撮影秘話

先週東京にてのセレモニーレディーさんの取材のとき、カタログを見ながら、このモデルさんが好き!このカットが好き!

とわいわいおしゃべりしていました。
展示会なども含めていろんな方とお話しすると、必ずこの人が憧れなんです、とかかっこいいですよね、と言われる一番人気は、YJ-744とYC-741を着た目力のある背の高い彼女。
実は当時彼女まだ21歳。
リフィンの仕事を最後にパリコレ関係の仕事でパリに旅立って行きました。
ですからこれから旅立つ希望と、最後の日本の仕事ということでの気合が、やはりみなぎっていたのだと今となればよくわかります。
冬にはパリからわざわざ手書きのはがきを送ってきてくれました。
容姿だけでなく、性格も本当に素直でかわいらしく、まじめな彼女でしたが、その後どうしているのかというと・・・・
パリから帰ってきて、なんと中学校の美術の先生になっているそうです!!
私たちからすればもったいないような気がしてなりませんでしたが、学生の間にやりたいことをしっかりとやって挑戦をして、その上で自分で決めた道だったのでしょうね。
で、今回のモデルさんもこの仕事を最後にモデル業から離れ、東京での演劇やタレントとしての活動が始まります。
マネージャーさんが「こんな姿をしばらく見れないと思うと、正直ちょっと寂しいです。」
と大勢のスタッフとカメラの前で次々と流れるようなポーズを披露している彼女を見ながら、少し涙ぐまれていました。
彼女も本当に最後までいやな顔ひとつせず、ニコニコと仕事をし、パクパクと同じ中華定食Aを食べ、(結構ボリュームがありました笑)気取ったところのない人でした。
指先がとてもきれいで、目がきらきらしていて、品のよさと、まじめさがにじみ出ていました。
そうそう、彼女も21歳。学業もがんばっていて、全国で見てもかなり名のとおった大学の学生さん。
何だかリフィンはそんな岐路に立って、パワーが上昇中のモデルさんとご縁があることが続いて、不思議な感じです。
そしてとてもいいスタッフに囲まれて、助けられて、仕事ができることに感謝感謝です。

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