適量

先日受けた講習の講師の方から、お電話をいただきました。ちょうどこの現象はなぜ起きたのだ?という問題を抱えていたので商品を送って見ていただいたのです。

専門的な言葉が次々出てくるので、必死に聞きながらなるほどなるほど、と。

結局今回の場合は明確な決め手となる原因が残念ながら見つかりませんでしたが、生地そのものや道具や水など、使っているモノに問題はないであろうということが分かったので、その部分においては一安心。

考えられる物理的原因のいくつかを教えていただいて、今後気を付けていくように徹底する、ということでこの度は一応ひと段落。

この件とは別なんですけど、先生のお話しでなるほど~それは皆あるよな、ということを一つご紹介。

洗濯洗剤。皆さん指定の量を守っていますか?

年々コンパクト化して、これだけの量でいいの?っていうくらい少しの洗剤でOKになってきてますよね。人って、その量でいいと書いてあっても、もうちょっと入れるともうちょっと効果があるかも、とかホントにこれだけでいいの、とかいう心理が働いて

みんなちょっとずつだけ指定の量より自然と多く使っているのだそうです。

それが毎日積み重なると、やはり良い効果は何一つ起こらず、どちらかというとマイナスの要因になってしまうそうなんです。洗剤が繊維に残るのは服にもお肌にもよくないですよね。

そして、柔軟剤。もうちょっとふんわりさせたい、もうちょっと香りが、とついつい多めに入れて、全自動だからふんわりさせなくてもいいモノにも使うことになったりして

タオルだけなら問題は無くても、衣類にも柔軟剤を使い続けると糸がどうしても動きやすくなってちょとした力が加わった時に破れたり裂けたり、ということが起こりやすくなるそうです。

確かにお直しやクレームで返ってくる商品の多くに、封を開けた途端強烈な香り、ということが少なくありません。

(あ、リフィンのお客様の場合はお線香の香り~が漂います!)

もちろん柔軟剤だけが原因ではありませんが、指定量よりついついちょっと多く使う、という心理は解らなくはありませんが

やっぱり何事も適量、がとても大事なんだそうですよ。

週末は普段できないものを洗濯される方も多いかと。洗剤の量にはお気を付けくださいね!!

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