下積み時代

下積み時代なんて、少々時代錯誤な言葉でしょうか。

高校一年の長男君、数週間前に「あ~~~試合してぇ!!!」って叫びながらドカッと椅子に座ってご飯を食べ始めたことがありました。

昨日は高校三年生の試合の補助員として朝五時過ぎには家を出ていきました。

帰ってきていつも通り素振りを済ませて、足を洗って、椅子に座る前に「おっ、そういえば来週一年のための練習試合組んでもらえるし。」と嬉しそうに報告してくれました。

連日息の詰まるような試合をしていた中3夏が終わってから、高校生たちの練習に入って一転、走って、柔軟して、また走って、柔軟して、ボールそのものに触ること自体も・・・・

でもね、だからこそ、ボールを握れる時の喜びもひとしおなんでしょう。

スタメンで出られるかどうかは誰にもわかりませんが、その試合にかける意気込みと、その日が来るまでのワクワクドキドキする待ち遠しい気持ちとは

その子にしか味わえない本当に貴重なモノなんだよな、と思うのです。

ルーズベルトゲームを見ながら、入れ!!とか手を握って涙している私は、実体験を伴わないあくまでも想像の世界。(あ、でも応援の実体験は数限りなく!)

長男君なんで、ふ~ん、って、とっととどこかへ行ってしまいます。そりゃそうですよね、現実のグランドを生きている彼らにとってはとんだ茶番なのでしょうね^^;

下積みがない奴らはダメだとか、モノにならないとかいうことではなく、こんな現代だからこそ

いつかあんな風になりたい、いつか報われるかもしれない、いつか叶うかもしれない、と思い描きながら下積み時代を経験できる長男君らは、幸せだなぁと思うのです。

そんな球児たちの為に、今夜も願いを込めてツルを折りましょう^^ 

あと5羽で我が家のノルマは終了。最後の1羽は長男君に折らせるつもりです。(どうしようもなく手先不器用なんですけど^^;)

全国の球児達の暑い夏はもうすぐそこまでやってきていますよ~!!









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