美しい姿

参観日に続いて、最後の運動会も終わっちゃいました。

運動会といえば、『応援団』が名物の学校で、毎年熱く熱く盛り上がるんです。毎年知っている子が結構応援団に入っていて、熱視線を送ってきましたが

今年は末っ子ちゃんの学年というのによく知っている子がホント少なくて、どの子に注目して、というのが正直あまりないので、

ちょっとつまんないなぁ、なんて最初思っていたんです。

でもね、すぐにそんなの即撤回です。大変失礼しました。ごめんなさいね、です。

もちろんよく知る子であれば、こちらも思い入れも強かったりがあるのも事実ですが

知らない子であっても、やっぱりその熱量や想いの丈はもうヒシヒシとビンビンと伝わってきて、目を離すことができません。手拍子をせずにはいられません。

どうしてこんなにも一生懸命になれるんだろうか、どうしてこんなにも美しいのだろうかと、目の奥が熱くなっていきます。

何度も足がガクッとなって、力が入らなくなるのを必死に立て直す姿もあって、その懸命な姿に手を合わせて祈るような自分がいました。

まわりの方々も、いつ助けに入るべきかどうか葛藤が続いたことと思います。

でも見事に最後までやり遂げて、「撤収~~~!!」という掛け声とともに走り抜けてグランド奥のテントへと消えてゆきました。見事でした。

また今度、がない一度きりのチャレンジほど怖くて儚くて苦しいものはありませんが、それにチャレンジしたことがある人にしか見えない景色と、味わえない達成感。

そして何より、一生忘れ得ない思い出と共に仲間が出来た彼らに惜しみない拍手が送られました。

三人目にして初めて、その拍手を受ける側にいない子の親を味わいましたが(笑)どちらもの立場や感覚を味あわせてもらって

どちらであれ、やはり懸命な美しい姿には感動があることを、体感させてもらいました^^




コメント

このブログの人気の投稿

帰省

ちょっとだけ、泣きました

退職のお知らせ