緑茶

温かい飲み物が恋しい季節が近づいてきました。

昨夜は子どもが寝静まってから、久しぶりに主人と借りてきた映画を見ました。
大事に取っておきすぎて、賞味期限がちょっぴり過ぎてしまった、上等な頂きものの最中と、あったかい緑茶でゆったりとした時間を。
[清涼飲料水市場が伸び悩む中、成長を続けるペットボトル入りのお茶。有力メーカーがこぞって春先に新商品を投じ、大々的な販促活動を展開した。
そんな「緑茶戦争」を制したのは伊藤園。]
という記事が流通新聞に載っていました。
日本のお水は衛生的にきちんと処理されているのだし、お茶も我家で簡単に出来るもの。
経済的に考えれば、わざわざ買わなくても・・・
と思っている人も少なくないはず。かくいう私もその一人。
けれど出かけた時や、ちょっとした時、子どもにどうせ買うのならジュースよりはお茶を。とお茶を買う機会は実際はよくあります。
確かに買ったお茶はいつも均一においしいですし、ペットボトルならふたもできます。
そんなこんなで、今やペットボトルのお茶はなくてはならない存在になっていますが、そんな中、一番売れているのが伊藤園の「おーいお茶」
勝利の要因は、周到なマーケティング。
中でも一番のポイントは大幅刷新をしないこと。とありました。
1989年の発売以来今回初めて刷新したけれど、変わったのは香りのみで、味も外観デザインも基本的には変えなかったそうです。
「生茶」が味やボトル形状など多く改善したのとは対照的。社内でも、もっと変えなゃという声が多かったそうですが、あえて香りが薄れにくい手法だけに絞って、他は変えないで取り組んだそうです。
ロングセラー商品だけに、味や外観に愛着を持っているファンが、安心して買うことができた、というわけです。
というような分析がしてありました。
新しいことにチャレンジする勇気もあれば、変えない勇気というものもあると思います。
どちらにせよ本来の軸をずらさないでいる、ということが大前提にあるのだと思います。
初心忘れべからず。
そうそう、「あなたー、お茶よ」というお茶を新婚旅行先のフランスで幕の内弁当と一緒に配られたことがありました。お互い初々しく楽しかったなぁ。
夫婦間も初心忘れべからず、ですね。

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