音で感じる

昨日は一日ですから一宮神社へ月初めのお参りに行きました。

毎年この季節になると仙台から立派な七夕飾りが送られてきていて、境内に飾られます。
その色とりどりの七夕飾りが風に吹かれてサラサラと音をたてていくのが、宮司さんの祝詞と共に耳に心地よく響きます。
涼しさは音でも感じられるんだ、とふと気づきました。
風鈴の音もそうですよね。
音が鳴ることで風を感じ、涼を感じ、心がなんだか澄んでいく。
さまざまな作られた音に囲まれて雑多な中で日々過ごしていると、なんだかそんなごく自然ななんでもないことを忘れがちになります。
サウンドエデュケーション、という本と出合い、これはおもしろい、と、
かつて工業高校教師だったうら若き頃、髪がつんつんでズボンもだぶだぶの男子生徒たちに、目をつむらせて
聞こえてくるものを書き出させたことがありました。
思いがけず色んな音を書き出してくれて、本人たちもおもしろがってノリノリだったことを今更思い出しています。
普段聞き逃している音。意識することで聞こえてくる音。無意識の中にも存在している音。
身の回りの風景の中に存在する色んな音。
そんな音に耳を傾けられる気持ちとゆとりを忘れないでいたいなぁ、と思いださせてくれた七夕飾りでした^^

コメント

  1. 南の特派員2008年7月3日 9:40

    ん?聞き捨てならない一言・・・「工業高校教師」?!
    あらま、もしかしてやんちゃ坊主たちに囲まれた
    マドンナ先生でしたか?!
    ムスコ高校にはそんな先生、いたっけな?(笑)
    見てくれは無愛想で悪ぶってるけど、まだまだお子ちゃまな
    彼らを相手に、あの微笑で言うことを聞かせていたわけですね~~。
    近いうちに関門海峡をお渡りになります?
    ぜひぜひ、またお会いしたいものですね♪
    例の公園で待ってましょか?!(笑)

    返信削除
  2. あれ、報告不足でしたね^^;
    二年ほどですけど鍛えてもらいました♪
    若かったからできたなぁ、と今更ながら思います。ちなみに独身時代から妊婦時代まで彼らは私の変遷を目の当たりにしながら過ごしたことになります^^;
    北が先か南が先か。
    例の公園、いいですねぇ。

    返信削除

コメントを投稿

このブログの人気の投稿

帰省

退職のお知らせ

卒業