高野山

週末義母の納骨のため、高野山に行ってきました。

私は高野山は4回め。
とはいえ母の納骨以来17年ぶりです。
17年前はまだ馬車がポクポク観光客を乗せて道を通っていたのですが、あれ、子どものときだったかしら。
にしても、今はずいぶんと自動車が増えたような印象。
宿坊では、朝は6時に鐘が鳴って、お勤めが始まります。
前の台にはお義母さんの小さな骨壷が置いてあります。
修行中の小僧さんをはじめ7人による読経の声は本当にきれいでした。
母のお葬式のときは20人近くのお坊様にぐるりと取り囲まれて、怖いくらいの読経でした。
もうそのまま母が浮かび上がって消えちゃうんじゃないかというような、地から湧き上がってくるような響きで、今思えばとてもありがたいことだったんですが
そのときはホント怖かったのです。
年季の入った声と、修行中の一生懸命な声はまたちょっと違うのかしら。
でも今回は長男君が
「今日のお経はなんか合唱みたいできれいじゃったね!」
と言った位ですから、お義母さんもきっと喜んでくれていることと思います。
やっぱり長男君はお坊さん向きかも、なんて。
奥の院の清々しく、厳かな空気の中を歴史を感じながら歩いていくひと時は、子どもたちにとってもよくわからないなりにも、貴重な体験だったと思います。
主人もすっかり高野山ファンになり、また行きたいとのこと。
ただし一人がいいなぁ、だそうです。

コメント

  1. 高野山真言宗の本山ですね。
    お疲れ様でした。
    高野山での経験はそれぞれに感じたことが違い、チーフさんのように数年後お子様も「今回のこと」をどんなふうに思われるのでしょうね。義母さまにいただいた「大切な思い出」にひとときゆっくりできて良かったですね。
    高野山の紅葉はいかがでしたか?
    散策したり、時間があれば写経なんて挑戦したいものですね。
    ゆったり過ごす事も、豊かな人生には必然ですよね?

    返信削除
  2. お義母さんのおかげで、本当に良い時間を過ごせました。
    感謝です。
    紅葉は一部が始まったところ、という感じで来週来たらまた違っただろうね、と話をしていたところです。
    でも一週間経つともっと寒くなっていることでしょう。
    ゆっくり散策するにはちょうどいい気候でしたよ。
    今夜はお土産に買って帰ったごま豆腐をおいしくいただきました。

    返信削除

コメントを投稿

このブログの人気の投稿

帰省

退職のお知らせ

卒業