熱の続き

末っ子ちゃんの熱は下がらないまま夜を迎え、これまた私がお風呂から上がったころに・・・・

なんだか声が聞こえてきます。
慌てて「ハイハイ、ここにいるよ」、とふすまを開けてのぞきにいくと
とても普通ではない様子の末っ子ちゃんがそこに!!
一度だけ三歳の頃病院で診察中に熱性けいれんを起こしたことがあるのですが、その光景がぱっと蘇って
どうしようっ!!!!!
目がフ~ッとどこかへいきかけたり、ふと戻ったり、体が硬直しかけたり・・・・・
必死に声をかけ、手を握り、
救急車!!
いやいや、安易に呼んではいけないし、タクシーのほうが速い!
保険証、上着もいる、あ、私着替えなくちゃ、しまった現金があまりないぞ、ポカリスエットも持って・・・
いろんなことが次々浮かびますが、体がついていきません。
タクシーを呼ぶ手が震えてました。
抱きかかえてエレベータに乗るころに、少し正気になって目がしっかりしてきました。
あ、大丈夫かも。
タクシーに乗るころにはポカリスエットをごくごく飲みました。
よかった!!!!
そんなこんなで、その後熱はす~っとうそのように下がり、今日は頭は痛くないし、母さんはそばにいるし、ご機嫌な一日でした。
熱くらいなら寝ていればいつか下がるって、ま、結局はそうだったわけですけど
小児夜間診療の先生には、「髄膜炎になっていないかまず調べますね」といわれまた心臓がバクバクし
「咳も鼻水もないのに、熱だけが高くて頭がガンガンするほど怖いものはないんですよ、お母さん!」
といわれてしまいました^^;
こうやってなにもなかったから、よかったものの、昨夜は本当に人生で一番うろたえた瞬間でした。
救急車を呼びたくなるお母さんの心境も本当によくわかりました。
季節の変わり目です。夏の疲れが出るころです。
皆さんお体にはくれぐれも気をつけてくださいね。

コメント

  1. なんとも 大変な一夜だったのですね
    熱が下がってなによりです。
    わが子が一歳のころ、40度の熱を出しましたが、先生は「一番に熱を下げることを考えなさい」とおっしゃいました。
    やはり高熱の場合、脳への影響が怖いようです。
             
    しかし、親でなければここまで必死にはなれないですね。
                 

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  2. kaoriさま
    はい、過ぎてしまえば笑い話にもできますが、これも何事もなかったからのこと。
    熱が出るってことはやっぱり身体のどこかがおかしくなっている証拠。
    熱ぐらい、なんて思っちゃダメなんですね。
    必死だったので、靴もはかさず抱きかかえていったものですから、帰りは重い重い^^;
    でも行きは抱きつくことも最初できなかった硬直した手が、
    途中からくるりと私の首に巻きついた瞬間はそれはそれはなんともいえない安堵感に包まれた瞬間でした^^

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