落語

娘の学校の教育講演会。

毎年映画上映だったり生演奏だったり、いろいろでしたが今年は落語と漫才と伝統芸能。今年で最後ということもあり、個人的にも落語を聴いてみたくて、漫才のナイツもそりゃ生で見ておきたいよね!と行ってきました。

初めて落語を生で聴いたんですけど、やはりお師匠さんと呼ばれる方の落語ってすごい!!!

なんでしょう、お一人の声だけなんですけど、だんだんその登場人物が見えてきだして、動き出して、お祭の風景とその先の路地まで見えてくるようで、ワクワクしてしまいました。

最初は、前座の若い方に比べて聞き取りにくいかな、と思ったのですがそんなのはただの思い過ごしというか、それも計算の上というか

その声含めてみんなの笑いの声でかき消されそうになりながらならない間の取りとか、仕草とか、ただただ引き込まれてしまいました。

中高生たちも、きっと自分の小さい頃とか身の回りにいそうな子どもの事とかをそれぞれが思い浮かべていたと思うんですけど

嬉しそうに手をたたきながら笑っていましたよ^^

想像力、ですよね。

世界中の秘境も美しい風景もネットを検索すれば高画像高画質で見ることができますし、骨格から声が復元できたりとか、何でもできちゃう現在です。

本を読んで想像していた人物と映画で俳優さんが演じた時のイメージとがピッタリだったりかけ離れていたりで感動したりがっかりしたりもありますけど、でもやっぱりその作品に映画から入るのと原作から入るのでは

想像の範囲が全く違ってくると思うのです。

想像力は創造力に繋がるように思います。その環境を用意してやるのは親でもあり学校でもあり社会でもありますね。

何を子どもたちに与えるのか。遠回りは大人もしんどい。でも、遠回りしたからこそ見えてくるものは無限かもしれません。











コメント

このブログの人気の投稿

帰省

退職のお知らせ

卒業