願掛け
「おまえ、ちゃんと風呂から上がる時は洗面器を揃えろゆうてよ~ろ~がぁ!」
お風呂場から父親のお怒りモードの声に「ふぁ~い」と気のない返事の末っ子ちゃん。
「兄ちゃんみてみぃ、ちゃんといっつも出来とろ~がぁ!」
「あ、それ、褒められているのに申し訳ないけど、単なる願掛け。しかもワシ洗面器蹴っとるし」と笑いながら答える長男君。
「え?蹴るって?」慌てて聞く私。
「お風呂のいすに、大きい方の洗面器を置いて、すくう方のちっちゃい桶みたいなのを足で蹴ってうまく上向きにはいったら、次の日は最強の日になる!という願掛け。」
なにそれぇ、そんなことお風呂場でしてんの?!って大笑いしたんですけど
あとで、長女にその話をすると大笑いしつつも、「もしかしたら、それって本当はしてないけど、弟をフォローするっていうか空気を和ますために、言ってみただけかもよ。」と。
なるほど長女、よく解ってる!そうなんですよ、長男君は空気を察知する能力だけはずば抜けていて、いや~な空気にならないようにさりげな~く、相手にも気が付かれないような独特のトークで雰囲気を変えてくれるんです。
それでたとえ自分にとばっちりが来ても、さらっと、素直に怒られたり、いや、失敬!とか言って自分が道化師役になったりして、くさったりしないんです。
たぶん自分では気が付いていないというか、深く考えてそうしているわけではないと思うのですが、 彼の素晴らしい特技なんですよね。
なんでそんな子になったのか、いつからそうなったのか不明ですが、わが子ながらえぇ奴やなぁ~と思います。
そんなこともあり、野球もコツコツ頑張っていることもあり、ついつい私彼には甘いんですねぇ。
二年後彼もまたこの家から巣立つときに、ある程度困らないように、手出しする部分を少しずつ減らさなきゃね、と思う今日この頃です。
お風呂場から父親のお怒りモードの声に「ふぁ~い」と気のない返事の末っ子ちゃん。
「兄ちゃんみてみぃ、ちゃんといっつも出来とろ~がぁ!」
「あ、それ、褒められているのに申し訳ないけど、単なる願掛け。しかもワシ洗面器蹴っとるし」と笑いながら答える長男君。
「え?蹴るって?」慌てて聞く私。
「お風呂のいすに、大きい方の洗面器を置いて、すくう方のちっちゃい桶みたいなのを足で蹴ってうまく上向きにはいったら、次の日は最強の日になる!という願掛け。」
なにそれぇ、そんなことお風呂場でしてんの?!って大笑いしたんですけど
あとで、長女にその話をすると大笑いしつつも、「もしかしたら、それって本当はしてないけど、弟をフォローするっていうか空気を和ますために、言ってみただけかもよ。」と。
なるほど長女、よく解ってる!そうなんですよ、長男君は空気を察知する能力だけはずば抜けていて、いや~な空気にならないようにさりげな~く、相手にも気が付かれないような独特のトークで雰囲気を変えてくれるんです。
それでたとえ自分にとばっちりが来ても、さらっと、素直に怒られたり、いや、失敬!とか言って自分が道化師役になったりして、くさったりしないんです。
たぶん自分では気が付いていないというか、深く考えてそうしているわけではないと思うのですが、 彼の素晴らしい特技なんですよね。
なんでそんな子になったのか、いつからそうなったのか不明ですが、わが子ながらえぇ奴やなぁ~と思います。
そんなこともあり、野球もコツコツ頑張っていることもあり、ついつい私彼には甘いんですねぇ。
二年後彼もまたこの家から巣立つときに、ある程度困らないように、手出しする部分を少しずつ減らさなきゃね、と思う今日この頃です。
コメント
コメントを投稿