朝ドラ

幼い頃からの習慣で、朝の連ドラを見てから一日が始まる・・・・

おぼろげながら「鳩子の海」くらいからすでに記憶があるのですが^^;今はBSで早い時間にしてくれるので朝食を食べながらほぼ毎日見ております。

今の作品、只今16歳になったばかりのヒロインの娘が思春期の真っ最中ということで、仕事ばかりの母に寂しさを感じたり期待を裏切られたり、すれ違いが多く反抗中。

「仕事、仕事いうて、自分が好きなことをしてるだけでしょ!」

母親と娘のやり取りを見ながら、ストーブの前で着替えながら見ている末っ子ちゃんに

「君も、寂しかったかい?」と聞いてみました。

は?ワシに聞いとる?って不思議そうな顔をしてすぐに、「慣れとったし。」と一言。

そしてすぐに「わろた。」と一言。

私も両親が仕事をしていましたけれどそのことで寂しいとか、家にいてくれたらいいのにとか思ったことは正直ありません。

でもそれは、おばあちゃんもいたし、姉もいたし、いろんな人の出入りも多く、本当に誰も居ない時は、やった~誰もいない~好きなことできる~!テレビも見れる~!ってくらいに思ってました。

でも、カギを開けて誰もいないマンションに帰るというのは実際のところどうだったんでしょうね。

本当は先日テレビで東大出のおかぁさんの子育てで、子どもが帰ってくるときには必ず家で待つために、敢えて時給は安くてもパートでやりくりをしている、という番組の場面があり

その時に隣でご飯食べながら見ていた長男君。何気なくついていただけだと思うんですけど、あまりに黙ってじっと見てたので「おかえりって、うちに居て欲しかった?」って聞きたくて、でも聞けなくて

そして今朝また似たような状況に、末っ子ちゃんにならサラッと聞けるかも、と思って聞いてみたんです。

といっても、うん、寂しかったよ、と言われても、たとえ平気だったよと言ってくれたとしても 今更もうどうにもできないことなんですけどね。

一体私、どんな台詞を期待していたというのでしょう・・・・・・

浅はかだったなぁ・・・・・・

本当はどんな風に感じ、どんな想いでいたかは知る由もありませんが、それでも今こうやって今、普通に一緒にご飯を食べ、学校に行き、おやすみって寝て、おはようさん、って過ごせているって

すごいことだよな、と。

映画「この世界の片隅に」、ではないけれど何気ないこの日常はすごい奇跡の連続なんだよなぁ、と朝ドラを見ながら、再確認するのでした。


















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