二分の一成人式

末っ子ちゃん、4年生最後の参観日は二分の一成人式、ということで

一人ひとりが、将来の夢を発表してくれました。
将来の夢を考え、その職業について調べたようです。なぜそう考えたのか、どうしたらその職業に就けるのか、どのような資格が要るのか
スポーツ選手あり、パティシエあり、保育士さんもあれば天文学者、アイドルも^^
その為に、今の自分に出来ることはないのか、その為に必要な努力ってなんだろう、
そんなことを本当に全員が大きな声で、はっきりと堂々と発表してくれました。
教室や黒板も自分達で飾りつけをし、発表の練習も班毎にお互いが教えあって聞きあってしたそうです。
先生が本当は一人ひとり読んで、個別に指導したほうが・・・・ともやはり考えられたそうですが
それをしないで、みんなに任せるからね、と敢えて特別な個別指導はされなかったそうです。
先生との信頼関係がしっかり出来ているからこそ出来ることですが
その先生の期待に、しっかりと応えた子ども達は、全員がキラキラしていました。
どうしても、音読が苦手な子っていますよね。
でも、その子も今日はいつも以上にすらすら言えたらしく、(私達には苦手だなんて、ちっともわかりませんでした)
終わった後、同じ班の子に、小さくガッツポーズをして合図を送っていたのを、先生はちゃ~んと見ていらっしゃって、懇談でお母さんに話されてました。
その男の子曰く「あ~、なんかちょっとホントに大人になった気がする♪」ですって^^
最後に子ども達に先生が、
「こうやって、みんなの将来の夢をみんなに聞いてもらって、家族の人に聞いてもらえて本当によかったね。
でも、これは当たり前のことじゃないんよ。
大震災からもうすぐ一年よね。
こうやって夢を聞いてもらいたくても、聞いて欲しい友達や家族がいない子も、いっぱいいっぱいいるんよ。
こうやって、学校にこれるのも、行ってらっしゃいって送り出してもらえるのも
当たり前じゃないんじゃけぇね。感謝の気持ちを忘れんでね。」
忘れられない参観日となりました。

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