オーディション

娘がオーディションに合格しました!!
今日はすみませんが親ばかな記事にさせてくださいませ。

先週末に、地元のものではありますが、ピアノのオーディションがありまして、娘がめでたく合格しました!秋に行われるコンサート(有料です!)に出演できるんです。
まあまあ家で練習していたぐらいには弾けていたので、もしかしたら・・・なんて思ってはいたのですが、次々とあとの人が、難易度の高い曲をすらすらと披露してくれたものですから、やはり無理かなとも思っていました。
待てど暮らせど結果の郵便物は届かないし、半ばあきらめかけていた昨日やっと届いたのです。娘も嬉しそうでしたが、私も嬉しくて、嬉しくて!
練習は決して楽しいものではありませんよね。弾けるようになると楽しいのですが、そこにたどり着くまでには・・・・・
多くの人が、やりたくて始めたものの、だんだんと先生の家に行く直前に慌てて練習、といったふうになっているのではないでしょうか。
親の方も、練習練習とせかすのも嫌気がさしてくるし、いつも同じところで間違えてなかなか先に進まない状況にウンザリ・・・ですよね。
私も子どもの頃コンクールだのオーディションだの毎年受けておりました。
夏休み、いとこが遊びにきても「ハイ、あんたはピアノの時間でしょ」と引き離され、時には隣に座って手拍子でテンポをとられ、ああなんて私って不幸なんだろう、と何度思ったことか・・・
でも何かできるようになるためには絶対練習や努力や我慢が必要です。もって生まれた才能があったとしても、その才能に水を与えなければ芽は出ません。
やはりその芽に水をやるのは親だと思うのです。
そこからよい先生にめぐり合ったり、仲間にであったりしてよい環境に恵まれていく。
それは運もあるけれど、やはり努力した結果がそれらを導いてくれるのではないでしょうか。
そのためにも、親は子どもに時には恨まれ、憎まれなくてはいけないと思うのです。
やりたいといえばやらせ、やめたいといえばやめさせる。子どもが嫌がらないように、子どもに嫌われないように・・・それって?
今回は小さなオーディションではあるけれど、今まで娘が努力してきたことが、形になって現れたということで、彼女自身が、今まで頑張ってよかった!と実感できたであろうことがなによりでした。
今まで時々鬼になっていた私も、これから少しは鬼になりやすくなります。
そして娘がいつか親になったとき、
「ああ、母さんにこう言われてたなぁ、あの時あんなに嫌だったのに、自分もこうしちゃってるわ」
なんて苦笑いされたいものです。

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