七夕の夜

7月7日七夕の今日は、かわいい、かわいい我が家の長男坊の誕生日でもあります。

さて、こだわりの短冊の中身は・・・

まずは三番目の末っ子、次男坊は
「マジレッドになりたい」
ご存知、日曜日の朝7時30分からしているレンジャーもの。初代ゴレンジャーから延々と続いて現在はマジレンジャーです。いつの時代も赤がリーダー格、もれずにうちの子もマジレッドがいいようです。
去年が「仮面ライダーになりたい」だったので、あまり変化も進歩もないようですが、「そんなん、ホントはなれんのにー」と兄ちゃんに言われると
「なれるんでー、テレビできみもヒーローになれるってよったもん」(言っていたものの意)
去年はそういうふうにいわれても、よくは分かっていなかったのですが、
今回はむきになって言い返しておりました。おまけに
「兄ちゃんのボケカスめが」
という捨て台詞も。ハハハ、みんな通る道です。知っている限りの汚い言葉を、思いつく限り並べ立てれば立てるほど、おかしくて、おかしくて笑いが止まりません。それはそれは必死な姿なんですから!
笑うべき所ではないのですが、何とか背伸びして頑張ってる姿がけなげと言うか、やっぱりかわいいのです。
これが次男坊の得する?ところですよね。
長男の時なら注意したり、脅したり、なだめたりしていたのですが、みんなが通る道の今は通過点だと分かるので、こちらも余裕を持って笑っていられるのです。
言うだけ思い切り言わせて、「でも、僕のお兄ちゃんだからね、兄ちゃんはえらいんだよ」とだけ、くぎをさしておきました。
さてその長男坊は
「大きくなったら宇宙飛行士になりたいです」
まあ、なんと優等生。でもその言葉が出ると予測していなかったので、聞いてみると、遠足に行ったとき、いろんな写真や展示を見たのだとか。
「でもすごく頭がよくないとなれんのじゃろ」(なれないのでしょの意)
というので、
「そりゃ、いろんな本を読んだり、勉強はしなくちゃ。でもさ、好きな本だったらどんなに小さい字で難しくても読めるでしょ。でもどんなに薄っぺらで簡単な話でも嫌いな本だったら読まないでしょ。」
「うん」
「だから大丈夫、好きな事だったら頑張れるし、楽しいんだよ。好きなことを今から沢山たくさん見つけておいてごらん、すごい人になれるよ!」
とはっぱをかけておきました。
最後は長女。
「いつも笑顔でいたいです」
なーんてちょっとオマセで、しゃれたことを書いておりました。
しかもひとりでニヤニヤしながら、手で隠すようにして書き、見られるのは分かっているのに一番下にもぐりこませて
「ちょっと恥ずかしい」ですって。
さてそれからこだわりの紙縒り
長女は「姉ちゃんわかるよ。」と、結構上手にさっさと作りました。
長男はやってみせると「わー、すげー!」と嬉しい反応。
でも自分がやると、どうしても手首をひねって、ねじってしまい、悪戦苦闘しておりました。
次男坊はすぐに「僕も、ぼくも!」とやりたがり一緒に何とか完成。
残念ながら天の川は見ることが出来ませんでしたが、1つだけ光る星を発見。
みんなで短冊を吊るして、手を合わせました。
そんな三人の後姿を眺めながら、母は「来年もこうして元気でそろって七夕を迎えられますように」と願わずにはいられませんでした。

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