カブトムシ

カブトムシが学校の下駄箱にいたそうです。

めでたくじゃんけんに勝った末っ子ちゃんは、それはそれは嬉しげに持って帰ってきました。
年上の詳しい子から、バスの間中ずっとえさのこと、土のこと、霧吹きの頻度やどんな木を入れてやればいいかなど
ご丁寧に絵の解説付きで、たっぷりと聞いて帰ってきました。
「母さん、卵産むのにさ、木がいるんよ。
細いのじゃダメなんよ。
つかまれんじゃん!あ~れ~って落ちちゃいけんし
そこにさ、卵産むんじゃけ、太おないと、そこで大きくなれんじゃん♪」
まぁ、それはそれは夢中で話してくれるのはいいんですけど
兄ちゃんと探してくる?でもそんなに太い木はこんな街なかには無いよねぇ・・・・などというほのぼのとしたやり取りを
ちょうど工事に来られていた電気屋さんが聞いたか聞かずか
「オスじゃったら卵産まんで。」
シーーーーーーン
あ、っそうか~~~(>_<)
まさに立派な角を持ったカブトムシ君。
君一人じゃ、卵は産まれて来ないよね。
あ~はははは、とウケる兄ちゃんと、ちょっと寂しげに笑う末っ子ちゃん。
季節はもう夏ですね。

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