温度差

受験シーズン真っ只中ですね。

我が家には今年は受験生はいませんが、中学生を筆頭に子どもが三人いますから、まだまだ当分学校とか受験とかそういったことにどっぷりと浸かった暮らしです。
学校というところもこのところ、とっても右往左往している現状がありまして、なんだかなぁと思うことは多々あります。
昭和一桁生まれの私の両親が教員をしていた頃は、「先生」が先生でいられた時代でしたから
何年たっても先生、先生と同窓会に呼んでくださったり、毎年続く年賀状や、結婚報告にきてくださったり呼んで下さったり、教え子のご両親からいつもご丁寧なお便りがきたりとか・・・・
なんだかあの時代は、教え子本人よりもそのご両親に後々までとてもよくして頂いたり、感謝されていたような気がします。
そういう様子を見ていて、すごい仕事だなぁと、ごく当たり前に私も先生になる、と思ってました。
今も学校のことで、三番目の子ということもあってかベテランに見られがちで相談を持ちかけられたりもするのですが
これまた受けとめ方も、感じ方も、解釈の仕方も温度差も、本当に微妙にいろいろ違っていて
うっかりと発言は出来ません。
仕事でも温度差というのを感じることがあると、なんだか楽しくないですよね。
誰かだけが高くてもだめで、スタート時にはたとえ差があったとしても、それがだんだん近づいてくるとワクワクするし
抜かされそうになると、お、負けちゃいられないわ、とかお互いがいい効果を発揮します。
学校の問題はヒートアップするのはちょっとどうかと思うので、どちらかというと私は、いろんな立場を多少なりとも経験したり見聞きした身として
出来るだけそれぞれの温度差を少なくして、平均温度に平らな感じにする中和剤な感じになりたいな、
と、思うのでした。

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