?の続き

通夜式での?の続き

焼香を親族の方からされますよね。
その後順次案内されて参列者が前に進むわけですが、その時喪主とご家族の方は脇に立って、焼香を済ませた人から順に挨拶を受けられていました。
それでなくてもお疲れのご家族、しかも奥様はご高齢。
焼香の間中立っておられて、式が終わってもまた脇に立たれてご挨拶。
その式場での進行はそうなっているのでしょうけれど、これって当たり前のこと?
ゆっくり座ってお経を聞くことも無く、ずっと頭を下げっぱなしの奥様がなんだか気の毒で・・・・2回も挨拶の場面が必要なのでしょうか。
私語がたくさんの式が何とか終わるとナレーションが
「故人様と直接お別れをされたい方は、準備をいたしますので今しばらくお待ちください。」
手早く道具が脇に寄せられ棺が回転して、顔の部分の扉が開けられました。
人の流れの成り行き上、私もお顔を見せていただきましたが、やはり列を乱してでも帰ればよかった、と後悔しました。
やはり闘病後のお顔は、辛いです。
しかも生前、大柄で豪快ではつらつとした、人に有無を言わせないようなタイプのお方でしたから、余計に寂しいものがありました。
思い出の中のお元気なイメージのまま胸にしまっておきたかったと、私が思うくらいですから、ご家族やご本人はなおのことそうだと思います。
なんだか、見せ物といっては失礼なのですが、あのおしゃべりな人たちが会社に帰ってまたあーだこーだ言いふらす姿を思うとまたまたご家族が気の毒で。
式の手順にこのお顔を見せるように組み込まれていて、はずすことができないのでしょうか。
はずすことはできると思います。
はずすことができる事をちゃんとご家族に伝えて差し上げたのでしょうか。
その後またナレーションが
「ご当家より、心ばかりの品がご用意されておりますのでどうぞお持ち帰りください」
スタッフの方から半ば強引に手に押し込まれもって帰ったのは焼き菓子。
裏を見るとグループ名が
通夜でこのようなものを頂いたのは初めてです。
例えば故人がお菓子職人だったとか、日ごろから愛用していたもの、とか何かゆかりのあるものをどうぞもって帰ってやって下さいと、ご家族の方が用意されるのならわかります。
これは明らかに葬儀社さんが提案されたものです。
どうしても???が増えるばかりの通夜での出来事でした。

コメント

  1. こんにちは。
    今回の内容はチーフ様のお感じになられたのは当然な思いだと実感しています。
    ・ス・ス・・?>についてですが、その?について式場の方々がそう感じてないこと自体が問題だと思います。
    以前おしゃべりが気になり久世社長にご相談致しました。開講された久世塾でその対応が示されました。見事な動作を交えて。
    この場でのご紹介はご遠慮させていただきますが真剣に考えてるか知らぬ顔をしてるかがとても問題ですよね。
    全てが故人様を想う心からの動作だと・・。
    お棺の中の故人様とのご対面はご遺族の皆さまのご希望がなければご案内は致しません。
    実際にあったのですがお孫様が知らない人たちがお祖母ちゃんのお棺に続々と集まりかけたときに大声で「僕のおばあちゃんはみせものじゃない!」と。
    そして昨日私が担当させていただいた式場でのこと。
    お通夜のお勤めが終了したのちご弔問の方が「お顔見せて下さい」と私の所へ。開式前にご拝顔させていただいた際には湯棺もされてとても綺麗なお姿でしたのでご遺族にお断りをして先にお棺の蓋を開けると口元から流れ出るものがあり、すぐに担当者に伝えたにも拘わらず処置するまえに「どうぞ」と。見られた方も故人様も悲しみが二重になられたはず。こんな場があるのが悲しいかな現場なのです。もっと寄り添いながら同じ気持ちで接することができないのか・・・憂鬱な思いです。
    ・ス・スチーフさまが参列された式場はたぶん全国に展開された式場だとおもいますが私もこの系列の式場に参列した記憶が蘇ってまいりました。>
    チーフ様が今回書かれた内容は当たり前の事でありこの当たり前の事が出来ないのが実情かも知れません。とても考えさせられました。観点が的に命中ですね。襟を正して見つめ直しです。
    久世社長の担当なさるご葬儀一度参列されるといいですよ。「不思議な世界」ですから!感動です!
    長分になり申し訳ありません。
    実はこの度ブログを閉じた事をお知らせするのが遅くなり・・たわいのないブログに(コラム時代から・・)ご訪問下さり心から感謝申し上げます。
    愛用のパソコンに不具合が生じたりで。
    また再開できることになれば再会して下さいね。ネットで!
    では貴社の益々のご発展とご家族皆さまのご健康をご祈念申し上げお礼の言葉とさせていただきます。
    ・ス・スまた伺いますね>

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  2. hayu様
    心のこもったコメント、ありがとうございました。
    「ぼくのおばあちゃんは見世物じゃない!」
    という叫びは、痛いほどよく分かります。
    裸の王様と比べるのもおかしいかもしれませんが、大人になると口にすることは出来ない、子どもの素直な言葉はまさに本物だと思います。
    今日もある資料で棺の中にあるご遺体をカメラや携帯で撮る人が増えてきているというものがありました。
    ・ス・ス0、30代で特に多いとか。
    私には信じられません。
    我が親だったら、自分自身だったら・・・・と思うとどうなのでしょう。
    想像力の低下はその人だけの問題や責任ではないとは思います。
    でも時代や世の中のせいだけにはしたくありません。
    hayu 様とネットでいろいろお話を続けたかったのですが、ブログを閉じられたのですね。
    寂しい気持ちでいっぱいですが、きっとまた戻ってきてくださると信じています。
    ・ス・スCも人間も時にはメンテナンスが必要ですものね。
    どうぞここへは時々立ち寄ってくださいね。お待ちしています!

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