針 様様

立春を迎えたといっても、しばらく厳しい寒さが続くものですが、今日は本当に日差しがよく射して、降り注ぐ光が心地よく、春を感じさせてくれました。

そんな中、備後一宮吉備津神社の宮司さんに来ていただいて、カタログ出陣式を無事執り行うことが出来ました。

会社に来ていただく前に、神社では針供養が行われていたそうです。

「先人が考え出した針が、様々に形を変え用途を変え、衣装はもちろん様々なものがこの小さな針一本で生み出されていく、すごいことですね。」と宮司様。

「針」って当たり前に在り過ぎてとっても見過ごしがちですけど、旧姓が書かれた小学校の時のお裁縫道具。今はその一部分だけになっているかもしれませんが、持っている女性は少なくないと思います。

(ちなみに私のは、扇の模様^^毬とかの人もいますよね、ってこれは昭和世代の図柄ね^^;平成はもうプラスチックケースじゃないですもんね^^;)

長持ちで、安くて、たくさん入っているから一度縫い針を買えば、職業にしていない限り一生分はありそうです。

ミシン針も、よっぽど相性の悪いものを無茶して使わなければ、かなりの年月働き続けてくれます。



あんなに小さな体で、どんなに大きなものもどんなに凝ったものも作れちゃうわけで

我が身を上下させるという極めて単純なことですけど、だからこそなんだかとてもすごいことだと、改めて宮司さんのお話を聞きながら感動しておりました。




針供養をどなたが始めたのか知りませんが、針はかつての暮らしの中では絶対的に必要な存在だったのでしょうね。


改めて、「針さん、いつもありがとう。これからもよろしくね!!!」








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