私語

結婚の際に、仲人をしてくださったご夫婦の旦那様が亡くなられました。

主人の父と親交の深かった方で、ご自身で会社を興され大きくされた方でした。
全国版のグループ会社のホールで行われた通夜式でしたが、たくさんの?を持って帰ってきました。
まず私語が多い!!
男性がほとんどでしたが、やはり会社をされているということでお付き合い関係が多いせいもあるのでしょう、
おっ、とかやぁ、とかあちこちで会釈が交わされ、お経が始まってもあっちでこしょこしょ、こっちでざわざわ。
花輪を指差してあーだこーだ、○○さんは来ているかだの来てないかだの。
誰々と誰々が同期で、とかどこどこがあの頃はどうだったこうだった、なんてお経が始まって続くのです。
どうして???
ご住職様の叩く鐘の音がなんだか、「黙れ!」「黙れ!」
と、心なしかきつくて怒りがこもっているように感じたのは私だけではないはず。
わたしの隣の男性からは、私語の多さのせいか、なんとなく苛々したようなあきれたような空気が伝わってきましたが、最後のほうは一緒に南無大師遍照金剛を唱えられ始め、精神を統一し、亡くなられた方に一生懸命心を伝えようとされていたようでした。
大の大人が30分の間をどうして心静かに過ごすことが出来ないのでしょうか。
義母の葬儀を出した際、「義理で来て欲しくない、家族だけで」と強く望んだ義父の想いが一層よく理解できました。
しかも、思っていたよりも参列者の方が少なかったのです。席もだいぶ余っていました。
それも、ご遺族にとっては寂しいこと。ならば、空いている椅子を下げてしまうとか・・・
無理ですかね。でも何か配慮できないものでしょうか。
参列される人数なんて誰にも予測がつかないことですし、仕方ないのですけれど、なんだか全てにおいてご遺族の方が気の毒に思えてならないことだらけでした。
次の?はまた明日に。

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