映えスポットにて

イマドキの映えるスポットと言われるところに行ってきたんですけど

その功罪、みたいなのを感じちゃいましたねぇ。。。。

他県の人々が急にこぞって来るようになって、気軽にナビ検索で行くもんだから、地元の方々の暮らしの道が大変なことになったんでしょうね。

狭い道キュッと、ナビの指示通り曲がったら「この道から〇〇〇は行けません!!」という看板。QRコードもついてて、ネットで調べて正しい道から行ってください、と。

でも、曲がったものの進むに進めないわけで、戻ろうにも本線は車が次々来るし見通しも悪く「バックででるけぇ誘導したら、あとから走ってきて乗れ」なんていうことに。

夏空の下、走らせますか!?でもこの状況だと仕方ない・・・・ってほど出るのも一苦労なゾーンでしたけど、運よく車が途切れて走らなくてOK!

で、正しい道で行ったものの、本当のメインの映える場所はそこから山道歩くこと45分。

水筒のお茶さえ豊富なら行かなくもないところでしたが、残り三分の一を3人でシェアするのはムリだな、と諦めかけていたら

1人座っていたおじ様が、車でも行ける道ありますよ、と親切に教えてくださって、それでもかなり迷いながらなんとかまぁ辿りつけたんですけどね。

ここからは行けません!!っていう看板以外は、その後どれも初心者には不親切というか、そりゃわかんないよ、っていう状況で、

目的地に行ってほしくないんじゃないか!?と思うくらいでした。いや本心として、うじゃうじゃ来て神聖な場を乱してくれるなよ、と思っておられるのかも・・・・

その近くのもう一つの映えスポットは、ちゃっかり大きな新しそうな看板ど~~ん。駐車場も広々。

カフェもあるある、と思ったら更に新しい店も出来ているふうで、こっちは乗っかってるな~、でも2年後大丈夫!?なんて余計な心配をしてしまいそうになりました。

観光による地域活性化は必要なことだし、そのスポットだけでなく地域住民とお役所の連携とがとれていないと

結局たどり着けなかったり迷惑がかかったりで、メリットよりデメリットが強調されかねませんよね。

映えスポットって、急に拡散されていくので追いついていない自治体さんの方が多いのかもしれませんね。

受け入れる方も、行く側も、よくよく考えて、守るべきものは守って、両者ともにいい関係性を作れるやりかた、これから益々大事になってくるんだろうなぁ、と

映える写真は娘に任せ、運転は旦那さまに任せ、私は観察&バランス取り係でのひと時でした。


コメント

このブログの人気の投稿

帰省

退職のお知らせ

卒業