見えているもの

おっと、かえるクン頑張ってます!はいはい、かえるちゃんの綱渡り~♪

うれしそうに末っ子ちゃんは捕まえたかえるを釣竿につかまらせて、独り言を言ってます。
長女はやもりだ~♪と尻尾をつまんで弟に自慢げに見せ
長男君は一番乗りでフナが釣れて、上機嫌で糸をたらしています。
小動物嫌いの人には信じられない光景ですね^^;
久しぶりに家族揃って何もない休日が訪れ、秋晴れの空の下でみんなでほんわか過ごしました。
散策途中、アケビを父さんが発見!
お~!!これが自然になっているアケビだ~~~^^
でもでもよく考えると、なんだか今までにも見たことがあるような、ないような・・・・・・
大小さまざま。
カタチも長細かったり、まるっこかったり。
多分、見たことはあったんだと思います。知らなかったというか、見えていなかったというか。
見ているようで、見えていないものって、きっとたくさんたくさんあるんだろうなぁ
知っているようで知らないことがたくさんあるように
どこに意識を持つかによって、見えてくるものはきっと全く違ってくるんだろうなぁ、と
アケビをちょびっとなめながら思いました。
野生になっているものを、がぶりと食べる勇気は出ませんでした。
もちろん子どもたちも、何かついてそう、と逃げていきました。
結局私たち家族は自然に親しもうとしながらも、やっぱりあくまでも模擬体験でしかないんですよね。
語ってやれるだけの草木の知識も、虫や鳥の名前も知らず、気候のいい時に都合のいい場所へ程ほど滞在するだけのこと。
子ども達に見えているものは、本当はなんなんでしょう。
私たちが見えていると思っているものも、本当は薄っぺらい表面上の部分だけかもしれません。
あれ、なんだか哲学的になりました。
こんなつもりじゃなかったんですけど。おかしいなぁ^^;
でも、空がきれいで、土をたくさん踏みしめて、山の湿った臭いをかいで、名も知らない鳥の群れに驚かされて
ついでにフナのぬるぬるも、カエルのねとねとも、ヤモリのざらざらも、練り餌のくっさい臭いも手にしみ込んだ
五感が喜ぶ一日でした。

コメント

このブログの人気の投稿

帰省

退職のお知らせ

卒業