いっきゅうさん

今日は一日なので神社におまいりに行きました。

いつもお参りする神社は備後一ノ宮吉備津神社。いっきゅうさんと呼ばれていますが、宮島の厳島神社と同じくらい格が高い神社だそうです。
ここの狛犬は去年イギリスの大英博物館に展示されました。渡航経験のある狛犬は、そういないと思います。
さてそんな有名な神社に私たち夫婦は10年間通いつづけております。
大雪が降った日も4時間かけて行きました。(普通なら30分)
毎月一日に月並祭という行事があるのです。
お祓いをして頂いて事業の発展と社員の健康をお祈りし、玉串をささげ、お札を頂いて帰ります。
ほんの30分のことですし、毎回同じ事の繰り返しで、特別なお祓いがあるわけでもないし、何か秘宝が見せていただける、というわけでもありません。
通い始めたのも、主人の両親が行っていたので、次はおまえたちで、と言われたからで、最初は自発的なわけでもありませんでした。
でもいつの間にか、行くものになっていました。習慣といえばそれまでですが、星の王子さまとキツネではないけれど、その時を待つようになっていて、どこかで楽しみにしている自分がいるようになったのです。
例えが変ですかね。
おかげさまで、神社でも顔も十分に覚えていただき、玉串も一番にお供えさせていただけるまでになりました。
何より一番ありがたいことは、子どもたちがきちんと30分正座をして、恭しく頭を下げることが自然にできるようになったこと。
「神様が見ていらっしゃいますよ。」
とは何度か言ったことがありますが、お行儀よく、とか静かにしなさいということを何度も注意することは、どの子もありませんでした。
やはり神社の独特の空気がそうさせてくれたのだと思いますし、またどの子もお腹の中にいた時から、ずっと通っていたわけですから、何かを感じてくれているのだと思います。
今日はそれぞれ学校や幼稚園があるので、夫婦二人で。
こうしてこの階段をいつまで夫婦そろって登ることができるのか、10年後、20年後が楽しみです。

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