夏の虫

朝起きるなり、セミの鳴き声が・・・
「母さん、夏休みが近いけぇセミも鳴きだしたね!」

いつも眠そうな長男がニコニコと言っておりました。
その嬉しそうなこと!
子どもたちにとっては楽しい楽しい夏休みがもう目の前。
夏の虫といえばセミですが、夏のイヤな虫といえば蚊!
我が家はマンション住まいですので、部屋に蚊が入ることはめったにありませんが、(時々エレベーターに乗って侵入するふとどきモノもおりますが)公園や、実家の方に帰ったときにはそれっとばかりに蚊に襲われてしまいます。
しかも子どもたちは蚊に対しての免疫が余りありませんから、吸われていても気が付かないし、ぱちんとやっつけるのもタイミングが悪い!
刺されたところをかきむしるから汁が出たり、血が出たり。いいことなしです。
虫除けスプレーをしても、効き目はしないよりマシという程度ですし、身体によくなさそうだし・・・
でも今はいいものがあるんです!
その名は「ナイス蚊ッチ」
テニスラケットを小さくしたような形で、電池式。まさにラケットを振る要領で蚊が出てきたらサッと一振り。手でぱちぱちするよりもずっと効率よく退治できるそうです。
しかももう一つよいところ。
夏場は子どもがいろいろな虫や、小動物を捕まえては飼いたいという時期ですよね。そんな時この「ナイス蚊ッチ」で捕まえた蚊をやるとまさに一石二鳥。
そうやって、捕まえたトンボを2週間飼うことが出来た人がいます。
もちろん、捕まえたものは早く逃がしてやって、自然に戻してやるのがよいという考え方もありますが、自分で餌をやったり、観察したり、世話をするという経験も大切だと思います。
そしていつかは死んでしまうのですが、どんな小さな生き物でも、自分が一生懸命世話してきたものの死というものは、きっとその子にとってかけがえのない体験になると思うのです。
だから次に捕まえた虫は早く逃がしてやった方が良いと考えることも出来るでしょう。
ただ親が「かわいそうだから逃がしてやりなさい」
という言葉だけに従ってきた子は、実体験が伴わないのですから、そのまま大きくなっていった時、どうなってしまうでしょう。
蚊の話から大きなテーマになっていってしまいましたが、この夏、心に残る体験をなにかさせてやりたいものですね。

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