謝しています。

インナー着用テスト

ホームページの企画開発室で募集したインナー着用テストに協力いただいた方と、お話をさせていただきました。 お客様相談窓口の者は、いつも電話で色々な方とお話させて頂いております。 私が直接お客様とお話をするのは、取材と言う形で直接お会いするか、展示会などでやはり直接お話させていただくことがほとんどです。 電話と言うのは相手の顔や今現在の状況が見えない分、やはり気も使いますし、会話のキャッチボールが難しいものがあります。 今回はあらかじめ何日の何時ごろ、というお約束をさせていただいてはおりましたが、やはりドキドキしました。 今回は二人の女性の方でしたが、お二人とも派遣で司会の仕事をされていらっしゃる方でした。 お二人ともとても親しみを込めて「電話を待っていたんですよ!」という気持ちの伝わってくる対応をしてくださったので、ずいぶんと救われた気持ちで楽しくお話させていただきました。 お二人のインナーに関するコメントはおいおいホームページに載せながら、手直しをした商品をまた登場させていく予定にしております。 お二人ともがおっしゃられたことは、生地がしっかりしていてとてもいいし、洗濯も簡単。長袖、袖なしも加えてオールシーズンで是非!ということでした。 またお二人ともリフィンの制服を着てくださっているのですが、生地がとてもいいということを強調して誉めてくださいました。 洗濯しても型崩れしたり毛玉が出来たりということがないし、やっぱりその辺で買ってきたものと違って、ポケットなども深さもきちんと考えて機能的になっているから大好きなんですよ!デザインも礼節感があって素敵ですし! と言う言葉に、私たちが考えたりこだわったことは、着て下さった方にはちゃんと伝わっているんだな、とホッと安心というか、嬉しいというか・・・ 問題は、カタログでそこをどう伝え、どう表現していくか・・・・・なのです。 冬のあったかベストについて聞かれましたので、背中にはカイロ入れがついていますから、きっと重宝すると思いますよ。とお伝えしたところ 「そこまで考えてくれるところはないですよ。」 と笑いながらおっしゃってくださいました。 そこまでも、どこまでも考えて、皆さんにお声を頂いて、少しでも喜んでいただける、こんなのが欲しかった、と言っていただけるモノ作りと、考えの伝わるカタログ作り。 まだまだ始まったばかりです。

サイクリング

長男坊との約束どおり、海までサイクリングに行ってきました! 「早く出かけんと、暑くなるぞ!」 の声にせかされながら、洗濯をすませて、朝ごはんと平行しながらおにぎりを握り、いざ出発!! 主人の新品自転車、長男のピカピカ自転車、長女の水色自転車の次に、私の愛用ママチャリが連なって、車の少ない道を選びながら、まずは市内で一番大きな川の土手を目指しました。 土手を下りると河川敷はきれいに整備されていて、車も通りません。水鳥や、草むらの中から飛び出してくるバッタを見ながら、風を切って気持ちよく走り続けました。 3、40分走った頃、ようやく河口が見えてきてもうすぐ海。 海に出ると急に鳥たちのけたたましい鳴き声が聞こえて、風のにおいも少し生臭さと潮の香りになり、遠くまできたなあ、と感慨に浸ろうとしていると 「おい、まだ行くぞ!」 と主人の声。主人の言う海は、ここからまだ先、山を越えた鞆の浦の海のことだったのです。 「坂にきたらかわってやるけぇ。」 というわけで、坂に来たところで主人と自転車を交代しました。さすがにかごに子どもを乗せて坂道は・・・・ でも主人は根性で子どもも乗せ、自分も乗ったまま漕ぎきっておりました。 初めてマウンテンバイクなるものに乗りましたが、ギアがついていると楽チンで坂道も登れるものなんですね。感激しました。 長女は少し泣き言を言いかけましたが、下り坂がとても楽しかったらしく、上ったら下りが待っていることがわかってからは頑張って漕いでおりました。 長男はただひたすらもくもくと・・・ かごに乗っているだけの次男は、「疲れたけぇ、もうそろそろ帰ろー」 家を出てから丁度2時間。無事鞆の浦の港までやってきました。 よく頑張ったね、と飲んだジュースのいい飲みっぷり! 自動車では決して味わうことができない体験がたくさんできました。 まず、風のにおいの変化を感じながらこれたこと。排気ガスから始まり民家のにおいを抜け、草むらのにおいを過ぎると水辺のにおい、そして海へ・・・ それから、季節の自然をまじかでゆっくり見れたこと。いちじくや柿、サツマイモ畑や彼岸花。トンボもバッタも何度も目の前をかすめては飛んでいました。 車を避けて一本路地を入ったところを走ったおかげで、知らなかった町並みや風景に出会えたことも大きな収穫。 今度は山だね!! 筋肉痛には・・・・ならなかったんですよ!ち

お問い合わせ

今週はリフィンの秋冬パンフレットが出ましたので、ホームページにもいつもより、たくさんの方に訪問いただきました。 お客様サービスセンターにも、次々とお電話をいただいております。 今日も商品の注文や、商品に関する問い合わせ等がきていたようです。 やはり問い合わせや、お悩みで多いのはサイズに関すること。 人の体型は千差万別。男性のスーツのサイズはY体A体B体E体にYAとかBEとかとても細かく分かれていますが、女性は7,9,11,13・・・・・ 実際は女性もARとかYRとか少しは分かれていますが、表記で目にすることはあまりありません。 ミス、とミセスタイプなんて、うれしいようなうれしくないような括りでよく扱われていますよね。 サイズ表もおそらく見てもあまりぴんとこないのが現状では・・・・見ても実際に着てみないとわからないことは、たくさんあります。 ですから今リフィンがお手伝いできるのは、実際の商品を送って、着てみてくださってから注文をいただく、ということです。 今日も選んでいただいた商品の各サイズを送り出しました。 実際に着て頂いてからサイズを確定していただき、注文枚数をいただいております。 注文をすぐにいただくことももちろんありますが、サイズ交換はよくあることです。 せっかく選んで着てくださるのですから、きれいに着ていただきたい。 そのためには、サイズが体に合っていることはとても大事な第一条件です。でも7,9,11・・・というくくりのサイズだけではどうしても対応しきれません。 お手入れの方法によるきれいさのもたせ方もありますし、お直しもして差し上げてよい状態を長くもたせることも必要かとも考えています。 よりきれいに着ていただくために、もっとお手伝いできること。 それを現在、模索中です。 その前に、第一弾として来春、号数だけで分けない、かっこいいパンツ製作中です!!

園長先生のお話

末っ子の通う幼稚園では月に一回園長先生のお話というものがあります。 そのあとは、主任の先生が、子どもたちの現在の様子や、取り組んでいること、また家庭で気をつけてほしいことなどを話されます。 今年は忙しいのと、三番目だしもう、いいか、も少々あったりして一度も行けていなかったので今日は行ってきました。 今は運動会前なので、特にいろいろ主任の先生のお話もあると思い出かけたのですが、やはりいろいろありました。 今の子どもたちは、本当に運動能力が低下しているようです。 運動オンチ以前に、体力が無い、筋力も無い、気をつけの姿勢すらできない子どもがいるそうです。内股になってあごが前に出て、指先が伸びないとか。 手を上に上げて、といっても必ずひじが曲がってしまう。 伸ばして、というと痛いという。 痛いぐらいがいいの、というけれど、長くは持たない。 先生は、「考えられないでしょ。でもそうなってきてるのよ。」 と苦笑いをされていました。 今はどこに行くのも車です。買い物に行っても、うろうろされると困るから大きな子どももカートに乗らされています。 階段の横にはエスカレーターがついています。 中学高校になっても親が車で送り迎えを当然のようにしています。 歩かなくなった人間の足はどうなっていくのでしょうか。 我が家はベビーカーは三人とも、2歳半を過ぎる前にはやめました。 子どもは従来歩きたいはずなのです。歩きたい時期にしっかりと歩かせてやれば、体力はもちろんのこと、歩くことが当たり前のことになります。 それを親の都合で、危ないからとか、一番は時間がかかりすぎて付き合うのが大変だからという理由で、ベビーカーに乗せたり車に乗せたり・・・・ 3歳を過ぎてしまうと、楽なほうを選ぶようになります。言葉で表現するようにもなります。「だっこして、しんどい、あつい・・・」 影ふみをしたり、歌を歌ったり、あそこの電信柱まで、と目標を決めたり、あの手この手で、なるべくベビーカーも抱っこもしないで育てたおかげか、今日も自転車で迎えに行っても 「僕、走って帰るけぇ!!」 可愛い後姿を一生懸命追いかけながら帰りました。

続きを

友人のお兄さんは二年半前から自分が癌であることを自分自身で検査されてわかっていらしたそうです。 2回の手術を受け、診療後に抗がん剤を受け、抜けた髪を隠すため、オペ用の帽子をかぶって、にこやかに診察を続けられていたそうです。 身長182センチの恰幅のいい身も心も大きな方でした。 友人とお兄さんが棺の中で眠っていらっしゃる前で、いろいろな話をしていました。 そこへお母さんが来られてご挨拶をしたら、友人の口から信じられない言葉が 「お母さん、くる時ね、棺をね、葬儀屋さんが落としたのよ!!」 ご自宅から車に乗せる際、葬儀社から来られた二人の男性が運ばれて、落とされたと言うのです。 「今までずっと痛い思いをし、苦しい思いをしたお兄ちゃんを、これ以上痛い思いをさせないでくださいって言ったの。しかも車をのぞくと運転手さんはいねむりをしてたのよ。」 私は声も出ませんでした。 お母さんもあきらめ声で 「お兄ちゃんは大きいでしょ、だから身体が入らなくてね、足も少し斜めにして顔も少し起こしたようにして、ようやく入れたのよ。特大っていうのにしたんだけどねぇ。」 志の高い葬儀社の方々をたくさん知っていますから、そんな方ばかりではないんですよ、と心の中では叫んでいましたが、まだまだそういうレベルの葬儀がまかり通っている現実を目の当たりにした思いでした。 田舎町ではなく、そこそこの中規模の街ですが、それでもやはりまだ葬儀社を選んだり葬儀内容を相談したり出来る環境はなかなか整っていないのだなあと感じました。 だからこそ、そんな中で疑問や問題意識を持った人が現れて、自分で勉強会に出かけたり、新しい葬儀社を興されたり、様々な行動を起こしている方がたくさんいらっしゃるのですね。 葬儀の世界全体が、ご遺族の方にとってより近く、より優しく、より気高くあるために、私たちリフィンができること。 まだまだ山を登りはじめたばかりです。

分かち合う

週末、友人のお兄さんのお葬式がありました。 亡くなられたのは、地元では超がつくほど有名な産婦人科のお医者様。 45歳の若さでした。 その方の妹さんと私は幼い頃からの友人で、親同士も古くからの友人でした。 妹さんである私の友人は、私の姉が癌で入院していた時、その病院の薬剤師をしていましたので、何かと気に掛けてくれていました。 亡くなった際も、すぐに駆けつけてくれました。 お兄さんの訃報を聞いたとき、何もしてあげられないけれど、どうしても会うだけあって、せめて背中をさすってあげられたらと思い、電車に飛び乗っておりました。 彼女の第一声は、 「ごめんね、あの時の気持ちわかってあげられなくて・・・・・」 私は「そんなことないよ、いいんだよ、いいんだよ」 と背中をさすってあげることしか出来ませんでした。 しばらく二人で涙を流していましたが、言葉はなくても気持ちが寄り添っているのをひしひしと感じていました。 相手の気持ちを察したり、考えたり推し量ったりすることはできますが、やはり同じ体験をしたもの同士でしか分かち合えない何かは、あると思います。 同じ体験をしたもの同士だからこそ分かち合える、と言った方が正しいでしょうか。 展示会で、 「うちでは身内を亡くした経験のある子を採用しています。その子たちのご遺族に接する時の言葉や態度はやはり、まったく違いますから。自然と丁寧に親身になって接しています。」 と話されていた葬儀社の女性の方がいらっしゃいました。 もちろん、身近な人の死を体験しなければ出来得ないとは思いませんが。 しばらく涙を流した後、色々な話や気持ちを語ってくれた彼女。その時信じられない話を耳にしました。 その話はまた明日書かせてください。

リフィン秋冬パンフレット

リフィンの秋冬パンフレット、そろそろお手元に届きつつある頃でしょうか。 今回は、リフィンの商品を、置き撮りという初めての撮影方法で紹介してみました。 生地の名前で分けたのも、その中であればどれを組み合わせても違和感なく着ていただけるからです。 色々組み合わせて、着まわして頂けるようになっている商品が、分かりやすくみていただくことが出来ていますでしょうか。 思っていた以上に置き撮りという撮影方法は手間も時間もかかり、動きが出しにくいということがわかりましたが、これも挑戦してみないと分からなかったこと。 でも、整然と分かりやすく、より多くの商品が掲載することが出来たのも、挑戦してみて分かったことでもあります。 今回のパンフレットの開き方は変わっていたと思いますが、これもまた今までの経験を経て、普通の左右の見開きではなく、何とか3ページのワイドな見開きでの迫力や、集約した商品群の見やすさを考えてのものです。 めくりやすいよう、また製本時のミスをなくすよう、表紙の紙が少し控えてあります。 それでも表紙に違和感がないよう、まためくってもおかしくないように色も工夫してあります。 リフィンももうすぐ1周年。 失敗も失礼も数々ありながらも、今もまた、色々なことに挑戦し続けています。 次はどんな商品が出てくるのだろうか、どんな企画が予定されているのだろうかと、期待感を持って待っていただけるよう、挑戦をしつづけようと考えています。 頑張りますよ!!

敬老の日

敬老の日は19日ですが、明日幼稚園で一足早く敬老参観が行われます。 敬老参観に参加できるのは一人の子どもにつき、一人。 例えば一人っ子の子どもでしたら、おじいちゃんおばあちゃんが合わせて4人存在するわけで、順番に一人ずつ毎年行ったとしても、幼稚園は長くても3年間しかないので一人はどうやっても参加できないことになります。 幸い我家は子沢山なので、一人が何度も参観できます。 少子化の今、一人の子どもに対する期待と愛情は溢れんばかり。誰が行くかでもめているお家もあるようです。 今回は私の父が来てくれることになっていますが、普段出不精でも孫に 「おじいちゃん、きてね。」 と言われれば、元気を出さないわけにはいきません。私にとってもこういう機会でもないとちょっと来て、とはなかなか言い出しにくいものがあります。 ですから、幼稚園の行事はお互いにとっていい口実にもなっているのは、多くの家庭でもそうではないでしょうか。 小学校になると平日にあったり、人数が多すぎて探すのが大変だったり、子どもが家族のほうは見てみぬ振りをするようになったり・・・ やっぱり幼稚園時代が一番です。 明日はマツケンサンバを披露するんだとか。 見せて、と頼んだのですが、 「だめ、おじいちゃんに見せてから」 と断られてしまいました。残念。

裁縫箱

皆さんはどんな裁縫箱をお持ちですか。 私は結婚する時友人にリクエストして、裁縫箱をプレゼントしてもらいました。 もらったのは箱だけで、中身は自分で揃えました。 といっても、新しく買ったものもありましたが、ほとんどは小学生の時に家庭科で使っていたものです。 私たちの頃は25×20cmぐらいの長方形の箱で女子は鞠や扇、男子は兜の模様が印刷されていました。確か昭和30年代生まれの姉は、ピンクの半透明の箱だったような・・・ 母に薄い紫のゾウがついた生地で裁縫箱入れを縫ってもらったことを、今でも覚えています。 花の形のマチ針のうらには旧姓が書いてあったりして、今でも十分役に立ってくれています。 今日バザーのための裁縫ごとがありまして、その時向かいの人の針山をみるとやはり花形もマチ針が刺してあり、旧姓が書いてありました。 「○○さん」と呼ぶと、「どうして知ってるの!」 とびっくり顔。タネあかしをしたら「なるほどね」と納得していましたが、他にもこ家庭科で使っていたはさみよとか、メジャーよという人が何人かいました。 そしてどれも、お母さんの字で旧姓が丁寧に書かれておりました。 今、針を持つこと自体、めったにない人がほとんどでしょう。 雑巾ですら、100均ショップで買う時代ですから。 裁縫道具には、なんとなく母と娘のつながりを感じるのは私だけでしょうか。 この夏休みに、娘と少しですが刺繍をしてみました。 一針やって見せただけで「母さんすごい!」と感心してくれました。 彼女が母になった時、思い出してくれるかしら・・・

テーマ曲

リフィンのホームページに流れるオリジナルの曲ができました! 以前ちらりと書いたことがありますが、この仕事に就く前、正確に言うと第一子出産直前まではずっと音楽と共に生活をしておりました。 大学でも音楽を専攻し、短い間ではありましたが高校で音楽を教えておりました。しかも工業高校で!! 今ではわが子に何とか引き継いでもらえるよう、押したり引いたり駆け引きをしているところで、私自身はピアノからすっかり遠のいてしまっています。 リフィンの曲をお願いしたのはその大学時代の友人。 彼女も変わった経歴の持ち主で、大学卒業後JTBにさっさと就職してしまい、あれー、と思っていたら何年か後にアメリカに行ったらしいよー、と聞きいておりました。 語学の勉強かと思いきや、なんとジャズの勉強に行っていたのです。 学校ではもちろんクラッシックの勉強や音楽教育などが主で、ジャズが好きとも聞いていなかったし、作曲科にいたわけでもなかったし、そういえば作曲の授業もちゃんと出てたっけ・・・ って感じで、本当にびっくりしたものです。 去年日本に帰ってきて、何か仕事無いかなあ、なんていっていました。非常勤講師をしたり、バイトをしたり・・・ そうこうしていると、彼女の作った曲がCMに採用されたり、講師の話の声がかかったりし始め、今では東京で音楽学校の講師をしつつ、曲作りをしています。 MAOという名でこれからもどんどん活躍していくことと思います。 この道一筋!! というよりも、意外とこの道一筋!!に行きつく前に、いろんな寄り道や、回り道、時には後戻りもあったり・・・ そんな中で、一つの道が出来てくるのかもしれませんね。

自分仕様

消費者が自分だけの味をプロデュースできる、オーダーメード食材が注目されているそうです。 鴨肉について詳しく書いてありましたが、まったくの個人が一羽からでも注文できるそうです。 まず、品種を選び、育て方、例えば小屋で飼うとか屋外に放して飼う、餌はトウモロコシ中心にするとか動物性たんぱく質を混ぜるとか植物性たんぱく質を混ぜるとか・・・ 絞め方まで指定する方もいるそうです。 こういった細かいやり取りは全てメールで行い、お客様の思い描く味に近づけていくそうです。 餌や飼いかたで味が変わってくるというのは、想像は出来ますが、違いが分かるかといわれればとても??? お醤油やハムなどでも、こういったオーダーメードサイトがあるそうで、自分だけの味を楽しむ人が増えているそうです。 最大公約数的な味の押し付けに飽き足らないオトナのために、なんて書いてありましたが、確かに昔は最大公約数的な味もモノも限られていましたから、選ぶ余地はありませんでした。 でも今は最大公約数がいくつもあり、まただれでもいつでも選ぶことができます。 そうなれば、更にこだわりを持ち最大公約数ではない私だけのモノを求めるようになるのは当たり前、というのは変ですが、自然な流れとは考えられます。 人間って、貪欲ですよね。 でもだからこそこうやって日々変化し、新しい供給と需要がうまれて、成長していっているのでしょうけれど。 今日は本当はオーダーメードのことから、これからのリフィンが取り組みたいことにつなげていこうと思っていたのですが、なんだか違う方向に行ってしまいました。 鴨を例えに出したのが問題だったようですね。どうしても、人間の欲望のために食べるものも暮らすところも決められてしまうなんていう側面からの見方が強くなってしまって・・・・ また気持ちをきちんと切り替えられたら、リフィンとオーダーメードのことについてお話させてくださいね。

台風

大型台風が日本を縦断しようとしています。 子どもの頃台風が近づくと、父が屋根の具合を見に行く姿をかっこいいなあ、なんて思っておりました。 雨漏りする様子を見たことが無いなんて人のほうが、今は多いのでしょうね。 去年は台風が多い年でした。 ちょうど去年の今頃リフィンの発売が目の前になっており、あっちへこっちへ飛び回っておりました。 その頃、東京から帰るときに丁度台風とぶつかってしまい、新大阪で足止めされてしまったことがありました。 初めてそういう非常時の現場に居合わせたのですが、驚くほどみんな冷静で、整然と払い戻しの列ができ、パニック状態になる光景はどこにも見当たりませんでした。 携帯電話の存在も大きかったと思います。誰かと連絡がつくということは大きな安心料になります。 でもそれ以上にやはり日本人というのは、周りの状況を冷静に見ることができて決して自己中心になることなく協調性を失わない素晴らしい人間性を持っているのだと感じたことを思い出しています。 お互い様、という私が子どもたちにもよく使う言葉があります。 困ったときはお互い様で助け合う、けんかをしてもどちらか一方だけが悪いのではなくお互い様で仲直りができる。 お互いに同じ立場に立って考えられることができるから、自然に助け合ったり許しあったりができるのですよね。 お互い様、いい言葉です。 今後、あちこちでさまざまな被害が起こると予想されます。こういう時こそ、お互い様で助け合ったり、声を掛け合って、少しでも大変さを分け合って乗り切らなくてはいけませんね。

○○ちゃんのお母さんその後

私の周りにいるたくさんの○○ちゃんのお母さんの中の一人が先月から職場復帰を果たしました。 スチュワーデスであった彼女は、ギリギリまで辞めようか、再開しようか迷っていました。 スチュワーデスは女性の職場ですから一般の職場に比べると、出産や結婚後の仕事のローテーションなどの面でいろいろと配慮がされているようです。 出産後は子どもが満3歳になるまで休職することが出来、それ以上過ぎるのなら退職しなければなりませんが、満3歳になるまでならいつでも復職することが出来るそうです。 その間に第二子が生まれればそこからまた3年が延長され、またその間に第3子が生まれるとまた・・・・ それでも職場に復帰することが確約されており、またそうしてみんな復帰した人たちの歴史があるので、肩身の狭い思い等はしなくてよいそうです。 転勤族の旦那さま、実家とはなれている今の暮らし、そしてなんと言っても今までべったりと離れることなく過ごしてきたかわいい子ども。 悩む彼女にだんな様が一言。 「迷うぐらいならやってみれば。」 ということで、一週間の講習を経て、今では大空を飛んでいます。 「た~いへん!!」 という彼女に、「でもちょっと楽しいでしょ」とニヤリと笑いかけると 「ウン!けっこうね」

モデリスト

モデリスト、という言葉をご存知ですか? 一般的には、まだあまり知られていないと思いますが、パターンナーのことです。 パターンナーという言葉も?ですね。 私もこの世界に入るまで知りませんでした。 デザイナーといえば服をデザインする人のことで、華やかなイメージでテレビにもよく登場しますよね。 パターンナーというのはそのデザイン画から実際に縫えるように、パターン、つまり型紙を作る人のことです。 裏方さん的要素が強く、地道で根気の要る仕事なのです。 表舞台に出ることはありませんが、とてもとても重要な存在で、パターンナーなしでは服は作り得ないのです。 モデリストというのはパターンだけでなく生地や糸のこと、針やミシンのことから縫製、プレス(アイロン)など、服作りに必要な幅広い知識や技能を持った人のことを指しています。 私はとあるモデリストの方の講習を以前受けておりまして、今日は久しぶりにその先生とお会いしてリフィンのパンツについていろいろお話をしてきました。 「パンツはねぇ、ホント難しいのよ!」 といわれながらも、「30代だから、40代だからというくくりではなく、体型に合わせて考えて、それぞれに提案してあげればきっと喜んでもらえるものが出来ますよ。」 とアドバイスを頂きました。そして「品のいいラインナップになっていますね」とにっこり笑っていただきました。 来年にはまた長期でイタリアに行かれるということでしたが、それまでいろいろな面で協力していただけることになり、心強い限りです! どうぞ皆さんも楽しみにしておいてくださいね!!

餃子作り

「この頃料理作っとらんじゃん!」 誤解の無いように! ちゃんとご飯は作っていますよ。 この発言は末っ子ちゃん。一緒に料理を作っていない、という意味なのです。 私に時間と心のゆとりがあるときは、ハンバーグだとか餃子などを子どもたちと一緒に作ります。 そういえば夏休みというのに、今年は料理もお菓子も作っていないし、机いっぱいに紙を広げて絵の具でお絵かきもしていません。夕方の散歩も一回もしていないわ、と心残りが次々と・・・ ということで朝のうちに材料を全部切っておいて、(本当は切ることもさせたかったのですが・・・・)夕方帰ってすぐ取りかかりました。 順番に調味料を入れて、かわりばんこにこねて・・ その際も「はよー代わってーやー」「うわっ、こぼれた」「ちょっとなめていい?」「い~におい」 と、大騒ぎ。 皮に具をつめるのは意外とみんな上手になっていてびっくり!! 末っ子だけは大事そうにスベスベなでたり、ポンポンたたいたりするので、ペッちゃんこになっていましたが、しわを寄せることを教えると案外上手にできてました。 私はひたすらつめるだけですが、子どもたちは横から眺めたり、下からのぞいたりしては何かに例えてみたり、兄弟同士で比べて批評しあったり、変わった形にして一人でうけてみたり。 料理も義務になってしまうと、機械と一緒ですよね。 楽しんだり、発見したり、食べる人のことを思い浮かべたり・・・・ この頃そういう気持ちから遠ざかっていたなあ、と気づかされた夕方のひと時でした。

由来

新しくご訪問くださった方のペンネームというべきか、セカンドネームというものか、難しいお名前に、社内でこうかしら、ああかしら、と盛り上がっておりました。 漢字にはいろいろな意味があるので、イメージも広がりやすく深みも感じます。 わが子に名前をつけるときにも大いに悩み、迷ったものです。 でもどんな名前にしても、つまりのところは熱く、強く、そして深い願いが込められているのですよね。 そして最後のひとつに決定するまでに、いろんな出来事や会話が行ったり来たりして・・・・・ 一つ一つの名前には由来というものが必ずあるのです。 今までにこの私のブログにご訪問くださった方々のお名前は、いったいどんな願いや想い、あるいはどんなエピソードがあったのでしょうか。 本名は親からもらったもの。与えられたものであって、自分の意思は入っていませんが、ペンネームは自分でつけたもの。 きっとみなさん、語れば長~いものがあるのだと思います。 ちなみに私が使っているチーフはそのまんま企画室のチーフであるというところからで、語れるほどのものではありませんが、「リフィン」というブランド名にはちゃんと長~く語れるだけの由来があります。 弊社企業名の由来になっている「真心着」をあらわすLIMITのLiと音楽用語(イタリア語)Fineという最終楽節の意味をあらわす言葉のFinを組み合わせてできたのが、Li-fin 人生の最終楽節を、真心を込めて送る葬祭スタッフユニフォームの名称として、  「Li竏巽in」リフィン と名付けたのです。 社名のLIMITにももちろん由来があるわけで・・・・ 実は私自身この仕事に就く前は音楽にずっと携わっていた人間でありまして・・・ と語ればまだまだ続きますが、今回は要約したこのへんで。 皆様の由来をまたお聞かせくださいませ!

禁煙席

新聞に、ある居酒屋が全席禁煙にしたところ、客数は減らず、女性や家族連れが増え、かえって料理がおいしくなったいう、よい評価を得ているとありました。 週末、関西にいる姉のところに行く時に、子ども三人を連れて新幹線に乗りました。 久しぶりの新幹線に子どもたちはワクワク!ところがやはり夏休み最後の週末。自由席にはずらりと列ができていました。 「いい、並んでは座れないだろうから、空いている所にすぐ座るのよ。」 と念を押して1号車に乗り込んだものの、一人として座れませんでした。もちろん私たち以外にも、たくさんの人ががっかり顔です。 もしやと思い、隣の2号車喫煙席をのぞくと、なんとがらがらです。 座れないよりましかしらと座ったものの、やはり息苦しくこんな悪条件の中に、お金を払って座るなんてやっぱり嫌だわ、と席を立ちました。 3号車やデッキも、やはり立っている人がたくさんです。 JRさん、平日と土日の客層は明らかに違うはずです。 せめて、土日は全面禁煙にすることはできないものでしょうか。 タバコを吸う人にとっては、10年前と比べればずいぶんと肩身の狭い社会になっていますよね。 でもタバコは自分自身の嗜好品ではあっても、ほかの人には害にしかならないのです。 疲れたとき、煮詰まったとき、一仕事あとの一服はきっとたまらないものがあるのでしょうね。 その気持ちは理解できないわけではありませんが、やはり他人には害になるもの。せめて換気が可能なところでお願いします。 換気が可能といっても歩きタバコはだめですよ!!!絶対に! 灰を落とす、その腕を下ろした先は、ちょうど子どもの顔なのですから!

リフィン開発室

リフィン開発室がホームページでスタートしました! 実のところを申しますと、このインナー、本当は夏の新商品として出したいと考えていたのです。 ところが、思っていた以上にこちらの思うような生地が、なかなか手に入らず、間に合いませんでした。 ですが、そのおかげでこうやって皆さんと一緒にじっくりと作り上げていける機会を持つことが出来ました。 今、インナーと呼ばれるものはたくさんあります。高機能、例えば抗菌、防臭、保湿にビタミンまでいろいろな特徴を持った肌着もたくさんあります。 肌着は肌着屋に任せておけばいいのではないか、という意見もありました。 でも私たちは葬祭の場で働かれる方の専門の服を作っています。 ですから、その方たちにふさわしいインナーを、是非とも提案したいと思いました。 生地としてはまず、設営や裏方のお仕事をされる時はジャケットを脱がれることもあるでしょうから、肌着っぽくない、一枚で着られるもの。 透けにくいもの。 手入れが簡単で、耐久性のあるもの。 汗をかくことが多いでしょうから、汗をよく吸ってくれるもの。 デザインとしては、お辞儀をされることが多いですから、胸のところが開かないもの。 襟ぐりは直線のすっきりしたラインで、肌の露出が多すぎないよう深すぎないもの。 汗を少しでも吸収してくれるよう、半袖のもの。 ということで、試作第一号が出来上がったのです。 ここからは皆様の声でより良い商品に育ててやって欲しいと願っています。 どうぞ、奮ってご参加ください!お待ちしております!

腫れた目

長男坊の目が腫れています。 昨日、久々によく泣いたんです。 夕方家に帰ると、お姉ちゃんが困った顔。 「プール行かんのんだって。」 上の子二人は週一回スイミングに通っています。 泳ぎをわざわざ習いに行かなくったってと、もともとは思っていましたが、街中のマンション暮らしでは、なかなか体を思いきり動かす機会がありません。 通っていた幼稚園もおもいっきり自由に遊びましょう!という方針の園ではなかったので、歩いて3分のところにあるスイミングスクールに通い始めたのが、4年前。 生真面目な長男は、先生の言われたとおりに、それはそれは美しいフォームできちんと泳ぐので、トントンと級も上がってゆきました。 級が上がればどうしても内容もハードになってきます。 「行きたくない、おなかが痛い、絶対行かん」 を繰り返しておりました。 でも、私は絶対行かせようとあれこれ説得しました。優しくなだめたり、強く言ったり、脅してみたり、こちらも必死です。 行かせないことは簡単です。「いいよ、今日は休みなさい。」といえば、その場はすむのですから。 でもそれは彼にとっても私にとっても、ほかの姉弟にとっても決してよいこととは思えません。 泣いているのを引きずってでも、というのは最後の最後はする必要があるかもしれないけれど、時間ギリギリまでは待とうと、こちらも腹をくくって向き合うことにしました。 「母さんは、待ってるからね。ぼくが行こうという気持ちになったら、一緒に行こうね。」 プールが終わる10分前、なんとか靴を履き、5分前更衣室につきました。 わたしは自分で来れただけで十分でしたから、着替えなさいとはいいませんでしたが、 「やっぱり着替える」 と一人更衣室に向かい、ちゃんと着替えてきました。 もちろん終わっていましたけどね。彼も私もイイ顔になっていましたよ。 長い長い一時間でした。

岸さん

リフィンのホームページ中にある、お花のスタイリスト、岸勝人さんの新しいエッセイを読んでくださいましたか。 本当ならば、8月初旬に公開の予定でおりましたが、会社全体のシステムの大幅変更などがあり、諸事情で公開が遅くなってしまいました。 ですからせっかくのお花の写真もお話も、少々時期遅れな感じになってしまって、申し訳なく思っております。 今回の記事をお願いする際に、お花を長持ちさせる方法が何かあれば教えてくださいと、お願いをしました。 それに対するお返事に、私は強く心を打たれました。 「夏、花にはやはり厳しい季節です。」 そうなのです、岸さんはいつだってお花の側に立っていらっしゃる方なのです。 お花の側から見たり、感じたり、考えたり・・・・ ですからこんな優しい言葉が自然と出てくるのです。 そして続きます。 「長く持たせる市販の薬もあるようですが、僕の場合はやはり水替えをまめにしますね。」 手間を省いて、楽をして何とかして長く持たせようということ自体が、人間の勝手な都合であり、驕りでもあるのですよね。 そういう風に続きを読んでいくと、そうかそうよね、と頷き、かみしめる言葉が続きます。 今、世界中で様々な異常現象が起こっています。 地球の温暖化をはじめとし、様々な異常気象。 狂牛病にしても鳥インフルエンザにしても結局は人間の勝手な都合で自然にいろいろな手を加え、コントロールしてやろうという支配的立場に立ったために起こったことなのです。 岸さんのように、お花から学ぼう、学ばせていただくという謙虚でやさしい心の人が増えていけば、きっと青い地球が続くはず。 実るほど 頭をたれる 稲穂かな   でいたいものです。 秋ももうすぐですね。

新商品開発

「子どもを産んだ後の体型はどうしてもねえ・・・」 子どものせいばかりにしてはいけないのですが、女性の体型というのは驚くほど変化し続けてゆきます。ため息・・・ 新商品のパンツのスタンダードを決定するのに苦心しております。 というのも、リフィンの制服を着てくださっているのは、社会に出てまだ間がない、20歳になったばかりの方から、いろいろな経験を積んでこられた60歳近い方まで実にさまざまです。 重力に逆らうことなく、下に下に脂肪が下りてくるのは事実ですが、それを年齢だけで簡単に区切ることはできません。 そして、個人の趣味、嗜好も実に多種多様です。 「カッコいいパンツがほしいです!」 という多くの声に応えるべく、取り組みを始めていますが、パンツは本当に難しい。 いくらカッコいいからと、今流行のローライズにすその広がったブーツカットでは、いろいろな動きを余儀なくされていらっしゃるというのに、それでは仕事になりません。 ストレッチを効かせると、制服としての耐久性に問題が生じてきます。 上質の生地は値段も上がれば、縫製の手間もかかってくる。 カッコよさと機能性は反比例の関係になってしまうのです。 私たちは最初、おそらく30代から40代にかけての女性が中心となって仕事をされており、また一番多い層なのではと予想といいますか、そういう設定で商品やサイズ等考えておりました。 でも実際は、20代の方で責任のある仕事をされていらっしゃる方も多く、また50代で今までの経験を活かされた丁寧なお仕事をされていらっしゃる方も大勢いらっしゃいます。 ということは、一型だけで網羅しようとするには無理があるのでは・・・ カッコよさと機能性の接点、年齢と体型の接点。 それを現在模索中です。

自転車

「誕生日がだいぶ過ぎたけど僕の自転車まだー!?」 ということで、自転車を買いにいきました。 やっと彼もお姉ちゃんのお下がり、ミッフィーちゃんのついた自転車から卒業です。 いまどきの自転車のお値段ご存知ですか。結構1万少し出せばそこそこのがあるのです。普通のママチャリだったら1万円以下であったりします。 昔は自転車ってかなり高価なもので、そうそう買い換えるものではなっかたような記憶があります。 近所の子が持っていた、天地真理の白雪姫自転車にあこがれていましたが、私が持っていたのは「はなこちゃん」と書いてある自転車。 しかも年下のいとこより小さいサイズで、一緒に乗っていても漕ぐのに必死!いっぱい、いっぱい漕がなくちゃついていけないのです。 小さい自転車にいつまでも乗っていた私のような境遇の子もいれば、やたら大きな自転車をたち漕ぎ状態で乗っていた子もいましたよね。 今では安全第一で、あんまり身長に対して大きすぎる自転車は、売ってくれないわけではありませんが、勧めてはくれません。 こちらはつい、少しでも長く乗れるように、なんて考えてしまいますが、でも安全面のことを言われると、交通量のことや道幅のことなどを考えればそれもそうか、と・・・・ でもこうやって、今の子は安全が第一で、大切に守られすぎて、自衛力や対応力を養えないまま大きくなっていってしまうのですよね。 4件の店を回って本人より親のほうが迷って悩んでやっと決まりました。 なぜかお父さんも便乗して買ってしまいました。 もうじき気候もよくなります。 家族そろってのサイクリングが今から楽しみです!!

同級生

昨夜同級生と久しぶりに会いました。 他の用件でメールをもらい、今実家に帰省中と書いてあったのでせっかくなら久しぶりに会おうよ、ということに。 連絡のつきそうな友人何人かに電話をしたら、子どもが手足口病なのとか、まだ乳飲み子だから夜は頼めないとか、子どもの稽古事があるとかそれぞれ色々と事情が・・・・ 急な話だったこともあり、なかなか確約がとれないまま、とりあえず二人でご飯を食べながら、後から合流組みを待つこと2時間。 ようやく一人が子どもたちにご飯を食べさせ、寝るところまでしてから登場。もうしばらくして二人目が。 最後に仕事もボランティア活動もバリバリこなす独身女性が合流して、終電まで昔話や子どもの話で笑ったり、そうそうと頷き合ったりと楽しいひと時でした。 にしてもやはり女性が家を空けるということは難しいですね。 やはり子どもが小さいうちは周りの理解や協力がないと無理です。 だから女性は同窓会と結婚式が大好きなのです。堂々と出かけられる口実になるから。世の旦那さま、奥様は結構気を使っているのですよ。 しょっちゅうとはいいません。何ヶ月かに一回でもいいから、気持ちよく 「いいよ、今日はしっかり羽を伸ばしておいで」 と送り出してもらえれば、なんと嬉しくありがたいことか。 でもちょっと安心しました。みんな自分のことよりも今はまず、子どものことを優先していたから。 子どもはいずれ大きくなります。相手にして欲しくても、してくれない時が案外早くくるのでしょうね。 それまでは、旦那様と時々時間や役割をを分けあいながら、がんばりましょう! あ、だんな様にお礼をいうのを忘れてました。そして子どもたちにも。 どうもありがとう。感謝しています。

歯の行方

昨夜、寝る前 「手紙書いた?」姉 「あ、わすれた!」弟 数年前、図書館で借りたある本に、抜けた歯を枕の下に入れておくとフェアリーさんという妖精が持って帰り、その代わりに銀貨を一枚置いていってくれる、という外国のお話がありました。 娘は「私もしてみよーっと!」と、うれしげに枕の下に歯を。 そんな姿に私も可愛いなあと、銀貨はないので100円玉をひとつ。 その次の歯は手紙と一緒に枕の下へ。 「フェアリーさん、サインをください」 私も困ったなあと思いつつ適当にサインをしゅしゅっと。もちろん100円玉も。 次の歯の時は、さらにリクエストが。 「友だちのぶんもサインをください。なにを食べているんですか。どこに住んでいるんですか」などなど とエスカレートしている今、弟にも手紙を書くよう、アドバイスしたようなのです。 「早く寝なさいよー!」 と声をかけつつ私のほうが先に沈没。はっと目を覚まして枕の下に手を入れると・・・・ ありました。 一枚は慣れないカタカナまじりで、「フェアリーさん さいんをください。」 もう一枚は姉の字で「本当の名まえはなんですか。正しきな住所はどこですか」 サインはもう忘れてしまったので、また適当にしゅしゅっと。それと100円玉。 朝起きて一番に 「あれ~、姉ちゃんのとサインが違う!」 ちゃんと、とってあったのですねぇ。 「フェアリーさんもいろいろいるんだね、きっと。」 ちょっと冷や汗の場面でした。 というわけで、娘のとは別に新たに小さな歯が、フィルムケースでカラカラいっております。

抜けた歯

「母さん、抜けたよ!!」 下の前歯の横、やっと三本めが抜けました。 グラグラする歯のあの感覚と味って、なんとなく体が覚えていますよね。 これからどんどん大きくなって、まだまだ変わっていける、本当にいい時期です。 ちょっとうらやましい・・・・ 抜けた歯はどうしていますか。 子どものころ「ねずみの歯とかえとくれ!」と下の歯は屋根の上に、上の歯は縁の下に投げていたのは私の家だけでしょうか。 マンションが増えて屋根のない昨今、みんなどうしているのでしょうね。 この頃は歯を一本一本保管するというか、メモリアルとしてとっておく専用のケースもあるとか。 確かに乳歯は私のおなかの中にいたときから形成され、今まで7年間活躍してくれた可愛い可愛い宝物。 屋根に投げてしまうのもちょっと惜しい気がします。 でも伝承というには大げさだけれど、こうやってね母さんも投げたのよ、と話しながら同じ体験を共にするのも、やっぱり大切なような・・・ 最初の歯は、おまじないの言葉と一緒に屋根に投げたので、やっぱり今度の歯はとっておこうかしら。

お盆休み

お盆休みも終わり、ちょっぴり重たくなった体をよいこらしょと動かして、会社に出てきました。 嫁ぎ先の方のお墓参り、子どもとプール、花火、実家のお墓参り、子どもとプール、花火を繰り返しているうちにお盆休みも終わってしまいました。 皆さまはどのような時間を過ごされましたか。 実家の母は私が18歳のときに突然の病気で亡くなっております。跡に残ってくれた姉も7年前癌で亡くなりました。 実家にいるのは父と姉のだんな様、そして二人の息子。 男所帯の割にはこぎれいにしてありますが、やっぱり行けばトイレ掃除をしておこうとか、シーツも代えておいてあげようとか、ちょっと冷蔵庫の中も整頓しておこうかとあれこれしてしまいます。 普段してあげられていないのですから、行ける時には何か少しでも・・・ という訳で、懐かしい味に舌鼓、ゆっくりのんびりとはいかない私の里帰りです。 しかも世代交代を少しずつしていくわけで、なんとなく実家でありながらも敷居がだんだんと高く感じてしまう・・・ そういう感覚って感じられたことないですか。 会社のオバチャマ(失礼!)にはよく 「あんた、お父さんのとこ、行ってあげんさいよ。やっぱりなあ、娘はかわいいじゃけえ、遠慮せんといきゃあええんで」 と小声で励ましてもらっています。 親孝行、したいときには親は無し 実家の父にもっとしてあげられること、残された子ども達の力になれることがまだまだあるのでは。母がいない分、主人の母によくしてあげたいと思いつつ、できているのかどうか。 仕事や子育てを理由にいえ、言い訳に逃げている部分があるのです。きっと。 もっと出来ることがあるはずなのに。 だんだん重い話になりました。 やはりお盆という時期は、ご先祖様が与えてくださる、過去、現在、未来を自然と感じ、考える、ありがたく大切な時間なのですね。

新幹線

大阪に出張しておりまして、子どもたちをやっと寝かしつけたところです。 今日は大阪のとある生地メーカーさんのところに、今後の新しい取り組みについて商談に行ってまいりました。 夏休みということで、駅にも街にも家族連れがたくさんおられました。 行きの新幹線はレールスターのサイレンスカーでした。 話には聞いていてはじめて乗ったのですが、サイレンスカーというのは、静かに眠ったり、仕事をしたり本を読んだりしたい人のための車両です。 ですから車内放送は入りませんし、車内販売も声をかけずに通ります。おまけにチケットホルダーというものも付いていて、そこに切符を入れておくと車掌さんが黙って見ていってくださるのです。 確かにいつ切符を見にくるのか、みてもらってから寝ようとか、なんとなく落ち着かないことってありますけど。 にしても、忙しい日本人が多いんですね。 新幹線は旅行のための交通手段というよりも、仕事のための交通手段という使われ方の方が断然多いでしょうから、サイレンスカーという車両も必要なのでしょうか。 以前、新幹線に乗った老人が 「昔より短い時間しか乗っていないのに、高い料金を払わされるとは何事だ!」 と激怒したという話を読んだことがあります。 本当は子どもたちにもなるべく公共の乗り物を体験させたいけれど、値段がどうしても高くついて・・・・ でも今日出会った新幹線での家族連れ、みんなとっても楽しそうでしたよ! きっと1週間後の新幹線の家族連れは、ぐったりお疲れモードなのでしょうけれど。 というわけで、リミットもお盆休みに入ります。 お盆休み中に新しいシステムに変わる大仕事が入っていますので、「つら・つら・と」を更新することができません。 しばらくおやすみを頂いて、また気分一新!お目にかかりたいと思います。

シミーズ

子どもの頃着ていませんでしたか、シミーズ。 先日の撮影中コピーライターの方といろいろお話する中で、盛り上がった話題です。 プロフィールにもありますが私は昭和40年代生まれですが、シミーズを着ていた記憶があります。 胸のところに小さなリボンかピンクの花がついていたり、すそにレースがついていたり。 上下が違う生地だったりして、上はやわらかいメリヤス生地で下はナイロン系とか木綿の生地とか・・・・ 今、そういう下着にはめったに出会いません。 キャミソールなんて言葉もありませんでしたし、タンクトップというのもわりと最近のような・・・ 最近は肌に直接服を着ることの方が多いように思います。特に若ければ若い方の方がそういう傾向にあるようです。 下着とか肌着という言い方でなく、インナーという総称になっていますよね。 昔?は女の子はほとんどスカートでした。今考えてみると、ズボンをはいていたのはごくわずかだったと思います。だからシミーズの出番はたくさんあったはずで、ズボンは洋服のズボン。パンツは下着のパンツでした。 ズボンをパンツと呼び出したのはいつ頃からだったでしょう・・・・・ 結局パンツの登場で、シミーズの出番はどんどん減っていったんでしょうね。という結論が出ました。 その現代の女性になくてはならないパンツスタイルを追求すべく、数年前から各社様々な工夫を凝らし、研究を重ねています。 リフィンでも、最も要望の多いのがパンツです。 かっこよくて、しかも機能的なパンツスタイルを目指して始動しております。 どうぞご期待ください!

週末

週末は甥っ子達も来て4歳から小5まで狭いマンションに子どもがゾロゾロ。 この夏初めてのプールにも行ってきました。 「屋内のプールと外のプールどっちがいい?」 「外のプール!!!」 といっせいに返事がありまして、屋内がいいなあと思いつつ、いやいや折角の夏だもの、今しか出来ないことをしてやるべし、と言い聞かせて行ってまいりました。 疲れましたけど、楽しかったです。子ども達の笑顔にはかないません。 兄弟同士もいいけれど、そこにいとこも加わるとまたいつもとは違う関係がうまれ、ぶつかりかけたり、盛り上がったり・・・ 微妙な遠慮と、親しみと・・・結構いい感じなんですよね。 少子化になると必然的にいとこの数も減ってきますよね。 私の父は8人兄弟でしたので、いとこもわさわさ。 一応本家でしたから夏休みの賑やかだったこと!母は大変だったと思います。本当に。 でも本当に楽しかった!!今でも忘れられない思い出がいっぱいです。かえって年を経てからの方がくっきりと、はっきりと浮かんでくるようです。 そんなこんなで賑やかな週末でした。 ただうっかり日焼け止めを塗り忘れたモモがヒリヒリ。上半身はがっちりガードしていましたが、大半をを子どもプールの浅い所にいたので、ちょうど太腿の部分だけまっかっか! 昔と違って、今の紫外線は危険がいっぱい!皆様も日焼けにはくれぐれもお気をつけ下さいませ。

ヒロシマ

明日、原爆投下から60年目の夏を迎えます。 やはり、広島県人である私たちにとって、この8月6日という日は特別な日です。 私たちが子どもの頃はほとんどの学校が8月6日もしくは5日が登校日でした。黙祷をささげ、先生からいろいろな話を聞いたものです。 今日、登校日だった学校がやはりあったようで、お昼頃下校する子どもたちを見かけました。 でもそういう学校が今は減りつつあるようです。 広島にある原爆資料館の来場者数も年々減少していっているそうです。 今だからこそ伝えなくてはならないことが、たくさんたくさんあるはずなのに・・・・ 今日もテレビで色々な番組で原爆のことを取り上げたり、特集番組が組まれたりしていましたが、一体どのくらいの子どもたちがそれを見ていたのでしょう。 我が家では7時からの特集番組をみんなで見ながら、主人が知っている限りのことを一生懸命伝えていました。 でもやはり子どもたちには分からないというか、実感できないことだらけでしょうし、自分に置き換えてみることもまだ難しいでしょうし、どのくらい理解したかは分かりません。 でも「何か」を感じてくれたことは確かだと思います。 あの日からもう60年。 まだ60年。

出荷式

リフィンより一足早くリミットの秋冬カタログが出来上がりました。 太陽がギラギラと照りつける中、吉備津神社の宮司さんをお迎えしてカタログの出荷式が行われました。 カタログ全てが高く積み上げられた前で、宮司さんが祝詞をあげてくださいます。 リミットの社員とともに、カタログ製作に携わってくださる大日本印刷の方、配送に携わってくださる福山通運の方もいつも一緒にご祈祷してくださっています。 カタログが出来あがるまでには、本当にたくさんの方々の知恵や技術、時には体力が必要です。 直接会うことが出来て、直接お礼がいえるのは、ほんの一部の人だけなのです。お会いすることの無い人の方がたくさんいらっしゃいます。そのお会いすることは無い方々への感謝の気持ちを神様に託してお祈りしました。 そのたくさんの方々の力の結集が今日、みんなの更なる熱い祈りと共に全国へと旅立っていきました。 一人でも多くの方に 「あ、これを着て仕事がしたいな!」 と思っていただけますように・・・・・

撮影終了

ただいま帰りました。 今日もやはり終電でした。 置き撮り撮影は、予想以上に手間隙のかかる作業の連続でいつもの最終の新幹線で帰ってきました。 1メートル†に、だいの大人が6人もしゃがみこんでいるその作業風景は、離れたところから見るとまるで発掘調査をしている人たちのようでした。 細かいほこりを取ったり、しわをのばしたり、立体的に見せるために綿を詰めたり・・・・・ また撮影風景を乗せますので、楽しみにしておいてください。 取材に応じてくださったミュージックスタジオAZ様も、私よりもずっとお若いのに、しっかりとした考えと、控えめながらも熱い思いを秘められた方で素敵なお話をたくさん伺うことが出来ました。 こちらのリクエストした曲を次々と弾いて下さり、冬ソナから川の流れのようにといった人気曲から、コンドルは飛んでゆく、ショパンのワルツにラジオ体操の曲などなど、みんな好き勝手なリクエストをして、大いに盛り上がりました。 何とか撮影が終わりまして、写真の出来上がりが楽しみです。 でもほっとする間も無く、もう次のカタログに向けてスタートを切らなくてはなりません。 まだまだ走りつづけますよ。

誕生日

先先日の日曜日、私の誕生日でした。 一つ歳が増えまして、3?歳になりました。 やはり皆様のイメージを膨らませていただくためにも!?もうしばらくは?にさせておいてください。 前日に娘が 「母さんの誕生日なのに何にも作ってないんよー、ちょっとおくれてもいい?」 と言ってきました。 お誕生日には必ず娘がみんなをけしかけて、絵を書いたり、カードを作ったり何かしらプレゼントをしてくれます。 例えば末っ子の誕生日には虫キングのカードを見ながら大きく絵を書いて塗り絵の本を作ったり、主人の誕生日には布を使って大きな似顔絵を作ったりと、なかなかのアイデアマンなのです。 正直「そんなひまがあったらピアノや勉強したら。」といいたくなる時もありますがそこはぐっとこちらも我慢。やはり誰かを想って考えたり、誰かのために時間を割くということもとても大切なことですから。 無事完成して、相手に渡す時の嬉しそうな恥ずかしそうなあのニコニコ顔! 今日はキャンプに行っています。 初めてのテントと寝袋。一体どんな夜を迎えているのでしょう。

リフィン撮影間近

毎日暑い日が続きます。 夏真っ盛りのこの時期、リフィンの秋冬パンフレット撮影が行われます。 今回は大阪のスタジオで行われます。時々ホームページに撮影風景などを載せていますが、床と壁は真っ白、部屋は真っ暗、天井は高く、機材と配線がごちゃごちゃ。独特な空間です。 ずっとそんな暗い所にいるので、時間の感覚がなくなって、撮影が終わって外に出るとまた真っ暗で、何だかモグラになった気分をいつも味わっています。 今回はモデルさんの撮影ではなく、商品の置き撮りを使って、葬祭シーンを想定した中で、上下の組み合わせがいろいろできることを紹介していく予定です。 置き撮りというのは、よくファッション誌などでも 「これでO.K一週間の着まわしアイテム」 という風に、服やアクセサリーなどが置いた状態で載っている、アレです。 といっても、ファッション誌ではありませんので、カタログのもつ分かりやすさと、リフィンの持つ礼節感と高級感を損なわないように、カメラマンさんスタイリストさん達と、一丸となって撮影してまいります。 取材は以前お話した、絶対音感をお持ちの渥美様とおっしゃる女性の方。 また新しいご縁が増えること、楽しみにまた、ありがたく思っています。 9月半ばには皆様のお手元に届けることができると思います。ページのめくり方もインパクトのある商品の見せ方の為に、ちょっと変わっているんですよ。 お楽しみに!

クマゼミ

確かにクマゼミばかりです。 ある方のブログに、セミの世界にもに異変が起きていて、クマゼミが増えていると新聞にあったとありました。 本当です。 2、3年前から感じていましたが、今年息子が採ったせみの数が57匹。そのうちアブラゼミはたったの2匹。あとは全てクマゼミでした。 昔はアブラゼミが圧倒的に多く、クマゼミを捕まえた時には、その大きさと羽の美しさに感激したものでしたが、今は「またクマじゃ」と息子はアブラ探しに必死です。 セミの幼虫は5,6年土の中にいます。北アメリカのジュウシチネンゼミというセミは、その名のとおり17年も土の中にいるそうです。 今現在の、このクマゼミが増えているという状況は、ずっとずっとさかのぼって検証していかなければならない問題なのでしょう。 汗をいっぱいかきながら、セミ採りに夢中になる子どもたちの姿もあまり見かけられなくなりつつありますが、アブラセミが先にいなくなるのか、子どものほうが本当にいなくなってしまうのか・・・と思わず想像すると・・・・・ 今日も7匹捕まえて、 「やっぱり朝は声ばっかりで全然つかまらん。昼はすぐ捕まるのに。おなかいっぱいでで重たくなって下にさがってくるんかなあ。」 かわいい虫博士がたくさん誕生する国で、いつまでもいつまでもありますように。

設備点検

マンションの設備点検があり、朝一番にしていただきました。 おそらくある程度戸数のあるマンションでは年に一度か二度火災に関する設備点検が行われていると思います。 いつものお兄さん(!?)がアルミのお碗のようなものが先についた長い棒を持って現れました。 職業柄か、つい制服に目がいってしまうのですが、今年はポロシャツになっておりました。今まではいわゆるブルゾンとスラックスの上下そろいの男性作業服でしたので、今日はなんだか少し軽く爽やかに見えました。 とはいえこの暑さ、首筋にははやいくつかの汗の筋が・・・・ 外でのお仕事の方、本当に大変な毎日だとお察しします。 それからもう一つ目をひいたのが、最新のインカムをつけていらしたこと。 これまた今まではトランシーバーのように 「ハイこちら・・・、どうぞ、」ガー、ガー、ピー! といった調子でしたので、とてもスマートに洗練されて見えました。 やはり新しいものを導入されていると、目にも留まりますし、会社の業績もいいのかしら、何てことも考えたりします。 そしてそれは一つのその会社の目安になったり、安心料にもなったりする大事な演出部分につながると思うのです。 そこに中身のよさの部分が伝われば、鬼に金棒!その会社のイメージはぐんとアップするはずです。 今日のお兄さん、挨拶の時もう少し笑顔があったら、そのポロシャツがもっと似合って素敵に見えるはずなのになぁ・・・ と思った朝の出来事でした。

オーディション

娘がオーディションに合格しました!! 今日はすみませんが親ばかな記事にさせてくださいませ。 先週末に、地元のものではありますが、ピアノのオーディションがありまして、娘がめでたく合格しました!秋に行われるコンサート(有料です!)に出演できるんです。 まあまあ家で練習していたぐらいには弾けていたので、もしかしたら・・・なんて思ってはいたのですが、次々とあとの人が、難易度の高い曲をすらすらと披露してくれたものですから、やはり無理かなとも思っていました。 待てど暮らせど結果の郵便物は届かないし、半ばあきらめかけていた昨日やっと届いたのです。娘も嬉しそうでしたが、私も嬉しくて、嬉しくて! 練習は決して楽しいものではありませんよね。弾けるようになると楽しいのですが、そこにたどり着くまでには・・・・・ 多くの人が、やりたくて始めたものの、だんだんと先生の家に行く直前に慌てて練習、といったふうになっているのではないでしょうか。 親の方も、練習練習とせかすのも嫌気がさしてくるし、いつも同じところで間違えてなかなか先に進まない状況にウンザリ・・・ですよね。 私も子どもの頃コンクールだのオーディションだの毎年受けておりました。 夏休み、いとこが遊びにきても「ハイ、あんたはピアノの時間でしょ」と引き離され、時には隣に座って手拍子でテンポをとられ、ああなんて私って不幸なんだろう、と何度思ったことか・・・ でも何かできるようになるためには絶対練習や努力や我慢が必要です。もって生まれた才能があったとしても、その才能に水を与えなければ芽は出ません。 やはりその芽に水をやるのは親だと思うのです。 そこからよい先生にめぐり合ったり、仲間にであったりしてよい環境に恵まれていく。 それは運もあるけれど、やはり努力した結果がそれらを導いてくれるのではないでしょうか。 そのためにも、親は子どもに時には恨まれ、憎まれなくてはいけないと思うのです。 やりたいといえばやらせ、やめたいといえばやめさせる。子どもが嫌がらないように、子どもに嫌われないように・・・それって? 今回は小さなオーディションではあるけれど、今まで娘が努力してきたことが、形になって現れたということで、彼女自身が、今まで頑張ってよかった!と実感できたであろうことがなによりでした。 今まで時々鬼になっていた私も、これから少しは鬼になりやすくなります。

テーマ曲

リフィンのホームページの曲を製作中です。 実は現在音楽学校の講師をしながらCM曲などを手がけている私の大学時代の友人がいるのです。 東京にいる彼女にお願いしたところ、快く引き受けてくれまして早速リフィンのカタログを送り、ホームページを見てもらいました。 まずはこちらから多くを語りませんでした。カタログとホームページをご覧の皆様と同じ立場で、感じてくれたままを最初に持って欲しかったので・・・ それから、葬祭の場で着る制服であるので、礼節感のある清らかな曲であって欲しい。そして、根底には働く女性を応援する気持ちをこめて欲しいという要望を出したところ、昨日最初の5曲が届きました。 最初の曲のワンフレーズを聞いた瞬間、ドキドキして、自分でも表情が変わっていくのを感じました。 もう少し彼女も創りたいと申し出てくれましたし、こちらも注文を加えたりしまして、また来週何曲か出来てくる予定です。 完成お披露目まで今しばらくかかりますが、楽しみに待っていてくださいませ!

ヤマゲラのお母さん

夜テレビで自然の生き物の生命についての番組がありました。 途中から少し見ただけなのですが、その中で 「ヤマゲラ(という名前の鳥だったと思うのですが)の親鳥はヒナのために一日200回も餌を運びます。」 というナレーションがありました。 それを聞いた娘が一言 「すごい!うちのお母さんは週に一回なのにね!」 ?と私は一瞬止まりました。常に手作り!とまではいかないけれど、それなりに頑張って三食×7日しているぞ、と。 どうやら娘は、200回餌を運ぶというのは、買い物に行って食料を手に入れることと同じことと感じたらしいのです。そりゃぁ一日200回も買い物に行ったらすごいことです。 「ハハハ、確かにうちは週一回しか買い物に行かないけどね」とその時は笑いましたが、よくよく考えると、買いに行けばいつでも手に入る、現在。 娘だけでなく、今の子どもたちは自分の力で食料を手に入れることの難しさを知る由もなく、想像することも出来ないのだろうなあと。 もちろん私自身だって、食べ物を必死で手に入れた経験も苦労した経験もありませんが・・・・ 食べること、食べさせること、それがどんなに本当は大変なことなのか、どう伝えてゆけばよいのでしょうね。

連休をいただきまして・・

連休をいただきまして、また一週間が始まりました。 歯医者に行ってきました。 我が家では、夏休みと冬休みにみんな揃って歯医者へ行きます。 子どもたちは歯医者の扉を開ける瞬間から 「ウワー、いやな味のにおいがするー!!」 と顔をしかめておりますがその後のご褒美につられておとなしく入ってゆきます。 私自身が子どもの頃虫歯だらけだったので、人一倍気を使うようになり、子どもたちの歯もいまだに仕上げ磨きをしています。 でも仕上げをしてもらうからと、自分ではいいかげんにしか磨いていないふしがあるので、それもどうかと思案中ではありますが・・・ 歯の表面の凹凸が大きい人はそれだけ汚れもたまりやすく、虫歯になりやすいそうです。唾液も酸性が強い、弱いによって虫歯になりやすさが違ってくるそうです。 でもどちらにしても、予防することが大事であるし、また歯は予防がわりあい簡単でもあると思います。 そうそう、かこさとしさんの「虫歯ミュータンスのぼうけん」という絵本をご存知ですか。 虫歯菌が主役になって、自分の力のすごさを豪語し、子ども達よ、甘いお菓子を食べて虫歯になろう!歯磨きをやめて虫歯になろう!という愉快なストーリーです。 是非、ご一読くださいませ。

ラジオ体操

一年ぶりにラジオ体操に出席しました。 やはり気持ちのよいものです。 いまどきの小学生は体育のときラジオ体操はしないのですね。ストレッチ等の柔軟体操程度のようです。 運動会のときもラジオ体操でなく、なんと、エアロビ風のノリのよい音楽に合わせてアップテンポでしたりするのです。 というわけで、ウチの子はラジオ体操をあまり知りません。 ましてやラジオ体操第二なんて! おそらく日本全土、昔ほど誰もが出来るラジオ体操ではなくなりつつあるような気がします。 しかも、指先は伸びていないし、屈伸も甘い! かつて軍隊みたいなんていわれた日本の行進姿でしたが、やはり集団美の清々しさは大切だと私は思います。 せっかく早起きして、みんなと揃ってするのですから、体操であっても美しく、気持ちよくしたいものですね。 ♪素晴らしい朝がきた、希望の朝だ! ラジオ体操第二の膝を大きく開いて屈伸のゴリラのポーズ、私はしっかりゴリラになりきってやってきましたよ!

夏バテの気配

食欲がありません。 のどばかり渇いてしまいます。 はや、夏バテの気配です。 おそらく睡眠不足も関係しているのでしょう。 以前色校正のお話をしましたが、文字校正というものもあります。 文字はどうしても小さいですし、数字も見続けていると9905と9950がごっちゃになってしまったりするのです。目がシバシバ、肩はコリコリ。 品番の数字と竏?(ハイフン)が半角空いていたりとか言う細かいミスを発見したときはなぜか 「よしっ、見つけてやったぞ!」 と妙に嬉しいのですが。 会社で出来なかった分はどうしても持ち帰って、子どもが寝た後になってしまうので校正の時期は特に睡眠不足になりがちです。 幸い「今日はわしが寝かしてやるけー、早くすませてしまえよ」と言ってくれる主人ですが、主人のお得意、道徳的創作話に花が咲いてなかなか誰も寝る気配がないのが、また気になったりして・・・・ 何とか今日、文字校正も色校正も終了し、大日本印刷の印刷工場に無事送り出しましたので、何かあってももうどうしようもできないのが怖いところですが、少しほっとしたところです。 今日こそは早く寝て・・・ ああでもラジオ体操が気になる長男が6時前から飛び起きてくれるのだヮ。

続き

次回リフィンの続きを少し・・・ 「リフィンを読み解く」 これが次回パンフレットのテーマです。 このスカートには、どのベストを合わせればいいの このジャケットに合わせるパンツはどれ そういった問い合わせが多く寄せられます。 初回のカタログはイメージを大切に、上質で品位のある美しさを大切にしたかったので文字量を減らし、色も統一し、写真集をイメージして作りました。 ですから、わかりやすさ、という点が欠けていたのは事実です。 それを今回は皆様に分かりやすくして、上下の組み合わせや、シーン別のコーディネートを、なるほど、と楽しみながら新しい発見をしていただきたいな、と思っています。 随時進行状況をお知らせしてゆきますので。 さて今日は終業式。 お楽しみは・・・・どうでしょうか!?

次回リフィンは・・・

いよいよ、次回リフィンパンフレット作成に向けて本格的に動き始めました。 今日は午前中社内で打ち合わせをし、午後から大日本印刷様からディレクターさんとコピーライターの方営業の方が来られて再度打ち合わせをしました。 ディレクターさんも、コピーライターさんも女性の方です! スタート時から同じメンバーですので、意識や思い入れは皆、熱いものがあります。回を重ねるごとに、スムーズにことも運ぶようになってきました。 今回の取材には音楽に関するお仕事をされていらっしゃる女性にお願いすることになりました。絶対音感の持ち主とか。楽しみです。 中身の方は・・・・ もうしばらくお待ちください。今日はいろいろ話し合って、することも目白押しで頭の中がいっぱいいっぱいなのです。 実を申せばあまり、いえほとんど時間の猶予はないので今日は実務の方を優先させていただきます。 乞うご期待!! とだけ、まずはお伝えしておかせてくださいませ。

ここはどこ

連休最終日。 街の北部に出来た新しいショッピングセンターに行ってきました。 子どもたちには、一人100円まで、と念を押して・・・ 我が家では買い物に行く前に、目的を明確にして出かけます。 今日は一週間分の食料をかい出しに行く、とか学校に履いていく靴を買う、とかおばあちゃんのパジャマを買いにいくというように、とても具体的に。 そうでないと、子どもたちは見れば欲しくなるし、あわよくば、なんて期待も膨らみます。大人だけ勝手に好きなものを買って・・・なんて思われては困りますから。 今日は初めてのお店なので、見るだけよと言いながら親もキョロキョロ。 でも初めてなのにはじめて来た気がしないのです。 最近のショッピングセンターって、どこもつくりが似ていると思いませんか。 入っているお店も同じような店で、同じような展示の仕方、貼ってあるポスターだって日本中どこも同じポスターですよね。 ここは、広島のダイアモンドシティー、いえ倉敷のイオンいやいや・・・ ここはどこ? 以前電車に乗っていた時ある老夫婦が 「まぁ、ここの駅も立派になって。でもどこの駅もおんなじようで、故郷に帰ってきた気がせんねぇ」 と話しておられました。 どんどんきれいに、便利に、快適になっていく都市空間ですが、ここはどこだっけ、という感覚、皆さんは感じられたことありませんか。 さて、リフィンは明日から次回パンフレットに向けて本格的に動き始めます!! 数ある郵便物の中でも、ぱっと見て 「あ、リフィンからのものだな」 と判っていただけるよう セレモニーの中で 「あ、きっとリフィンの制服ね」 と感じていただけるよう・・・ どれも同じではないもの。 リフィンらしさを確立させていくために、今までもたくさんの方々に力を貸していただいてきました。 これからは、この場所を使って、こちらから少しずつお知らせ、お話しながら、皆様のご意見を寄せていただくことも可能になるかしら、と期待しております。 皆様のご訪問楽しみにしています。 さて、子どもたちは100円ですんだでしょうか。 もちろん! 約一名は大泣きをしましたけど! 騒々しい場所でしたので、目立たずにすみました。

出てしまいました

ショックです。とうとう出てしまいました。 先日子どもの夏の大敵、蚊について書きましたが主婦の夏の大敵といえば・・・ そう、ゴキブリです。 私は虫はそう苦手ではありません。ハチでもムカデでも驚きはしますが退治することは出来ますし、、キャーキャーとも言いません。 ゴキブリももちろん退治できます。子どもの頃はそれこそ台所にはゴキブリホイホイが必ず置いてありましたし、おばあちゃんなんてそれこそ素手で捕まえんばかりの勢いだったのを覚えています。 今のマンションに越してきて5年目。初めてのゴキブリでした。 とうとう出してしまった。 そのことがショックだったのです。 やはりマンションといえば気密性が高く、やはり一軒家に比べてゴキブリは発生しにくいと思います。 一応築16年目のマンションという言い訳をさせてもらったにしろ、やはりどこか不衛生にしていたところがあるということで、主婦としてショックだったのです。そしていろんな場所を徘徊したであろうことを想像すると・・・ でも子どもたちは、どこどこと騒ぎながら、興味津々! 私は見事な新聞紙さばきを見せたかったのですが、よりによってウエッジウッドの高級皿のトウモロコシの上にいたため、思い切りとは行かず、2回目に成功。 ゴメンナサイね、といいながら明日は台所の大掃除だわと思った夜の出来事でした。

5時から会議

とある有名な葬儀社様では、朝礼前までにいろいろなHPを訪問し、情報をチェックするのを日課として義務付けられているそうです。 朝礼前までに、というのがポイント。一日の始まりの朝。しかもまだ仕事時間ではありません。 その葬儀社様が紹介して下さったHPを訪問してみると、アメリカの話ではありますが一日の仕事時間中に私用のインターネットを利用する時間が、なんと平均2.09時間もあると書いてありました。 ウチの会社では役員会議は仕事時間中には行われません。 5時から会議というのは、朝の5時からの会議なのです。 大事な仕事時間を使って会議をするなんてとんでもない、 というわけで、もう二十数年続いております。 残業もするな!時間内に仕事が終わらないような仕事のしかたでどうするか! と言う社長ですから、ある社員はブラインドを下ろして明かりが漏れないようにして仕事をした、という話もありました。 なぜなら、社長の自宅マンションから会社が見えるのです。 ですから遅くまで電気がついていようものなら、早く帰れ!と電話がかかってくるのです。 時間の使い方。 働く主婦は、否が応でもやりくり上手になりますよね!

夏の虫

朝起きるなり、セミの鳴き声が・・・ 「母さん、夏休みが近いけぇセミも鳴きだしたね!」 いつも眠そうな長男がニコニコと言っておりました。 その嬉しそうなこと! 子どもたちにとっては楽しい楽しい夏休みがもう目の前。 夏の虫といえばセミですが、夏のイヤな虫といえば蚊! 我が家はマンション住まいですので、部屋に蚊が入ることはめったにありませんが、(時々エレベーターに乗って侵入するふとどきモノもおりますが)公園や、実家の方に帰ったときにはそれっとばかりに蚊に襲われてしまいます。 しかも子どもたちは蚊に対しての免疫が余りありませんから、吸われていても気が付かないし、ぱちんとやっつけるのもタイミングが悪い! 刺されたところをかきむしるから汁が出たり、血が出たり。いいことなしです。 虫除けスプレーをしても、効き目はしないよりマシという程度ですし、身体によくなさそうだし・・・ でも今はいいものがあるんです! その名は「ナイス蚊ッチ」 テニスラケットを小さくしたような形で、電池式。まさにラケットを振る要領で蚊が出てきたらサッと一振り。手でぱちぱちするよりもずっと効率よく退治できるそうです。 しかももう一つよいところ。 夏場は子どもがいろいろな虫や、小動物を捕まえては飼いたいという時期ですよね。そんな時この「ナイス蚊ッチ」で捕まえた蚊をやるとまさに一石二鳥。 そうやって、捕まえたトンボを2週間飼うことが出来た人がいます。 もちろん、捕まえたものは早く逃がしてやって、自然に戻してやるのがよいという考え方もありますが、自分で餌をやったり、観察したり、世話をするという経験も大切だと思います。 そしていつかは死んでしまうのですが、どんな小さな生き物でも、自分が一生懸命世話してきたものの死というものは、きっとその子にとってかけがえのない体験になると思うのです。 だから次に捕まえた虫は早く逃がしてやった方が良いと考えることも出来るでしょう。 ただ親が「かわいそうだから逃がしてやりなさい」 という言葉だけに従ってきた子は、実体験が伴わないのですから、そのまま大きくなっていった時、どうなってしまうでしょう。 蚊の話から大きなテーマになっていってしまいましたが、この夏、心に残る体験をなにかさせてやりたいものですね。

子育て講演会

よかったね、できたね、うれしいわ 親に言われて嬉しい言葉ベスト3だそうです。 今日は幼稚園で子育てに関する講演会がありました。 長く小学校の現場で指導をされ、校長先生も経験されて現在は不登校の子どもたちの支援や、講演などを主にされている女性の方でした。 話される声や、語りかける口調がやはり小学校の先生らしく、抑揚がはっきりしていて、表情が豊かで、大好きだった小学校の恩師を思い出しました。 やはり大人でもそうですが、表情が豊かな人と話をするのは楽しいものです。 同じ内容の話でも、表情豊かで、話し上手な人の話は数倍おかしく、愉快に聞けて、説得力も違います。 高校や大学で、ぼそぼそと必要な所だけ時間どおりにしゃべるだけしゃべって、帰っていく先生っていましたよね。 特に幼い子どもには、言葉も大事ですが、表情がもっと大事だと思います。 今の子どもは表情が変わらないとか、乏しいとか、中には笑うことが出来ない子どももいるそうです。 それはやはり大切な乳幼児期にどれだけ親や周りが関わってきたかによると思います。 でも、今日の先生が言われていました。 これだけ、モノもお金も情報もある中で子育てするあなたたちは、本当に大変!と。 昔は何も無かったから。 お金はもちろん食べるものもおもちゃも無いから、与えようがない。無い物はない、というのは仕方ないし、本当にみんな無かったのだから。 でも今はこんなにあるのに、与えないでいるというのは、親も子どもも大変よね、と。 昔はこうやっていたのよ、苦労しながら自分を犠牲にしてまでも必死に育てたのよ、というのではなく、あなたたちは、本当に大変!と声をかけてくださった先生にホッと救われたのは私だけではないと思います。 ちなみに親に言われて嬉しくない言葉ベスト1は 早くしなさい!!! 気をつけましょう。

中国からのお客様

先週から中国からのお客様がいらしています。 一人は日本の大学も大学院も出て、日本でも就職経験のある男性の方。 もう一人は日本がはじめての女性の方。 昨日は日曜日でしたので、倉敷へ観光に一緒に行って来ました。 雨を覚悟で行ったのですが、幸い小雨がぱらついた程度で、暑過ぎもせずわりあい快適に散策が出来ました。 倉敷のアイビースクエアという所に紡績関連の資料館がありますので、そこを見学したり、名画に触れたり・・・ でも一番楽しんでもらえたのは、お土産やさんだったようです。倉敷の美観地区にはこじゃれた土産物屋がたくさんあります。そこで今流行っているゲルマニウムだとか、いろいろな石のブレスレットを熱心に見ていました。 中国と日本は物価が違いますから、どうしても、どれを見ても高いなあという風に眉間にしわがよりがちでしたが、あるお店のネックレスだけは値札をあまり見ないで考え込んでいる様子。 「どうしたの」 と中国語で聞くことは出来ませんが、傍によって声をかけると、 「どちらがいいと思う?」 と日本語で聞いてきたわけではありませんが言っているよう。 自分のものにしては、地味というか、どちらも??? でも一生懸命悩んでいるので、鏡に映したり、つけてあげてみたりしていると日本語の出来る方の男性がやっと現れました。 彼女が一生懸命選んでいたのは、自分の弟のものだったのです。 自分に買ったものよりも、ずいぶんと高いものでしたが、自分はこうして日本にくることが出来て、いろんなことを経験できたのだからと、自分には一つだけ。 彼女の優しさに触れ、よい人とまたこうやって繋がることが出来たことを、とても嬉しく、また、ありがたく思いました。 兄弟の仲がよい姿は、誰が見ても気持ちよく、思わず笑みがこぼれるもの。 我が家の姉弟たちが電車の座席に仲良く三人並んでしゃべっているのをニコニコと眺めていた彼女。 彼女もまた私たちとの出会いを喜びと感じてくれていることを信じています。

6足の靴

昨日は晴れましたが今日もまたどんよりと曇り空。 我が家のベランダに、6足の靴が仲良く並んでいます。 我が家は年長さんになったら上靴は自分で洗います。 休みの前夜、お風呂の残り湯につけておいて、翌日自分で洗います。 とはいえ自分たちで洗っただけではとてもきれいになったとはいえないので、末っ子のを洗う時、こっそり私が仕上げをします。 自尊心を傷つけてはいけませんから。 私も子どもの頃自分で靴を洗っておりました。 日曜日の朝外でゴシゴシとやっていると、たまに通りがかる人に 「まあ、えらいわねえ」 なんていわれることがありました。 そんな言葉を期待しながら毎週健気にゴシゴシとやっていましたが、うちの子達はマンション住まいですから、誰の目に付くこともなく、誉めてもらえるわけでもなくやっています。 そんな一つをとってみても、今の子どもたちはやっぱりかわいそうだなあと思います。親から誉められるのももちろんですが、他人から誉めてもらったり、声をかけてもらえるというのは、また違った意味でやる気が出たり、自分を認められたようで嬉しいものだと思うのです。 ま、誉めてもらうために靴を洗うわけではないので、今日も我が家の子どもたちは上靴を洗い、私は仕上げをしてやり、それから通学用の運動靴を洗い、お風呂をいつもより?丁寧に洗い、ちょっと休憩でPCに向っています。 さて今日は日頃ためてしまっている掃除の続きがありますので、この辺で。 皆様、よい週末を!!

制服

私の仕事場企画室には女性が4名、男性が一名おりますが、普段はそれはそれは静かな職場です。 でも昨日から人の出入りがはげしく、ざわざわしているのです・・・ とうのは、システムが新しくなるとかで、配線工事だの、機材の搬入だのとそれこそいろんな制服の人が、出たり入ったりというわけなのです。 リミットというのは、初めて来られた方はコンピューターの会社かと思われるくらい、いろいろな機材がそろっております。 パソコンは一人一台以上ありますし、縫製工場や、配送センター、社長の自宅まで、すべてがつながっており、いつでも誰でも情報が共有されるようになっているのです。 私はどちらかというとアナログ人間ですので、パソコンとも相性があまりよくないのですが・・・・・ で、今回改めて思いました。 人は見た目ではないとは言いますが、まず一番に視覚が働くわけで、見た瞬間にこの人はどういう人かを無意識のうちに判断しています。 その時やはり、着ている物と言うのは大きな判断基準の一つになります。 例えばうちの会社につなぎを着た人が入ってこられたら、普段なら?、と思い、なんとなくおそるおそるどちら様でしょう、となるでしょう。 いくらはじめての方でも、ビシッとスーツを着た人が現れると取引関係のお客様かなと判断するでしょう。 制服はまさにその人の第一印象のほとんどを決定してしまう大事な役割をしているわけです。 先週だったかスチュワーデスの制服をネットで販売したとかで、逮捕された事件がありました。 大手の宅配便の制服は全て番号で管理されており、何か悪用されたり、事件があったら分かるようになっていて、勝手に処分せず、必ず会社に返すとか。 制服、特に女性の制服は廃止傾向にありましたが、また復活の動きが大きくなりつつあります。 その女性の制服を企画製造している私たち、頑張らなくてはなりません! 着る人の立場にたった服、でも見る人の視線を忘れずに・・・ 特にリフィンに関しては、単なる認識や区別、作業のための制服ではなく、ご遺族をはじめ、多くの方の視線の中に常にいるということを意識した、服造りを考えてゆかなくては、と思っています。

七夕の夜

7月7日七夕の今日は、かわいい、かわいい我が家の長男坊の誕生日でもあります。 さて、こだわりの短冊の中身は・・・ まずは三番目の末っ子、次男坊は 「マジレッドになりたい」 ご存知、日曜日の朝7時30分からしているレンジャーもの。初代ゴレンジャーから延々と続いて現在はマジレンジャーです。いつの時代も赤がリーダー格、もれずにうちの子もマジレッドがいいようです。 去年が「仮面ライダーになりたい」だったので、あまり変化も進歩もないようですが、「そんなん、ホントはなれんのにー」と兄ちゃんに言われると 「なれるんでー、テレビできみもヒーローになれるってよったもん」(言っていたものの意) 去年はそういうふうにいわれても、よくは分かっていなかったのですが、 今回はむきになって言い返しておりました。おまけに 「兄ちゃんのボケカスめが」 という捨て台詞も。ハハハ、みんな通る道です。知っている限りの汚い言葉を、思いつく限り並べ立てれば立てるほど、おかしくて、おかしくて笑いが止まりません。それはそれは必死な姿なんですから! 笑うべき所ではないのですが、何とか背伸びして頑張ってる姿がけなげと言うか、やっぱりかわいいのです。 これが次男坊の得する?ところですよね。 長男の時なら注意したり、脅したり、なだめたりしていたのですが、みんなが通る道の今は通過点だと分かるので、こちらも余裕を持って笑っていられるのです。 言うだけ思い切り言わせて、「でも、僕のお兄ちゃんだからね、兄ちゃんはえらいんだよ」とだけ、くぎをさしておきました。 さてその長男坊は 「大きくなったら宇宙飛行士になりたいです」 まあ、なんと優等生。でもその言葉が出ると予測していなかったので、聞いてみると、遠足に行ったとき、いろんな写真や展示を見たのだとか。 「でもすごく頭がよくないとなれんのじゃろ」(なれないのでしょの意) というので、 「そりゃ、いろんな本を読んだり、勉強はしなくちゃ。でもさ、好きな本だったらどんなに小さい字で難しくても読めるでしょ。でもどんなに薄っぺらで簡単な話でも嫌いな本だったら読まないでしょ。」 「うん」 「だから大丈夫、好きな事だったら頑張れるし、楽しいんだよ。好きなことを今から沢山たくさん見つけておいてごらん、すごい人になれるよ!」 とはっぱをかけておきました。 最後は長女。 「いつも笑顔でいたいです」 なー

七夕前夜

明日は七夕というのに、相変わらずどんよりとした雲が空を覆っています。 この大雨はいつまで続くのでしょうか。 主婦の一番の悩みは洗濯モノ!!! 部屋の中に干すのは、仕方がないとはいえうっとうしいし、なんとなくシャッキリとは乾いてくれず・・・・ こういうときに限って何かと汚してくれるのがまた子どもの特性らしく、ため息が増えるばかりです。 さて愚痴っていても仕方がないので、メインの七夕の話を。 我が家では毎年一人づつ短冊に願い事を書いております。 私が専業主婦に近かった頃は飾り物も子どもたちと作っておりましたが、数年前からは短冊のみになってしまいました。 笹が手に入らないことも一因ですが・・・ 飾りを作らない分、せめてこより(紙縒りと書くんですね!知らなかった。さすがパソコン)は作らせようとするのですが、これがまた難しいですよね。 でも、うまく出来る出来ないというよりも、知っているのと知らないの、そしてやったことがあるのと、ないのとでは絶対に違いがでてくると思うのです。 短冊も買ってくるのではなく、普段とっておいたきれいな紙や、終わったカレンダーなんかを使って、自分で切って作る!どうでもいいようですが、でも私はこだわりたいのです。 おばあちゃんの作った紙縒りがピンっとたってきれいだったこと、ちょっと指先をなめて縒っていく仕草、やはり語ってやり、実際に見せないと伝承されてはいきません。 自己満足にすぎないかもしれませんが、母さんが子どもの頃はね、って話しながら同じ時を過ごしたいのです。日常ではない、せっかくの伝統行事ですから。 子どもたちからどんな願い事がとびだしてくるのやら、楽しみです。 明日はまたその報告を。 どうぞ明日の夜は晴れますように!

○○ちゃんのお母さん

○○ちゃんのお母さんと呼ばれるようになって9年 ずいぶん前のことですが、女優の大竹しのぶさんがあるエッセイで、○〇ちゃんのお母さんと呼ばれることに何も抵抗を感じなくなっている自分にハタと気が付き、私大竹しのぶというものがどこにいるのか、このままでいいのかすごく不安になった。 というようなことを書いておられたことがありました。 私自身は〇〇ちゃんのお母さんと呼ばれることに抵抗もないし、それはそれでいいと思っています。確かに〇○ちゃんのお母さんであり、大事な私の一部でもあるから。 でも多分それは今の私は仕事をしていて、社会とのつながりを感じたり、他者との接点があるからそう思えるのであって、専業主婦であったり、育児休暇中である人は、自分というものの存在のあり方に疑問をもったり不安になったりすることが、確かにあると思います。 我が家の末っ子は幼稚園に通っているので、まわりには現在専業主婦中の○○ちゃんのお母さんが沢山います。 三人も子どもがいれば、役員の仕事を引き受けることを避けられません。 こじんまりとしたカトリック系の幼稚園ですので、お母さん方が集まることが多いのですが、毎年クラスごとに手作りの作品を作り、バザーで販売するというのがあります。 3回ほどクラスで集まって針仕事をするのですが、その時も 「はじめまして、○○の母です。」 という紹介にどうしてもなってしまい、こちらも 「あー〇〇ちゃんのお母さんね」 と心のにインプットしてしまいます。 そこで私は2回目の集まりのとき提案したのです。 「今日は、したの名前で呼び合いましょうよ」と。 紙を渡して名前を書いて、胸につけてもらいました。 するとみんななんて素敵な名前!!! エー、どう読むんですか?だれがつけたんです?字が一緒ですね!やっぱり20代の人は子がつかないのねえ、などなど 盛り上がったこと。盛り上がったこと。 するといつもなら子どもの話や幼稚園の話題になるのに、自然と自分自身の子どもの頃の話や、学生時代の話が出てきて、またまた大盛り上がり。 〇〇ちゃんのお母さんではない、その人自身がそこにいたのです。 みんな〇〇ちゃんのお母さんになるまでにいろんなことがあったわけです。 そうこうしていると、スチュワーデス、先生、看護師に薬剤師。丸の内のOLさんもいればバレリーナも帰国子女と呼ばれる人もいるわ、いるわ。中には昔は悪