睡魔
「あー、見てたのに」 テレビを消すと、うとうとと居眠りしていた母がぱっと目を覚ます。 そんな光景を今でもはっきりと覚えています。 今、その気持ちというか状況がよくわかります。 まぶたを閉じれば、すぐに眠れるのです。自分でも今寝ていることもわかっていて、自分としては意識ははっきりしてはいるのです。 ずっと眠たいわけではありませんが、とにかく座っているこの一瞬でも目を閉じればふーっと眠れてしまう。 ドラえもんののびた君が「3秒で眠れるのがぼくの特技なんだ」と言っておりましたが、今の私は3秒もいらないかも!? 最近、身体もよく動かしているせいでしょうか。 一応、目覚まし時計がなくてもおきられる人間ですが、以前のように夜中に子どもに布団を掛けてやることはできていません。 明け方、四方八方に散らばっている子どもたちにかけてはやりますが、夜中はぐっすりです。 そのせいか、みんな鼻をグズグズいわせています。ごめんね。 でもぐっすり眠れるのは、いいことですよね。