集団疎開

水曜日は図書館で本を借りる日。

子どもたちが借りたい本と、親が読ませたい本の隔たりは、かなりありますが^^;
寝る前の読み聞かせてやる本は、親の都合と願望が優先。
昨日は久しぶりに主人が読んでやってくれてまして、私はその間に片づけを・・・・
「おやすみ~」という声と電気を切る音が聞こえると、主人はしてやったり顔で私に近づいてきます。
「あいつ、けっこうきとるぞ。あれはたぶん泣いとる。集団疎開の話で、本当にあった話らしい。あれはちょっとくる。うんうん・・・・あれはええ話じゃ。」
「泣きはしないでしょう。本当?」
ってヒソヒソやっていると、ふすまが開き、「トイレ」ととぼとぼ。
お風呂に入ろうと私は服も脱ぎかけてましたが、もしや、と思い「ちょっと一緒にいようか?」と声を掛けると
もう目がウルウルで、涙が溢れんばかり。
「うん」っていったとたんに嗚咽をあげて泣き始め、一緒にお布団へ・・・・・
何かを話しかけると余計に声を立てて泣き始めます。
大丈夫、大丈夫よ、と、どのくらいトントンなでなでしたでしょうか。
『お母ちゃん、お母ちゃーん、むかえにきてー』 
                     奥田継夫・作 梶山俊夫・絵 小峰書店

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