岸さん

リフィンのホームページ中にある、お花のスタイリスト、岸勝人さんの新しいエッセイを読んでくださいましたか。

本当ならば、8月初旬に公開の予定でおりましたが、会社全体のシステムの大幅変更などがあり、諸事情で公開が遅くなってしまいました。
ですからせっかくのお花の写真もお話も、少々時期遅れな感じになってしまって、申し訳なく思っております。
今回の記事をお願いする際に、お花を長持ちさせる方法が何かあれば教えてくださいと、お願いをしました。
それに対するお返事に、私は強く心を打たれました。
「夏、花にはやはり厳しい季節です。」
そうなのです、岸さんはいつだってお花の側に立っていらっしゃる方なのです。
お花の側から見たり、感じたり、考えたり・・・・
ですからこんな優しい言葉が自然と出てくるのです。
そして続きます。
「長く持たせる市販の薬もあるようですが、僕の場合はやはり水替えをまめにしますね。」
手間を省いて、楽をして何とかして長く持たせようということ自体が、人間の勝手な都合であり、驕りでもあるのですよね。
そういう風に続きを読んでいくと、そうかそうよね、と頷き、かみしめる言葉が続きます。
今、世界中で様々な異常現象が起こっています。
地球の温暖化をはじめとし、様々な異常気象。
狂牛病にしても鳥インフルエンザにしても結局は人間の勝手な都合で自然にいろいろな手を加え、コントロールしてやろうという支配的立場に立ったために起こったことなのです。
岸さんのように、お花から学ぼう、学ばせていただくという謙虚でやさしい心の人が増えていけば、きっと青い地球が続くはず。
実るほど 頭をたれる 稲穂かな   でいたいものです。
秋ももうすぐですね。

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