おばあちゃん

それはそれは久しぶりに、おばあちゃんの夢を見ました。

おばあちゃん、ちょっとこぎれいにしてて、旅行に一緒に行っている、というような設定でした。

朝起きて、そうだ、もうすぐおばあちゃんの命日だ、と。

明治生まれで8人の子どもを誰一人戦争でも、病気でも失うことなく育て上げて、でもその子どもも、いまとなれば3人になり

一人は遠いブラジルへ、一人は大阪、一人は施設、母のことを思い出すより自分のことで精いっぱいで暮らす世代になりました。

おばあちゃんのことを思い出す人は、段々と少なくなっていきます。一緒に暮らしていた私ですらも・・・

寂しいようにも思うけれど、自然なことでもあります。でも子も孫もそれぞれの心中では母親のことおばあちゃんのことを思い出すことも、きっとあって

それぞれの胸の中に、様々なカタチで生き続けているのだろうな、と思います。

今日は彼岸の入り。

週末は引っ越しで行けないので、今日お墓参りに行ってきました。お天気も良く鶯がもう鳴いていて、あちこちに、お墓をきれいにしておられる高齢の方々がおられました。

その人ごとに、親に対する想いやお墓に対する想いも様々と思いますが、

私が今、ここに居るってことは、両親がいて、そのまた両親がいて、そのまた両親がいた・・・・ってことを思い出すことって

やっぱり、大事だな、とおばあちゃんの夢を見た朝、すごくそう思って、おばあちゃんの写真は飾っていないけれど、父の写真に向かって、ありがとうと手を合わせました。

お彼岸とか、命日、とかそういうことのやっぱり大事な日じゃないかなぁ。

夢に出てきたおばあちゃんが、お洒落してて、嬉しそうで、あ~よかった、と思ったのでした^^

 

 

 

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