相手を想う
今日来てくださった担当者さんは、何かしら新しいものを持ってきてくださるので、お話をしてても楽しいのですが それは多分、何か新しいものを持ってきてくださるからだけではなく、ちゃんとうちの会社の事、商品群のことはもちろん、 例えば今の状況や、取り組んでいることなども頭に入れた状態で来てくださるからなんですよ。 今日も「中国の工場、順調に進んでいるようでよかったですね。」とさりげなく切り出してくださる。 あ、ちゃんと毎月出す社長のネットを読んでくださっているんだな、とこちらも単純に嬉しくなります。 先日来られた別の会社の方は、海外はどちらに工場があるんですか?から始まって、「福建省にあるんです」という答えに、その地名もピンとあまり来られていない感じでした。 ウーロン茶とか石が有名な地域で、なかなかアパレル関係の人には馴染みの無い地名ではありますし 滅多に来られない方なので、知らないことが沢山でも仕方ありませんが、滅多に来られないなら、それはそれで余計にくる際にはちょっと予習してきてくれていいのにね、 みたいになっちゃいます。 私もお客様のところへ訪問する際には、その会社のHPだったり書いておられるブログなどを読んだりして、何かの話のきっかけを持っておくようには心がけていますが やはりそれって、必要最低限のことだと。 これはある葬儀社の社長さんなんですけど、メールをくださった際にまるでここ福山に来たことがあるかのように福山の街の描写をさりげなく織り交ぜてくださっていて ビックリ&感動したことがあるのです。 以来私も、毎月書くハガキのネタに困った時などはその方のお住まいの地域のHPやその方の会社のHPを見て、話題を探したりしています。 やっぱり少しでも自分の事や自分の街ことまでを思い浮かべてくださった時間があったのだと想像すると、心に残るものだと思うのです。 そういう積み重ねだと思うのです。 折角の対面の時間を、一通のメールを、より有意義なものにするためにできることは、案外手軽にできるものが結構あるものなんですよ~。