つづき・・・・



百人一首の宿題騒動。

参加者は母と末っ子ちゃん二人きり。しかしながら、彼はそこまでサクサク取れる風でもない。10000回も書いたのに。

と思ったら、母の早とちり。一句につき10回ずつ書く。100×10で1000回でございました。

な~んだ、10回ずつ書いたくらいじゃそんなに劇的に覚えているわけがないですよね。

「ゆうて、一晩で1000回書くのはかなりのもんよ!!!」と末っ子ちゃんは言ってましたが、いずれにせよ、期日を把握していなかった彼が悪いことには変わりありません。

そして、もう一つ、母として許し難い発言が。

専用の書く用紙を50枚もらっていたそうですが、食べ物が落ちて汚れてしまい、49枚しかなかった末っ子ちゃん。

コピーしようとは思ったそうですが、両面コピーのやり方が判らずそのまま月日が流れ前日になったので、結局提出したのは49枚。

「先生に用紙をもらおうと思って教科室に何度か行ったけど、先生に会えなかったのでもらえませんでした。ということにしようと思う」と自慢気に言う末っ子ちゃん。

「で、実際のところ何度も行ったの?」「んなわけ。」「行ってないんでしょ。」「もち」

「嘘はダメでしょう!」叫ぶ母。

「たとえ、上手くもしその場は逃れられたとしても、絶対神様は見ているからね。ちゃんと正直に打ち明けてたら

テストになってあれ、ここは月だったっけ?いや雪かな?桜かも?って迷った時に神様に助けてもらえるってもんよ。」

「いや、実際のところ先生めったにおらんもん」

「いやいや、違う違うそういう問題じゃないよ。嘘は絶対とこかでばれるから。自分がしんどくなるだけなんだって!汚したから、違う紙に書きました。って言えばいいだけのことじゃん!」

「そしたら、もう1枚書かんといけん。」「いや、そこが大事でしょう。」

子どもにありがちですよね。いや、大人もかな。とりあえずなんとかその場をしのぐ方法って面白いくらいに湧いてくるんですよね。でも、結局痛い目に合う^^;

何とか少しでも楽をしようとする知恵を働かせるのがすこぶる上手い末っ子ちゃん。対して地道に真っ向からしかできない長男君。

人道的見地?からいくとどうしても長男君の方が良い人に思え、末っ子ちゃんはずるい人に思えます。

でも、それもそれぞれの特性をどう活かすのか、ということでマイナスに思えてしまうこともプラスに変えることはできるのです。

とはいえ、嘘はいけません。あと1枚、なにがなんでも書いてもらいましょう。

そして、今夜も百人一首大会は続きます。



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