お弁当

「私は将来専業主婦になろ~っと!」

昨夜お風呂の中で娘が急に言い出しました。
「あら、出張とかあって、結構楽しいわよ。」
「でもさ、夜中に帰ってきてさ、次の朝早くにはさ、もうお弁当作らんといけんじゃん!」
「そうねぇ・・・・」
確かにそうなんです。でもどうして朝起きてお弁当が作れるんでしょう。
義務と言えば義務ですが、それだけではない、なんなのでしょう。
うちの子が通う幼稚園は送迎バスもない給食もない,少々時代遅れといえば時代遅れな幼稚園です。
でも私は、そのこだわって変えない部分が好きで、ここに通わせています。
お弁当を作らなくてよいのなら、確かにもう2、30分ゆっくり寝られます。
でも自分の睡眠の30分を子どものお弁当ために使うことは、やはり子どもにとっての喜びになるわけで、自分にとってもマイナスになるとはどうしても思えません。
実際3年生の長女はすでに、早く起きて作ってくれているんだ、ということを感じ取ってくれているわけです。
そんな子が将来親を悲しませるような育ち方をするとは思えないのですが・・・
甘いですか!?
誰かのために自分の時間や力を使えるということは、やはり尊いことだと思うのです。
そんなことを改めていつも思っているわけではありませんし、あぁお弁当作らなきゃ、と目をこすりながら起きているわけで、余り威張れたものではないのですけど。
誰に言ってもらったのか忘れましたけど
「自分がしてきたもらったように、自分の子にもしていけばいいんですよ。」
母が亡くなっているからこそ、今懸命に母を思い出しながら模索している、そんな私の子育てです。

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