おかえり

帰ってきた娘をそのままピックアップして、お墓参りへ。


「おかえり~」という口々に出てくる言葉に開口一番「うわっ!なにその声!!」

声変わりをした末っ子ちゃんの声に驚きを隠せない姉。そこからもう止まらないおしゃべりに、何度父さんの「ちょっと黙れ、やかましぃんじゃぁ」が発されたことか(笑)

言われ慣れているものですから、ちっとも効果は無く「あれぇ、とうさんなんかイライラしてる?」ですって。

相変わらずのペースに巻き込まれつつ、賑やかにお墓参りも済ませ、弟の買い物に便乗して自分の服もゲットし、久しぶりのまわるお寿司にも行けて、万々歳の様子が

途中から、急にトーンダウン。

何故か発熱^^;

とりあえず、寝なさい、と私のベッドへ。

おでこに手を当ててやりながら、「このくらい大丈夫、大丈夫」、なんて言いながら、なんだかんだ言いながら気張ってこの一年過ごしてきたんだろうなぁと

布団にくるまって寝ている姿はまだまだあどけなくて、なんだか急に愛おしくなりました。

言葉を発し始めたころから口癖は「じぶん、じぶん」

何でも自分でやってみたい人で、張り切り屋さんで、自分で解決してきた人が珍しく甘えてくる様子に、ビックリしましたが、ふと

自分はこの子にとって、どんな親だったんだろうか、と考えてしまいました。

こうやって手当をしてやれるのも、もうあとどのくらいあるのだろうかと思うとなんだか悔やまれるというか、切ないというか・・・・・

もっともっと抱きしめてやればよかったと、もっともっと手をつないでやればよかったと、もっともっと甘えさせてやればよかったと、もうどうやっても戻ってこないあの頃あの時・・・・・・

改めて我が身を振り返ったり、我が親へ想いを馳せたり・・・・・

命と共に、こうやっていろんな想いやいろんなことが、繋がっていくんですね。











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