クレームその後

以前にお話したクレーム。

出来上がってきた生地に、色々と問題点があって、行ったりきたりしていましたが、ようやくはっきりしました。
生地メーカーさんからなんと6人もの人が現状を視察に来られまして、その方々の立会いの下で検証を行いました。
結局、試験反、つまりこんなのができましてこんなのを納めますよ、といった生地と実際納品された生地が、とてつもなくかけ離れていたわけではないにせよ
少々違うものが出来上がって納品されていたのです。
ですから、試験反のときには起きなかった現象がアレコレ起きて、現場が混乱困惑の連続だったのです。
なので再度検討をしてもらって試験反のときの状態に近づけるように、加工していただくこととなりました。
でも、現場からおかしいんです、と声が上がってからはや一ヶ月以上。
あちらはあちらなりに再検査をしたり、技術部に相談したりしてはくださいました。
こちらもこちらなりに現状を伝えたり、生地を送ったり、何度か来ていただいたり、どうにかして欲しいと催促したりしたのです。
ゼロにはどうやってもできないことですから。このくらいは許容範囲内です。とかテストでは見えなかったのですとか・・・・・
あちらも簡単には認めてはくださいません。
が、今思えばもっと強引ぐらいでも、いや強引にでもせっつくべきだったと後悔と反省です。
途中から関わったことだったので、前後がよくわからなかったとはいえ、やはり現場にも迷惑をかけたわけですし、今後お客様に多少お待ちいただかなくてはならないことが起こりうるかもしれないわけです。
「どうなっているんですか!!何とかしてもらわなくちゃ困ります!!」
と面と向かってはなかなか言えませんけど、言わなくてはいけないときがあるんですよね。
そうならなくてはいけないのだ、とまたひとつ課題を自分に持たせた出来事でした。

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