卒業式

長女の卒業式は笑顔が溢れる卒業式でした。

もちろん、涙ぐんでいる子もいましたし、私も涙が溢れそうになった瞬間もありましたけどね。
その涙の瞬間は、卒業生の呼びかけではなく
一年生の呼びかけのその時でした。
あどけない姿に幼さの残る声。
でも、一生懸命にゆっくりと精一杯の声で発表する様子に、どっと涙が湧き出したのです。
あぁ、この子達もこんな瞬間があったよなぁ。
こんなに大きくなったんだなぁ・・・・・
1年から6年まで全員参加の卒業式なので、呼びかけも歌声も、その成長の過程がよくわかって自然といろんなことを思い出させてくれました。
長い長い式でしたが、本当に在校生は最後まで静かに集中して一緒に祝ってくれたのです。
正直ちょっとびっくりするくらい!
低学年は本当によくがんばったと思うし、先生方もよく指導してくださったのでしょう。並び方なども工夫された様子がよくわかった式でした。
6年の別れがたく長引く学級会の間も在校生は待ってくれて、お花のアーチを作って全員で見送ってくれました。
久しぶりに親子で手をつないで、低くて通りにくいんですけど^^;かわいい笑顔のアーチをくぐりました。
これまたみんながみんな、お互いの名前を良く知ってて、一人ひとりが声をかけて握手を求めてくる子さえいます。
笑顔にならずには、いられません。
この学校は今とっても揺れています。子ども達は本当に素直でいい子ばかりなんです。先生方も一生懸命なんです。
面白い取り組みや、私学ならではの経験もたくさんさせてもらいました。いいところも沢山沢山あるのです!
どうか、この子どもたちの笑顔を守って欲しいのです。
一番のトップにもう数年来お目にかかったことはありませんが、この子どもたちの姿そのものを見て、感じて欲しいと願わざるを得ません。
報告書で何が分かるでしょう。人を介して介して伝わった言葉では真実はベールに覆われてしまいます。
代理の人間が卒業式という大事な式典に、式服も着ず、お祝いの言葉をA4のコピー用紙に書いて四つ折にした文章を読み上げる・・・・・・・・
中学校の卒業式には代理すら参列しなかったと聞きました。
愚痴を書くつもりはなかったのですが、思い出すと余計になんだか腹立たしくなってきて書いてしまいました。
子どもたちのための学校です。
とにかく、子どもたちのことを第一に、何よりその笑顔を守りたいと、切に切に願っています。

コメント

  1. でっかい娘の母2009年3月25日 18:28

    この度はご卒業おめでとうございます。
    お天気にも恵まれ、良き一日になりましたね。
    子どもたちへの思い、学校への思い。
    良くわかります。 わが子も在校生ですから。
    私も子どもも この学校が大好きです。
    子どもたちのつながり、先生方の温かさは、
    日本中のどこの学校にも負けていないと思います。
    誰のための学校か、誰が主役なのか・・・
    今一度 経営陣の方々にご一考いただきたいと
    切に願います。
    子どもたちの笑顔 それこそが教育現場における
    最大の財産であること。
    それを守ることが大人の大切な義務であること。
    では、親である私たちに出来ることって何だろう
    ・・色々と考えてしまいますよね。
    また、お知恵を貸してくださいね。

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  2. でっかい娘の母様
    そうなんです、親である私たちに出来ることって、なんなのでしょうね・・・・
    ざわざわとじわじわと同じような想いを持った人たちが引き寄せ合って一つの大きなうねりになれば、とも思いますが
    思うだけではダメなんですよね。
    新学期、何かまた新しい展開があるのでは!?
    でも何より、親が暗い顔していてはいけません!
    親が不安そうだとそれって必ず伝わりますからね。
    まずは、笑顔で毎日送り出してやりましょう^^

    返信削除

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