お手入れ その2

リフィンをご購入いただいて1年経過後のアンケートのお返事を、あれからまた少しずつ返して頂いております。

それらを読んでいて、もっとお手入れの方法や洗濯に関するアドバイスができたならば、よりきれいに着ていただけるのではと感じました。
そのために、ホームページで新しいコーナーが設けられたらと、準備に取りかかり、その一つとして市内にあります県の工業試験場に行って、繊維に関する試験やデーターを収集している方にお会いしました。
例えばそこの部署では、ある生地に紫外線を10時間当てたらどうなる、20時間ではどうなる、だとか、何度の湯でどんな洗剤を使ったらどうなるとか、まあ色々な検査をしてくださるわけです。
よかったらと、生地の色々な検査方法によるデータ収集の難しげな本も貸していただきました。
でも検査はあくまでも検査で、10×10センチほどの生地で、規定の条件に沿って行われるものなのです。
ですから一枚の平面の生地が立体になり、裏地がつき、ボタンやファスナーがつき、実際に様々な人が様々な条件の中でそれらを着て、これまた様々な条件の洗濯方法を取られるとどうなるかは、検査とはまた違った別ものになります。
検査をしデータを採るということはとても大切な行程の一つです。
こういうことが起こりうる、という予測がつけることが出来るわけですから対処方法を考える目安の一つにもなります。
ではそこから、商品の形になってお客様に届いた時、何をどう伝え、どうアフターフォローをして差し上げることが出来るのか・・・・
まだまだ???の不透明部分が多いのですが、あれこれ本を読んだり情報を集めて少しずつクリアにしていきたいと思います。
よりきれいに着て頂くために、私たちが出来ること。
お手入れもお直しも含めて、課題はたくさん待っています・・・

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