おばちゃんエール

サンプルで色々生地をいただいたり、染めてみたけど没になった生地とか

採用にはなったけど、サンプル用の生地で本番の染めとは微妙に違うので使えない生地とか

なんやかんやで、使えない生地や付属品が出てきてしまいます。

で、社内でいる人は持って帰ってね~、って言いますけど、そんなにも欲しい人はおらず^^;

その多くは、学校や幼稚園に寄付というと大げさで、使えるものは使っていただいています。

今日も幼稚園に持って行ったら、お世話になった先生がいらして、とても喜んでくださって、こちらも生地たちの行き先が出来てホッと。

そしたら、「ただいま~」って小学生の男の子。先生のお子さんが学校が終ったらおかぁさんの職場が近いので来るようになっているようです。

「あら、こんにちは」なんて言いながら、そういえば、と思い出したのでこんな話を。

「先生、うちの子はいっつも預かり保育をお願いしてたじゃないですか。でね、この間なんの話からか幼稚園時代の話になって、

お迎えを待つのに犬走りのところで座って待ってて、大抵オレは一番最後で、一人で待っとったけど、別に来てくれん、とか思ってなかったよって。

あの一人で待っている姿は、大人から見るとすごくかわいそうな姿らしいけど、実は本人はそうでもないらしいですよ。え~、そうなん!?ホントに!?でしょ。

真っ最中の時は、アレもしてやれなかった、コレもしてやりたかった、寂しくさせているんじゃないか、って気になるけど聞けないでしょ。

私もとてもとても怖くて自分から聞けなかったけど、この間そんな事を聞けて、ホッと胸をなでおろしたんですよ。」

先生、大丈夫ですよ。きっと笑って話せる日が来ますから。

この幼稚園で過ごした4年間があって今の彼が居て、私も居る。そしてこうやってまた訪ねていけることは、とても幸せなことです。


当時新任で、今は子育てと主任教諭との真っ最中の素敵な先生に、経験者おばちゃんからのエール。


少しは励みになったかな。。。。。






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