おばけ
夏の終わりに夏らしいこと?かどうかはわかりませんが、娘の運転で『せなけいこ展』に行って可愛いお化けを堪能してきました。 〈ねないこだれだ〉は多くの親子に愛され続ける名作ですが、せなさんの作品の多くは、自身のお子さんやご近所の子ども達の中から生まれたものだそうです。 めがねうさぎは、当時小学一年生の息子さんが眼鏡をかけることになった時に、少しでも喜んでかけてくれるようになるように・・・との願いというか、祈りに近かったのでは と思うのですが、50年前の小学生が眼鏡をかけるだなんて、当時はやっぱり特別なことだったと想像に難くなく せなさんの愛の詰まったうさぎさんだったんだ、とじ~~んと何年か振りにめがねうさぎさんと対面しました。 わたしはルルちゃんが大好きで、そのルルちゃんもお嬢さんがモデルになっていたらしく、何か悪さをしていると、 お兄ちゃんから「またママにかかれちゃいますよ」って言われてたとか 笑 「そうしたらルルちゃんはどうするの」で終わる〈いやだいやだ〉を初めて旦那さんが子どもに読んでやった時「この結末でいいんか??!!!」って叫んだことが懐かしい 笑 〈ねないこだれだ〉の「それともどろぼう」というところを幼いわが子が感情をこめて読み進みながら、勢い余って「それともどぼろう!?」って叫んだことも懐かしい 笑 娘も息子も、「なっつっ!!あ~これ、うちにあったねぇ、このゾウのエモさスゲッ!絵本でこの展開!ワロタ!」 などなどそれぞれにいろんなことを思い出しながら、小声で笑いながらの楽しい時間。 作品は身近にある包装紙、つまりは廃材ともいえる材料を上手に使って丁寧にちぎられたひとつひとつ。 母がきれいな包装紙を取っておいては、ブックカバーにしてくれていたのも 思い出しました^^ 入場制限はありますが、整理券は随時配られているので朝イチじゃなくても大丈夫でしたよ。ほんわかやさしい時間を、是非♪