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7月, 2005の投稿を表示しています

クマゼミ

確かにクマゼミばかりです。 ある方のブログに、セミの世界にもに異変が起きていて、クマゼミが増えていると新聞にあったとありました。 本当です。 2、3年前から感じていましたが、今年息子が採ったせみの数が57匹。そのうちアブラゼミはたったの2匹。あとは全てクマゼミでした。 昔はアブラゼミが圧倒的に多く、クマゼミを捕まえた時には、その大きさと羽の美しさに感激したものでしたが、今は「またクマじゃ」と息子はアブラ探しに必死です。 セミの幼虫は5,6年土の中にいます。北アメリカのジュウシチネンゼミというセミは、その名のとおり17年も土の中にいるそうです。 今現在の、このクマゼミが増えているという状況は、ずっとずっとさかのぼって検証していかなければならない問題なのでしょう。 汗をいっぱいかきながら、セミ採りに夢中になる子どもたちの姿もあまり見かけられなくなりつつありますが、アブラセミが先にいなくなるのか、子どものほうが本当にいなくなってしまうのか・・・と思わず想像すると・・・・・ 今日も7匹捕まえて、 「やっぱり朝は声ばっかりで全然つかまらん。昼はすぐ捕まるのに。おなかいっぱいでで重たくなって下にさがってくるんかなあ。」 かわいい虫博士がたくさん誕生する国で、いつまでもいつまでもありますように。

設備点検

マンションの設備点検があり、朝一番にしていただきました。 おそらくある程度戸数のあるマンションでは年に一度か二度火災に関する設備点検が行われていると思います。 いつものお兄さん(!?)がアルミのお碗のようなものが先についた長い棒を持って現れました。 職業柄か、つい制服に目がいってしまうのですが、今年はポロシャツになっておりました。今まではいわゆるブルゾンとスラックスの上下そろいの男性作業服でしたので、今日はなんだか少し軽く爽やかに見えました。 とはいえこの暑さ、首筋にははやいくつかの汗の筋が・・・・ 外でのお仕事の方、本当に大変な毎日だとお察しします。 それからもう一つ目をひいたのが、最新のインカムをつけていらしたこと。 これまた今まではトランシーバーのように 「ハイこちら・・・、どうぞ、」ガー、ガー、ピー! といった調子でしたので、とてもスマートに洗練されて見えました。 やはり新しいものを導入されていると、目にも留まりますし、会社の業績もいいのかしら、何てことも考えたりします。 そしてそれは一つのその会社の目安になったり、安心料にもなったりする大事な演出部分につながると思うのです。 そこに中身のよさの部分が伝われば、鬼に金棒!その会社のイメージはぐんとアップするはずです。 今日のお兄さん、挨拶の時もう少し笑顔があったら、そのポロシャツがもっと似合って素敵に見えるはずなのになぁ・・・ と思った朝の出来事でした。

オーディション

娘がオーディションに合格しました!! 今日はすみませんが親ばかな記事にさせてくださいませ。 先週末に、地元のものではありますが、ピアノのオーディションがありまして、娘がめでたく合格しました!秋に行われるコンサート(有料です!)に出演できるんです。 まあまあ家で練習していたぐらいには弾けていたので、もしかしたら・・・なんて思ってはいたのですが、次々とあとの人が、難易度の高い曲をすらすらと披露してくれたものですから、やはり無理かなとも思っていました。 待てど暮らせど結果の郵便物は届かないし、半ばあきらめかけていた昨日やっと届いたのです。娘も嬉しそうでしたが、私も嬉しくて、嬉しくて! 練習は決して楽しいものではありませんよね。弾けるようになると楽しいのですが、そこにたどり着くまでには・・・・・ 多くの人が、やりたくて始めたものの、だんだんと先生の家に行く直前に慌てて練習、といったふうになっているのではないでしょうか。 親の方も、練習練習とせかすのも嫌気がさしてくるし、いつも同じところで間違えてなかなか先に進まない状況にウンザリ・・・ですよね。 私も子どもの頃コンクールだのオーディションだの毎年受けておりました。 夏休み、いとこが遊びにきても「ハイ、あんたはピアノの時間でしょ」と引き離され、時には隣に座って手拍子でテンポをとられ、ああなんて私って不幸なんだろう、と何度思ったことか・・・ でも何かできるようになるためには絶対練習や努力や我慢が必要です。もって生まれた才能があったとしても、その才能に水を与えなければ芽は出ません。 やはりその芽に水をやるのは親だと思うのです。 そこからよい先生にめぐり合ったり、仲間にであったりしてよい環境に恵まれていく。 それは運もあるけれど、やはり努力した結果がそれらを導いてくれるのではないでしょうか。 そのためにも、親は子どもに時には恨まれ、憎まれなくてはいけないと思うのです。 やりたいといえばやらせ、やめたいといえばやめさせる。子どもが嫌がらないように、子どもに嫌われないように・・・それって? 今回は小さなオーディションではあるけれど、今まで娘が努力してきたことが、形になって現れたということで、彼女自身が、今まで頑張ってよかった!と実感できたであろうことがなによりでした。 今まで時々鬼になっていた私も、これから少しは鬼になりやすくなります。

テーマ曲

リフィンのホームページの曲を製作中です。 実は現在音楽学校の講師をしながらCM曲などを手がけている私の大学時代の友人がいるのです。 東京にいる彼女にお願いしたところ、快く引き受けてくれまして早速リフィンのカタログを送り、ホームページを見てもらいました。 まずはこちらから多くを語りませんでした。カタログとホームページをご覧の皆様と同じ立場で、感じてくれたままを最初に持って欲しかったので・・・ それから、葬祭の場で着る制服であるので、礼節感のある清らかな曲であって欲しい。そして、根底には働く女性を応援する気持ちをこめて欲しいという要望を出したところ、昨日最初の5曲が届きました。 最初の曲のワンフレーズを聞いた瞬間、ドキドキして、自分でも表情が変わっていくのを感じました。 もう少し彼女も創りたいと申し出てくれましたし、こちらも注文を加えたりしまして、また来週何曲か出来てくる予定です。 完成お披露目まで今しばらくかかりますが、楽しみに待っていてくださいませ!

ヤマゲラのお母さん

夜テレビで自然の生き物の生命についての番組がありました。 途中から少し見ただけなのですが、その中で 「ヤマゲラ(という名前の鳥だったと思うのですが)の親鳥はヒナのために一日200回も餌を運びます。」 というナレーションがありました。 それを聞いた娘が一言 「すごい!うちのお母さんは週に一回なのにね!」 ?と私は一瞬止まりました。常に手作り!とまではいかないけれど、それなりに頑張って三食×7日しているぞ、と。 どうやら娘は、200回餌を運ぶというのは、買い物に行って食料を手に入れることと同じことと感じたらしいのです。そりゃぁ一日200回も買い物に行ったらすごいことです。 「ハハハ、確かにうちは週一回しか買い物に行かないけどね」とその時は笑いましたが、よくよく考えると、買いに行けばいつでも手に入る、現在。 娘だけでなく、今の子どもたちは自分の力で食料を手に入れることの難しさを知る由もなく、想像することも出来ないのだろうなあと。 もちろん私自身だって、食べ物を必死で手に入れた経験も苦労した経験もありませんが・・・・ 食べること、食べさせること、それがどんなに本当は大変なことなのか、どう伝えてゆけばよいのでしょうね。

連休をいただきまして・・

連休をいただきまして、また一週間が始まりました。 歯医者に行ってきました。 我が家では、夏休みと冬休みにみんな揃って歯医者へ行きます。 子どもたちは歯医者の扉を開ける瞬間から 「ウワー、いやな味のにおいがするー!!」 と顔をしかめておりますがその後のご褒美につられておとなしく入ってゆきます。 私自身が子どもの頃虫歯だらけだったので、人一倍気を使うようになり、子どもたちの歯もいまだに仕上げ磨きをしています。 でも仕上げをしてもらうからと、自分ではいいかげんにしか磨いていないふしがあるので、それもどうかと思案中ではありますが・・・ 歯の表面の凹凸が大きい人はそれだけ汚れもたまりやすく、虫歯になりやすいそうです。唾液も酸性が強い、弱いによって虫歯になりやすさが違ってくるそうです。 でもどちらにしても、予防することが大事であるし、また歯は予防がわりあい簡単でもあると思います。 そうそう、かこさとしさんの「虫歯ミュータンスのぼうけん」という絵本をご存知ですか。 虫歯菌が主役になって、自分の力のすごさを豪語し、子ども達よ、甘いお菓子を食べて虫歯になろう!歯磨きをやめて虫歯になろう!という愉快なストーリーです。 是非、ご一読くださいませ。

ラジオ体操

一年ぶりにラジオ体操に出席しました。 やはり気持ちのよいものです。 いまどきの小学生は体育のときラジオ体操はしないのですね。ストレッチ等の柔軟体操程度のようです。 運動会のときもラジオ体操でなく、なんと、エアロビ風のノリのよい音楽に合わせてアップテンポでしたりするのです。 というわけで、ウチの子はラジオ体操をあまり知りません。 ましてやラジオ体操第二なんて! おそらく日本全土、昔ほど誰もが出来るラジオ体操ではなくなりつつあるような気がします。 しかも、指先は伸びていないし、屈伸も甘い! かつて軍隊みたいなんていわれた日本の行進姿でしたが、やはり集団美の清々しさは大切だと私は思います。 せっかく早起きして、みんなと揃ってするのですから、体操であっても美しく、気持ちよくしたいものですね。 ♪素晴らしい朝がきた、希望の朝だ! ラジオ体操第二の膝を大きく開いて屈伸のゴリラのポーズ、私はしっかりゴリラになりきってやってきましたよ!

夏バテの気配

食欲がありません。 のどばかり渇いてしまいます。 はや、夏バテの気配です。 おそらく睡眠不足も関係しているのでしょう。 以前色校正のお話をしましたが、文字校正というものもあります。 文字はどうしても小さいですし、数字も見続けていると9905と9950がごっちゃになってしまったりするのです。目がシバシバ、肩はコリコリ。 品番の数字と竏?(ハイフン)が半角空いていたりとか言う細かいミスを発見したときはなぜか 「よしっ、見つけてやったぞ!」 と妙に嬉しいのですが。 会社で出来なかった分はどうしても持ち帰って、子どもが寝た後になってしまうので校正の時期は特に睡眠不足になりがちです。 幸い「今日はわしが寝かしてやるけー、早くすませてしまえよ」と言ってくれる主人ですが、主人のお得意、道徳的創作話に花が咲いてなかなか誰も寝る気配がないのが、また気になったりして・・・・ 何とか今日、文字校正も色校正も終了し、大日本印刷の印刷工場に無事送り出しましたので、何かあってももうどうしようもできないのが怖いところですが、少しほっとしたところです。 今日こそは早く寝て・・・ ああでもラジオ体操が気になる長男が6時前から飛び起きてくれるのだヮ。

続き

次回リフィンの続きを少し・・・ 「リフィンを読み解く」 これが次回パンフレットのテーマです。 このスカートには、どのベストを合わせればいいの このジャケットに合わせるパンツはどれ そういった問い合わせが多く寄せられます。 初回のカタログはイメージを大切に、上質で品位のある美しさを大切にしたかったので文字量を減らし、色も統一し、写真集をイメージして作りました。 ですから、わかりやすさ、という点が欠けていたのは事実です。 それを今回は皆様に分かりやすくして、上下の組み合わせや、シーン別のコーディネートを、なるほど、と楽しみながら新しい発見をしていただきたいな、と思っています。 随時進行状況をお知らせしてゆきますので。 さて今日は終業式。 お楽しみは・・・・どうでしょうか!?

次回リフィンは・・・

いよいよ、次回リフィンパンフレット作成に向けて本格的に動き始めました。 今日は午前中社内で打ち合わせをし、午後から大日本印刷様からディレクターさんとコピーライターの方営業の方が来られて再度打ち合わせをしました。 ディレクターさんも、コピーライターさんも女性の方です! スタート時から同じメンバーですので、意識や思い入れは皆、熱いものがあります。回を重ねるごとに、スムーズにことも運ぶようになってきました。 今回の取材には音楽に関するお仕事をされていらっしゃる女性にお願いすることになりました。絶対音感の持ち主とか。楽しみです。 中身の方は・・・・ もうしばらくお待ちください。今日はいろいろ話し合って、することも目白押しで頭の中がいっぱいいっぱいなのです。 実を申せばあまり、いえほとんど時間の猶予はないので今日は実務の方を優先させていただきます。 乞うご期待!! とだけ、まずはお伝えしておかせてくださいませ。

ここはどこ

連休最終日。 街の北部に出来た新しいショッピングセンターに行ってきました。 子どもたちには、一人100円まで、と念を押して・・・ 我が家では買い物に行く前に、目的を明確にして出かけます。 今日は一週間分の食料をかい出しに行く、とか学校に履いていく靴を買う、とかおばあちゃんのパジャマを買いにいくというように、とても具体的に。 そうでないと、子どもたちは見れば欲しくなるし、あわよくば、なんて期待も膨らみます。大人だけ勝手に好きなものを買って・・・なんて思われては困りますから。 今日は初めてのお店なので、見るだけよと言いながら親もキョロキョロ。 でも初めてなのにはじめて来た気がしないのです。 最近のショッピングセンターって、どこもつくりが似ていると思いませんか。 入っているお店も同じような店で、同じような展示の仕方、貼ってあるポスターだって日本中どこも同じポスターですよね。 ここは、広島のダイアモンドシティー、いえ倉敷のイオンいやいや・・・ ここはどこ? 以前電車に乗っていた時ある老夫婦が 「まぁ、ここの駅も立派になって。でもどこの駅もおんなじようで、故郷に帰ってきた気がせんねぇ」 と話しておられました。 どんどんきれいに、便利に、快適になっていく都市空間ですが、ここはどこだっけ、という感覚、皆さんは感じられたことありませんか。 さて、リフィンは明日から次回パンフレットに向けて本格的に動き始めます!! 数ある郵便物の中でも、ぱっと見て 「あ、リフィンからのものだな」 と判っていただけるよう セレモニーの中で 「あ、きっとリフィンの制服ね」 と感じていただけるよう・・・ どれも同じではないもの。 リフィンらしさを確立させていくために、今までもたくさんの方々に力を貸していただいてきました。 これからは、この場所を使って、こちらから少しずつお知らせ、お話しながら、皆様のご意見を寄せていただくことも可能になるかしら、と期待しております。 皆様のご訪問楽しみにしています。 さて、子どもたちは100円ですんだでしょうか。 もちろん! 約一名は大泣きをしましたけど! 騒々しい場所でしたので、目立たずにすみました。

出てしまいました

ショックです。とうとう出てしまいました。 先日子どもの夏の大敵、蚊について書きましたが主婦の夏の大敵といえば・・・ そう、ゴキブリです。 私は虫はそう苦手ではありません。ハチでもムカデでも驚きはしますが退治することは出来ますし、、キャーキャーとも言いません。 ゴキブリももちろん退治できます。子どもの頃はそれこそ台所にはゴキブリホイホイが必ず置いてありましたし、おばあちゃんなんてそれこそ素手で捕まえんばかりの勢いだったのを覚えています。 今のマンションに越してきて5年目。初めてのゴキブリでした。 とうとう出してしまった。 そのことがショックだったのです。 やはりマンションといえば気密性が高く、やはり一軒家に比べてゴキブリは発生しにくいと思います。 一応築16年目のマンションという言い訳をさせてもらったにしろ、やはりどこか不衛生にしていたところがあるということで、主婦としてショックだったのです。そしていろんな場所を徘徊したであろうことを想像すると・・・ でも子どもたちは、どこどこと騒ぎながら、興味津々! 私は見事な新聞紙さばきを見せたかったのですが、よりによってウエッジウッドの高級皿のトウモロコシの上にいたため、思い切りとは行かず、2回目に成功。 ゴメンナサイね、といいながら明日は台所の大掃除だわと思った夜の出来事でした。

5時から会議

とある有名な葬儀社様では、朝礼前までにいろいろなHPを訪問し、情報をチェックするのを日課として義務付けられているそうです。 朝礼前までに、というのがポイント。一日の始まりの朝。しかもまだ仕事時間ではありません。 その葬儀社様が紹介して下さったHPを訪問してみると、アメリカの話ではありますが一日の仕事時間中に私用のインターネットを利用する時間が、なんと平均2.09時間もあると書いてありました。 ウチの会社では役員会議は仕事時間中には行われません。 5時から会議というのは、朝の5時からの会議なのです。 大事な仕事時間を使って会議をするなんてとんでもない、 というわけで、もう二十数年続いております。 残業もするな!時間内に仕事が終わらないような仕事のしかたでどうするか! と言う社長ですから、ある社員はブラインドを下ろして明かりが漏れないようにして仕事をした、という話もありました。 なぜなら、社長の自宅マンションから会社が見えるのです。 ですから遅くまで電気がついていようものなら、早く帰れ!と電話がかかってくるのです。 時間の使い方。 働く主婦は、否が応でもやりくり上手になりますよね!

夏の虫

朝起きるなり、セミの鳴き声が・・・ 「母さん、夏休みが近いけぇセミも鳴きだしたね!」 いつも眠そうな長男がニコニコと言っておりました。 その嬉しそうなこと! 子どもたちにとっては楽しい楽しい夏休みがもう目の前。 夏の虫といえばセミですが、夏のイヤな虫といえば蚊! 我が家はマンション住まいですので、部屋に蚊が入ることはめったにありませんが、(時々エレベーターに乗って侵入するふとどきモノもおりますが)公園や、実家の方に帰ったときにはそれっとばかりに蚊に襲われてしまいます。 しかも子どもたちは蚊に対しての免疫が余りありませんから、吸われていても気が付かないし、ぱちんとやっつけるのもタイミングが悪い! 刺されたところをかきむしるから汁が出たり、血が出たり。いいことなしです。 虫除けスプレーをしても、効き目はしないよりマシという程度ですし、身体によくなさそうだし・・・ でも今はいいものがあるんです! その名は「ナイス蚊ッチ」 テニスラケットを小さくしたような形で、電池式。まさにラケットを振る要領で蚊が出てきたらサッと一振り。手でぱちぱちするよりもずっと効率よく退治できるそうです。 しかももう一つよいところ。 夏場は子どもがいろいろな虫や、小動物を捕まえては飼いたいという時期ですよね。そんな時この「ナイス蚊ッチ」で捕まえた蚊をやるとまさに一石二鳥。 そうやって、捕まえたトンボを2週間飼うことが出来た人がいます。 もちろん、捕まえたものは早く逃がしてやって、自然に戻してやるのがよいという考え方もありますが、自分で餌をやったり、観察したり、世話をするという経験も大切だと思います。 そしていつかは死んでしまうのですが、どんな小さな生き物でも、自分が一生懸命世話してきたものの死というものは、きっとその子にとってかけがえのない体験になると思うのです。 だから次に捕まえた虫は早く逃がしてやった方が良いと考えることも出来るでしょう。 ただ親が「かわいそうだから逃がしてやりなさい」 という言葉だけに従ってきた子は、実体験が伴わないのですから、そのまま大きくなっていった時、どうなってしまうでしょう。 蚊の話から大きなテーマになっていってしまいましたが、この夏、心に残る体験をなにかさせてやりたいものですね。

子育て講演会

よかったね、できたね、うれしいわ 親に言われて嬉しい言葉ベスト3だそうです。 今日は幼稚園で子育てに関する講演会がありました。 長く小学校の現場で指導をされ、校長先生も経験されて現在は不登校の子どもたちの支援や、講演などを主にされている女性の方でした。 話される声や、語りかける口調がやはり小学校の先生らしく、抑揚がはっきりしていて、表情が豊かで、大好きだった小学校の恩師を思い出しました。 やはり大人でもそうですが、表情が豊かな人と話をするのは楽しいものです。 同じ内容の話でも、表情豊かで、話し上手な人の話は数倍おかしく、愉快に聞けて、説得力も違います。 高校や大学で、ぼそぼそと必要な所だけ時間どおりにしゃべるだけしゃべって、帰っていく先生っていましたよね。 特に幼い子どもには、言葉も大事ですが、表情がもっと大事だと思います。 今の子どもは表情が変わらないとか、乏しいとか、中には笑うことが出来ない子どももいるそうです。 それはやはり大切な乳幼児期にどれだけ親や周りが関わってきたかによると思います。 でも、今日の先生が言われていました。 これだけ、モノもお金も情報もある中で子育てするあなたたちは、本当に大変!と。 昔は何も無かったから。 お金はもちろん食べるものもおもちゃも無いから、与えようがない。無い物はない、というのは仕方ないし、本当にみんな無かったのだから。 でも今はこんなにあるのに、与えないでいるというのは、親も子どもも大変よね、と。 昔はこうやっていたのよ、苦労しながら自分を犠牲にしてまでも必死に育てたのよ、というのではなく、あなたたちは、本当に大変!と声をかけてくださった先生にホッと救われたのは私だけではないと思います。 ちなみに親に言われて嬉しくない言葉ベスト1は 早くしなさい!!! 気をつけましょう。

中国からのお客様

先週から中国からのお客様がいらしています。 一人は日本の大学も大学院も出て、日本でも就職経験のある男性の方。 もう一人は日本がはじめての女性の方。 昨日は日曜日でしたので、倉敷へ観光に一緒に行って来ました。 雨を覚悟で行ったのですが、幸い小雨がぱらついた程度で、暑過ぎもせずわりあい快適に散策が出来ました。 倉敷のアイビースクエアという所に紡績関連の資料館がありますので、そこを見学したり、名画に触れたり・・・ でも一番楽しんでもらえたのは、お土産やさんだったようです。倉敷の美観地区にはこじゃれた土産物屋がたくさんあります。そこで今流行っているゲルマニウムだとか、いろいろな石のブレスレットを熱心に見ていました。 中国と日本は物価が違いますから、どうしても、どれを見ても高いなあという風に眉間にしわがよりがちでしたが、あるお店のネックレスだけは値札をあまり見ないで考え込んでいる様子。 「どうしたの」 と中国語で聞くことは出来ませんが、傍によって声をかけると、 「どちらがいいと思う?」 と日本語で聞いてきたわけではありませんが言っているよう。 自分のものにしては、地味というか、どちらも??? でも一生懸命悩んでいるので、鏡に映したり、つけてあげてみたりしていると日本語の出来る方の男性がやっと現れました。 彼女が一生懸命選んでいたのは、自分の弟のものだったのです。 自分に買ったものよりも、ずいぶんと高いものでしたが、自分はこうして日本にくることが出来て、いろんなことを経験できたのだからと、自分には一つだけ。 彼女の優しさに触れ、よい人とまたこうやって繋がることが出来たことを、とても嬉しく、また、ありがたく思いました。 兄弟の仲がよい姿は、誰が見ても気持ちよく、思わず笑みがこぼれるもの。 我が家の姉弟たちが電車の座席に仲良く三人並んでしゃべっているのをニコニコと眺めていた彼女。 彼女もまた私たちとの出会いを喜びと感じてくれていることを信じています。

6足の靴

昨日は晴れましたが今日もまたどんよりと曇り空。 我が家のベランダに、6足の靴が仲良く並んでいます。 我が家は年長さんになったら上靴は自分で洗います。 休みの前夜、お風呂の残り湯につけておいて、翌日自分で洗います。 とはいえ自分たちで洗っただけではとてもきれいになったとはいえないので、末っ子のを洗う時、こっそり私が仕上げをします。 自尊心を傷つけてはいけませんから。 私も子どもの頃自分で靴を洗っておりました。 日曜日の朝外でゴシゴシとやっていると、たまに通りがかる人に 「まあ、えらいわねえ」 なんていわれることがありました。 そんな言葉を期待しながら毎週健気にゴシゴシとやっていましたが、うちの子達はマンション住まいですから、誰の目に付くこともなく、誉めてもらえるわけでもなくやっています。 そんな一つをとってみても、今の子どもたちはやっぱりかわいそうだなあと思います。親から誉められるのももちろんですが、他人から誉めてもらったり、声をかけてもらえるというのは、また違った意味でやる気が出たり、自分を認められたようで嬉しいものだと思うのです。 ま、誉めてもらうために靴を洗うわけではないので、今日も我が家の子どもたちは上靴を洗い、私は仕上げをしてやり、それから通学用の運動靴を洗い、お風呂をいつもより?丁寧に洗い、ちょっと休憩でPCに向っています。 さて今日は日頃ためてしまっている掃除の続きがありますので、この辺で。 皆様、よい週末を!!

制服

私の仕事場企画室には女性が4名、男性が一名おりますが、普段はそれはそれは静かな職場です。 でも昨日から人の出入りがはげしく、ざわざわしているのです・・・ とうのは、システムが新しくなるとかで、配線工事だの、機材の搬入だのとそれこそいろんな制服の人が、出たり入ったりというわけなのです。 リミットというのは、初めて来られた方はコンピューターの会社かと思われるくらい、いろいろな機材がそろっております。 パソコンは一人一台以上ありますし、縫製工場や、配送センター、社長の自宅まで、すべてがつながっており、いつでも誰でも情報が共有されるようになっているのです。 私はどちらかというとアナログ人間ですので、パソコンとも相性があまりよくないのですが・・・・・ で、今回改めて思いました。 人は見た目ではないとは言いますが、まず一番に視覚が働くわけで、見た瞬間にこの人はどういう人かを無意識のうちに判断しています。 その時やはり、着ている物と言うのは大きな判断基準の一つになります。 例えばうちの会社につなぎを着た人が入ってこられたら、普段なら?、と思い、なんとなくおそるおそるどちら様でしょう、となるでしょう。 いくらはじめての方でも、ビシッとスーツを着た人が現れると取引関係のお客様かなと判断するでしょう。 制服はまさにその人の第一印象のほとんどを決定してしまう大事な役割をしているわけです。 先週だったかスチュワーデスの制服をネットで販売したとかで、逮捕された事件がありました。 大手の宅配便の制服は全て番号で管理されており、何か悪用されたり、事件があったら分かるようになっていて、勝手に処分せず、必ず会社に返すとか。 制服、特に女性の制服は廃止傾向にありましたが、また復活の動きが大きくなりつつあります。 その女性の制服を企画製造している私たち、頑張らなくてはなりません! 着る人の立場にたった服、でも見る人の視線を忘れずに・・・ 特にリフィンに関しては、単なる認識や区別、作業のための制服ではなく、ご遺族をはじめ、多くの方の視線の中に常にいるということを意識した、服造りを考えてゆかなくては、と思っています。

七夕の夜

7月7日七夕の今日は、かわいい、かわいい我が家の長男坊の誕生日でもあります。 さて、こだわりの短冊の中身は・・・ まずは三番目の末っ子、次男坊は 「マジレッドになりたい」 ご存知、日曜日の朝7時30分からしているレンジャーもの。初代ゴレンジャーから延々と続いて現在はマジレンジャーです。いつの時代も赤がリーダー格、もれずにうちの子もマジレッドがいいようです。 去年が「仮面ライダーになりたい」だったので、あまり変化も進歩もないようですが、「そんなん、ホントはなれんのにー」と兄ちゃんに言われると 「なれるんでー、テレビできみもヒーローになれるってよったもん」(言っていたものの意) 去年はそういうふうにいわれても、よくは分かっていなかったのですが、 今回はむきになって言い返しておりました。おまけに 「兄ちゃんのボケカスめが」 という捨て台詞も。ハハハ、みんな通る道です。知っている限りの汚い言葉を、思いつく限り並べ立てれば立てるほど、おかしくて、おかしくて笑いが止まりません。それはそれは必死な姿なんですから! 笑うべき所ではないのですが、何とか背伸びして頑張ってる姿がけなげと言うか、やっぱりかわいいのです。 これが次男坊の得する?ところですよね。 長男の時なら注意したり、脅したり、なだめたりしていたのですが、みんなが通る道の今は通過点だと分かるので、こちらも余裕を持って笑っていられるのです。 言うだけ思い切り言わせて、「でも、僕のお兄ちゃんだからね、兄ちゃんはえらいんだよ」とだけ、くぎをさしておきました。 さてその長男坊は 「大きくなったら宇宙飛行士になりたいです」 まあ、なんと優等生。でもその言葉が出ると予測していなかったので、聞いてみると、遠足に行ったとき、いろんな写真や展示を見たのだとか。 「でもすごく頭がよくないとなれんのじゃろ」(なれないのでしょの意) というので、 「そりゃ、いろんな本を読んだり、勉強はしなくちゃ。でもさ、好きな本だったらどんなに小さい字で難しくても読めるでしょ。でもどんなに薄っぺらで簡単な話でも嫌いな本だったら読まないでしょ。」 「うん」 「だから大丈夫、好きな事だったら頑張れるし、楽しいんだよ。好きなことを今から沢山たくさん見つけておいてごらん、すごい人になれるよ!」 とはっぱをかけておきました。 最後は長女。 「いつも笑顔でいたいです」 なー

七夕前夜

明日は七夕というのに、相変わらずどんよりとした雲が空を覆っています。 この大雨はいつまで続くのでしょうか。 主婦の一番の悩みは洗濯モノ!!! 部屋の中に干すのは、仕方がないとはいえうっとうしいし、なんとなくシャッキリとは乾いてくれず・・・・ こういうときに限って何かと汚してくれるのがまた子どもの特性らしく、ため息が増えるばかりです。 さて愚痴っていても仕方がないので、メインの七夕の話を。 我が家では毎年一人づつ短冊に願い事を書いております。 私が専業主婦に近かった頃は飾り物も子どもたちと作っておりましたが、数年前からは短冊のみになってしまいました。 笹が手に入らないことも一因ですが・・・ 飾りを作らない分、せめてこより(紙縒りと書くんですね!知らなかった。さすがパソコン)は作らせようとするのですが、これがまた難しいですよね。 でも、うまく出来る出来ないというよりも、知っているのと知らないの、そしてやったことがあるのと、ないのとでは絶対に違いがでてくると思うのです。 短冊も買ってくるのではなく、普段とっておいたきれいな紙や、終わったカレンダーなんかを使って、自分で切って作る!どうでもいいようですが、でも私はこだわりたいのです。 おばあちゃんの作った紙縒りがピンっとたってきれいだったこと、ちょっと指先をなめて縒っていく仕草、やはり語ってやり、実際に見せないと伝承されてはいきません。 自己満足にすぎないかもしれませんが、母さんが子どもの頃はね、って話しながら同じ時を過ごしたいのです。日常ではない、せっかくの伝統行事ですから。 子どもたちからどんな願い事がとびだしてくるのやら、楽しみです。 明日はまたその報告を。 どうぞ明日の夜は晴れますように!

○○ちゃんのお母さん

○○ちゃんのお母さんと呼ばれるようになって9年 ずいぶん前のことですが、女優の大竹しのぶさんがあるエッセイで、○〇ちゃんのお母さんと呼ばれることに何も抵抗を感じなくなっている自分にハタと気が付き、私大竹しのぶというものがどこにいるのか、このままでいいのかすごく不安になった。 というようなことを書いておられたことがありました。 私自身は〇〇ちゃんのお母さんと呼ばれることに抵抗もないし、それはそれでいいと思っています。確かに〇○ちゃんのお母さんであり、大事な私の一部でもあるから。 でも多分それは今の私は仕事をしていて、社会とのつながりを感じたり、他者との接点があるからそう思えるのであって、専業主婦であったり、育児休暇中である人は、自分というものの存在のあり方に疑問をもったり不安になったりすることが、確かにあると思います。 我が家の末っ子は幼稚園に通っているので、まわりには現在専業主婦中の○○ちゃんのお母さんが沢山います。 三人も子どもがいれば、役員の仕事を引き受けることを避けられません。 こじんまりとしたカトリック系の幼稚園ですので、お母さん方が集まることが多いのですが、毎年クラスごとに手作りの作品を作り、バザーで販売するというのがあります。 3回ほどクラスで集まって針仕事をするのですが、その時も 「はじめまして、○○の母です。」 という紹介にどうしてもなってしまい、こちらも 「あー〇〇ちゃんのお母さんね」 と心のにインプットしてしまいます。 そこで私は2回目の集まりのとき提案したのです。 「今日は、したの名前で呼び合いましょうよ」と。 紙を渡して名前を書いて、胸につけてもらいました。 するとみんななんて素敵な名前!!! エー、どう読むんですか?だれがつけたんです?字が一緒ですね!やっぱり20代の人は子がつかないのねえ、などなど 盛り上がったこと。盛り上がったこと。 するといつもなら子どもの話や幼稚園の話題になるのに、自然と自分自身の子どもの頃の話や、学生時代の話が出てきて、またまた大盛り上がり。 〇〇ちゃんのお母さんではない、その人自身がそこにいたのです。 みんな〇〇ちゃんのお母さんになるまでにいろんなことがあったわけです。 そうこうしていると、スチュワーデス、先生、看護師に薬剤師。丸の内のOLさんもいればバレリーナも帰国子女と呼ばれる人もいるわ、いるわ。中には昔は悪