腫れた目

長男坊の目が腫れています。
昨日、久々によく泣いたんです。

夕方家に帰ると、お姉ちゃんが困った顔。
「プール行かんのんだって。」
上の子二人は週一回スイミングに通っています。
泳ぎをわざわざ習いに行かなくったってと、もともとは思っていましたが、街中のマンション暮らしでは、なかなか体を思いきり動かす機会がありません。
通っていた幼稚園もおもいっきり自由に遊びましょう!という方針の園ではなかったので、歩いて3分のところにあるスイミングスクールに通い始めたのが、4年前。
生真面目な長男は、先生の言われたとおりに、それはそれは美しいフォームできちんと泳ぐので、トントンと級も上がってゆきました。
級が上がればどうしても内容もハードになってきます。
「行きたくない、おなかが痛い、絶対行かん」
を繰り返しておりました。
でも、私は絶対行かせようとあれこれ説得しました。優しくなだめたり、強く言ったり、脅してみたり、こちらも必死です。
行かせないことは簡単です。「いいよ、今日は休みなさい。」といえば、その場はすむのですから。
でもそれは彼にとっても私にとっても、ほかの姉弟にとっても決してよいこととは思えません。
泣いているのを引きずってでも、というのは最後の最後はする必要があるかもしれないけれど、時間ギリギリまでは待とうと、こちらも腹をくくって向き合うことにしました。
「母さんは、待ってるからね。ぼくが行こうという気持ちになったら、一緒に行こうね。」
プールが終わる10分前、なんとか靴を履き、5分前更衣室につきました。
わたしは自分で来れただけで十分でしたから、着替えなさいとはいいませんでしたが、
「やっぱり着替える」
と一人更衣室に向かい、ちゃんと着替えてきました。
もちろん終わっていましたけどね。彼も私もイイ顔になっていましたよ。
長い長い一時間でした。

コメント

このブログの人気の投稿

帰省

退職のお知らせ

卒業