青いインク

万年筆のインクをようやくブルーに換えて、一生懸命書きますが・・・・

筆が進まない時もあります。
今回の新しいカタログで目指したことの中に、商品のブラッシュアップ（改良、改善）があります。
制服はいろんな年齢層の方が、長い期間着るということで、巷の一般衣料のようにワンシーズンで終わり、売り切りご免！というわけにはいきません。
かといって、ず～っと同じものを着ていると、オーソドックスな流行を追いすぎないデザインでも、どことなく時代性が出てきます。
例えば肩パッドとか、ボタンとか襟の大きさとか、カタチとか・・・・・
どうみても時代がかっているよな～＾＾；という制服に出くわすこともありますよね。
リフィンでは時代の中で常に新鮮でありたいと、服は生きているのだと、定番商品たちの見直しをこの一年してきました。
シルエット、ポケットの位置、大きさ、ラインのつながり、襟の具合などなど・・・・・・
制服は人数がまとまって着るものなので、従来のものと新しいものと混ざっても違和感がないようにと心がけ、
でも本当は一度に買い換えていただけると会社は潤うけれど、とちょっぴり願ったり＾＾；
でもそうとばかりはいえないのは、もちろんのこと。
前のままがいい人もいらっしゃるだろうと・・・・でもよりよくなったものを着ていただきたいし・・・・・
１年前買ったものが、バージョンアップしたとなったらそりゃ仕方ないよな、と思うけれど
3ヶ月前に買ったものがバージョンアップしたら、ちょっとショックだろうなぁ、とそんなこんなクヨクヨ・・・・・
新商品のめどが立って、カタログのめどが立った地点からは、お問い合わせ下さった先には二月には新しいの出ますよ、というお知らせはしてきましたが
それでもどうしても数ヶ月前に購入してくださった方もいて・・・・
そうなると、なんだかそんな方には心苦しくて筆が進まなくなってしまうのです。
自社工場がありますから、従来のものもご要望があればきちんと同じものを縫うことが出来ます。
以前のカタログにはあって、新しいカタログにはないものでも、自社工場自社企画があるからこそ、生地がある限りいつでも製作可能です。
その強みを活かしていけばいい形でフォローしながら、よりよい方向へ進化し続けることが出来るのだ！と自負しつつ、奮い立たせつつ、
それでも筆が一度止まると進みません。
ちょっとコーヒータイムを挟んで、また頑張ります。
想い、届け、届けと念じながら・・・・・