展示会

今日は大阪へ日本毛織物株式会社の展示会へ行ってきました。

明治の創業以来110周年目を迎えられるそうです。
ずいぶん長い歴史を感じますが、でも考えてみれば日本に洋服が入ってきてようやく一世紀を超えたぐらいなんですよね。
日本における洋服の歴史はヨーロッパから見ればまだまだひよっこ?!
ただ新しい素材開発やや技術、加工などは日本はかなりのもののようです。
リフィンの来年度の新素材を今探している最中ですので、張り切って出かけてきました。
毛織物ですからつまりウール、羊の毛です。
羊にもいろいろ種類がありますが、一頭丸まる毛を刈って広げると大人が大の字になって寝転んだぐらいあるんですよ。
男性の背広を作るのに、大体この丸々1頭分は必要なのだそうです。
オーストラリアよりニュージーランドのほうが羊の毛がいいとか・・・
毛を刈っただけでは、ホコリも食べかすも木の実や草が付いてますからかなりネトネト、生成り色です。
それを何度も洗うそうですが、そのとき出てくる油は化粧品に使われたりするとか。
丸裸になった羊さんはまた毛が生えてきて、また刈られて、また生えて・・・・
を繰り返す。
羊の気持ちはわかりませんが、まさに循環型の天然素材ですよね。
来年の展示会では新しい素材の新しい生地でまた今までとは違ったものがお見せできるよう進んでいますので!

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