九九

二年生で誰もが経験する掛け算の九九。

ウチの長男君がただいまその九九の真っ只中。
ゲームのように呪文のようにただひたすら唱えれば何とかなるように思うのですが、これがなかなか。
長女のときは毎日のように義母の病院に通っていたころでしたから、その道中親子で九九大会で、ムキになって誰が一番早く言えるか!!
って争うように言い合って車中で楽しんでいました。
普通に言うのはいいのですが、反対、つまり九九81、九八72と下がっていくのは意外と途中オヤッと止まったりしそうになるんです。
長女も負けず嫌いなので、なにクソとなりながらも、結構楽しんでいて、上達も早かったのですが
長男君はどうもそうはいかない。
間違うとそこで気持ちがヘナヘナっとしぼんでしまい、やる気モードが長続きしないんです。
自信のある段でも、ネ、聞いて聞いて、って言うこともなく、間違えるからといってそこを繰り返し言って何とか言えるようになろうという姿勢もなく、
必ずだんだん意気消沈、今日の夜は父親も登場してやり直しも何度もさせられたもんだから、とうとう泣き出す始末。
朝出かける前に一回、昼休憩にご飯を食べさせに帰ったときに一回、夜に一回というこの3回の九九とお風呂掃除とゴミ出しと、玄関の靴揃えが彼の仕事。
塾があるわけでも習い事があるわけでもなく、親の監視の目もなく、結構暇で自由じゃないの。
冬休みなのですから、そんなに無茶なノルマではないと思うんですけど・・・・は親の勝手な言い分。
年賀状書いておきなさいよ、とか上靴も洗っておくんよ、要らないプリントは片付けなさいよとかチョコチョコアレコレ言ってるか・・・・・
言い残して出て行って、帰ってきて「やったの?」
じゃ、彼だって面白くないですよね。
いつもの寝る前の本読みタイムのあと、明日は母さんお仕事お休みだからね、というと
「ほんと!ボク母さんがお休みの日ずうっと楽しみにしてたんだ!!」
なんてかわいいことをすんなり言っちゃえる末っ子ちゃんの隣で、丸まってすねて先に寝ている長男君。
本当は一緒に漢字を書いてやりたいところですが、ぐっと我慢で明日はアレしてコレして、は口にしないようにしようと思います。
あぁ、いろいろ難しいし、悩ましいですねぇ!

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