願いを込めて

「文章を追加して欲しいんですけど・・・・・・」

配送センターマネージャーから依頼がありました。

一部なんです。ごく一部なんですけれど返却の際に無造作に詰め込まれた状態で戻ってくるお洋服たちがいるんです。

スーツもブラウスも、ネクタイや手袋のような小物たちも全て一枚からでも見本を取り寄せて現物を確認してから購入していただけるようにしています。

写真だけでは判らない、サイズ表だけでは自信が持てない、どっちにしよう・・・・迷いますよね。

通販ですから届いてみてイメージと異なることは少なくはありません。ですから見本品ではなく、現物をお客様にお届けしています。

届いて、着てみて、納得できたなら、必要なものは手元に残し不要なサイズや、イメージの違った商品は同封している送り状を使って返却していただいています。

戻ってきた商品は、全て検品をして、プレスをし直して、袋も新しいものに掛け替えます。

その際にくしゃくしゃに丸まって、袋にもかけられず、無残な姿で戻ってくるお洋服たちが一部いるのです。

沢山サイズを取り寄せると、どれがどのハンガーにかけてあったか判らなくなることって、あると思います。

ですから、ハンガーはどれにかかっていてもいいですよ、と書いています。いずれにせよ検品してプレスをし直すので、どれにかかっていても大丈夫なんです。

でもハンガーにもかけてもらえず、時にはハンガーは何処へ?の状態で丸まって帰ってくる服たちを目にすると、やはり自信を持って送り出した可愛いわが子たちがこんな姿になって・・・・・

とたまらない気持になるんです。

注意書きにいっぱい文字を書いても読んでもらえないことが多いです。自分自身もそうです。

しかも多くの皆さんはちゃんと丁寧に取り扱って下さっているんです。

なのに、注意書きを増やして、赤文字だらけの注意喚起満載の用紙を増やしたくはないんです。

でも、書かざるを得ないということで、文章を追加して赤文字は使わず、色を変えてみました。 伝わるかしら。。。。どうぞ気が付いてね。伝わってね。。。と願いを込めて。


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