ひな祭り
今日はひな祭り。
娘が居てもお雛様は段ボールの箱の中・・・・・が続いてしまっていたのですから、大学に出ていなくなった今年も勿論段ボールの中。
絶対出さなくなるから、大きいのは要らないと三段にしたのにこの有様です。
姉の癌が判って一度目の退院をした春に、姉の七段飾りを物置の奥の奥から出してきて、姉と二人縁側で出したのがもう19年前。
カウントダウンを感じざるを得ない状況に、どうしても出してあげたくて、
何十年かぶりにもうすぐ1歳になる私の娘と3歳になる姉の息子と四人で、アレコレおしゃべりしながら飾りました。
二人とも無茶をせず、そ~っとそ~っと大事に大事に見たり触ったりしてましたっけ。
今日みたいに本当に明るい日差しの入る縁側で、四人で万歳して写した写真が残っています。
あの時姉はどこまでどう自覚をしていたのでしょうか。もう知る由もありません。もちろんその時聞く術もありません。
そういう時には無理をしてでも何があっても、行動できるのに、日々の暮らしの中で、ま、いいか、とそのままやり過ごしてしまうのは、何もないからこそで、もしかしたら有り難いこととも言えますが
やろうと思えばできることをしないでいるのは、やっぱり横着というかダメだよなぁ、って思うことも多々あります。
物事にそれぞれ優先順位はありますから、何もかもは無理ですけれどさすがにお雛様も少々拗ねているような気がします。
私のケース入りの小さな雛飾りはいったい実家でどうなっているのでしょう。
光を見ているお雛様の方が断然少ないのかもしれませんね。お雛様、せめて心寄せて思い出すことで許して頂戴ね。。。。。。
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