1mm

たかが1mm、されど1mmでしてね、

その1mmが出来栄えを大きく左右したりするものなのです。出来栄えだけではなく効率も大きく変わってくることもあります。

今日も変更になったサイズラベルといって、サイズが書いてある小さなテープなんですけどね、ライン長とあーだよね、こーだよね、なんとかならないかなぁと悶々・・・・・

サイズラベルを作る会社からすれば、50メートルのテープで100個分作るのと、120個分作るのでは、120個分作れたほうが効率よいですけどね

その分、1枚分の使用分量が減るわけで、1枚分は短くなる。とですね、はさんで縫いこむときの挟む部分が短くなるわけですね。

すると、端過ぎるとちゃんと縫い止まらないし、かといってしっかり挟みすぎると文字がギリギリすぎて、見栄えが悪くなるわけですよ。

一気に5mmも短くしたこのテープを作った人は、このテープをどのようにしてどういう部分につけるのか判ってないのだろうなぁ・・・・と、思ってしまいます。

しかも、大幅値上げされたんじゃぁ、やっぱり黙ってそうですか、ではいきませんよ!とかいって、強気で話するのは苦手なんですけどね^^;

でも、こういうことって、多々ありますよね。次行程の事がわかっているといないでは、やり方も流れもそれこそ効率も大きく変わってきます。

最終出来上がってきたものはパッと見は同じでも、時間の差や見栄えの差や丈夫さの差は少しずつ少しずつが積み重なって、やっぱり差が出てくるのです。

哀しい事故のニュースを見るたびに、その1mmが1gが1秒が・・・・と思うことも少なくありません。

洋服はその1mmが人の命を左右するようなものではありませんけど、でもそこにこだわって、より良いものをお届けしなくてはなりません。

双方納得のサイズラベルに、たどり着けるよう早急になんとかせねば!!のチーフは明日は中高W入学式♪

桜の花よ、もう少し踏ん張ってしがみついててね~!!









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