三年目

あの日、3月11日に横浜で不安な時間をともに過ごした方にさきほどメールを送りました。

ちょうど今時分、ホテルのタクシー乗り場で、見知らぬ土地で来るあての無いタクシーをひたすら待ち続けたとき、私の前にいらした女性です。

おしゃべりで気を紛らわせたり、トイレにかわりばんこに行ったり、コンビニに食料品を買いに行ったり。そして夜中にようやく電車が動き始め、乗り場まで付き合ってくださいました。

一年に一度のメールですが、忘れたくない、忘れてはいけないと思うメールです。

まだまだ何も終わっていない方々が、沢山沢山いらっしゃる中で、薄れていきそうになる記憶に、自分で自分が怖くなります。

近くにいるからこそできること、離れていてもできること、お金があればできること、お金がなくてもできること。

いろんなカタチ、いろんな方法、いろんな気持ちがあっていいのですもの。

とにかく、忘れてはなりません。

東に向かって手を合わせます。合掌。




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